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▲環境事務組合の環境調査、平成20年から同じ業者が落札。あなたは談合の疑いを持ちませんか?

なぜ、談合が疑われないような入札制度を作ろうとしないのだろう?

 先週一般質問が議会で認められ、睡眠時間を減らして準備したのに、今日はやめに・・・とか、当局が談合してないと言っているんだから・・・とか、ヤジが飛んだりとか、当局側で質問中にひそひそ話があったりとか、議会としての機能不足を感じる議会でした。

以下。経過報告です。
◆先週金曜日に一般質問を認められました。


 1ヶ月ほど前に、一般質問の申し入れをしました。
 機会運営規則では、一般質問の許可は、議長の判断でできることになっていますが、議長は他の議員の意見を聞いて決めたいと、会議に掛けました。(議長が独断で決めても問題になったと思うので、これはよかったと思う)

 その中で、賛成する者、反対する者がありましたが、議長の判断にゆだねるということで一般質問が出来ることになり、質問内容の通告もその日に終えました。

◆緊急一般質問として、賛否がとられ、議会として発言が認められましたのですが、スタートでつまづき。

 平野議長「緊急一般質問の申し出が吉川議員から出ていますが、賛成の方は挙手願います」で、賛成7名反対2名と賛成多数で通りました。
 すると管理者であるあま市長から「一般質問は認められない。聞いていない。緊急性の説明がない」と異議を唱える発言があり、審議がストップ。(一般質問があるから、30分議会の開催が早くなったはず。なぜ今こうした発言があるのだろう?)

 議会で認められ、事前通告や進め方については、議長・副議長・組合次長と調整済みで、プロセスを踏んできているので、私が説明する立場ではなく、議長が進行の判断するものなので黙っていました。
 暫時休憩となり、議長から[一般質問はやめてくれ」と話しがありましたが、私は「先ほどの賛否は、どうされるのですか?今更やめられませんよ」と議長に申し上げ、議長に判断をゆだねました。

 傍聴者が10名くらいあり、マスコミも来ている中、傍聴席と市長が言葉を荒げる場面もあり、記者がパシャパシャとシャッターを切る場面もあり、どうなることかと驚きましたが、結果として一般質問が認められることになりました。

 なぜこんなことが起きたのだろう?
 一般質問をやめさせたいという力が働いたとは思いたくはないが、組合の総務課が、組合のとりまとめ役、議会事務局的役割、各市長のとりまとめ役と3つの役割を担っており、それぞれへの調整ができていなかったことが問題だったのではないだろうか。
 
◆やっと一般質問スタート!!!!!!!!!

 事前に資料を配付しての質問をしました。
 これをみれば、談合の疑いを多くの人が持つと思うのですが,「質問前の大混乱」で出鼻がくじかれ、資料を理解しよう、談合を減らそうという気持ちで聞いて頂くスタートが切れなかったことが残念!!!

 また、負担金を少しでも減らしたいと言う面で、一部事務組合の中では、市長と同じ立ち位置だと期待していたのですが、私の独り合点だったのかもしれません。しかし、わかりやすい資料を作りましたので、構成自治体の市長として改善をしていって欲しいと思います。

平成20年から10年間、同じ業者が落札し続けていることを、組合は認めました。

 組合が調べたのは、平成20年からなので、それ以前から同じ業者が落札し続けているのかもしれません。

平成28年は、落札率100%が7事業あります。

 10円のくらいまで一致する落札額です。多くの方が談合の疑いを持つのではないでしょうか?

・なのに、組合は「談合があるとは思っていないから、調査も対策もする必要ない」の答弁の繰り返し。

 みつこは思いました 
 10年同じ業者が落札し続けようが、落札率100%であろうが、談合はないと言い切る組合。競争原理が働かない入札で、仕事を独占することは独占禁止法に触れることであるのに、談合はないと断言する根拠はどこにあるというのだろうか?疑われないようなしくみにするのが、行政の責任だと思う。また、複数年にわたりこのような落札結果を看過し調査もしなかった管理者の責任も問われると思った。

 議長からは、「組合側は、談合がないと言っているのだから同内容の質問をしないように」と注意ありましたが、あの手この手で少しずつ認めさせるのが一般質問だと思います。また、「談合を決めつけるような発言をしないように」とも注意がありましたが、私の言葉不足の面もあったかもしれませんが、「談合の疑いをもたれないようなしくみに変えていくべきではないか」と質問したつもりですが、これも「談合はないと言っているのだから・・・」と制されてしまいました。そもそものところがご理解頂けなくて残念でしたが、機会があればしっかりと聴いて頂こうと思いました。

◎組合は、平成28年度低落札率で契約した測定業者を契約違反と非難。平成29年度の指名入札からはずす!

 この業者を、平成29年度には指名からはずしています。本当に不正があって外されたのか、それともいつもの業者に戻したいという意図が組合にあったのか、見極める必要があるので、質問しました。

 組合からは、ダンピングという言葉で、答弁がされました。また、仕様書通りの測定がされず契約違反であること。そして、15年にもなる塩田清掃工場時代にあったことをあげて、組合内部でよくない思いを持っている者が多く、良くない評判もあることなどで指名を外したとの答弁がありました。

 みつこは思いました 

 約90の検査が委託されており、確かにそのうち3このミスがありました。
 間違いがあってはなりませんが、組合は10年以上も同じ業者に委託してきており、毎年職員から説明しなくても仕事がまわっていく環境ができあがっている中、新しい業者には丁寧な指示が出されたのだろうか?仕様書の不備があったのではないか?90以上の検査行為のうちの3つのミスがあり、それも業者負担で測定がし直されています。それが指名を外すほどのペナルティーなんだろうかとも思いました。

 競争原理を無視して、仕事のしやすさから入札談合の疑いを見過ごすことは許されないのでこれからもしっかりと調べていこうと思います。

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11月21日(火)のつぶやき

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