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▲ファミリーサポートセンター運用、国が明確化。支援の巾が広がります

 すでに愛西市・稲沢市・津島市のファミリー・サポート・センター事業では、実施されてきたことですが、厚生労働省が文書で以下のことを明文化しました。

1.< 子どもの預かりの場所>=====

 児童館等、ファミサポ事業の施設での預かりはOK!!!
 ファミサポが施設を持って、そこで預かるのもOK!!!

●(現行)

子どもを預かる場所は、原則として援助を行う会員の自宅
とすること。

ただし、子どもの預かりの援助を行いたい者と援助を受け
たい者との間で合意がある場合は、この限りでないが、ファ
ミリー・サポート・センターが借り上げた施設において子ど
もの預かりを行う場合は、当該事業の対象外
とする。

●(改正)

子どもを預かる場所は、会員の自宅、児童館や地域
子育て支援拠点等の施設、その他子どもの安全が確保
できる場所
とし、両会員間の合意により決定すること。
 
なお、ファミリー・サポート・センターが借り上げ
た施設における預かりも可能とするが、当該施設の賃
借料や備品購入等に係る経費は、補助の対象としない。



みつこは思いました 
 名古屋市では、ファミサポ会員さんがあずかった子どもを子育て支援センターに連れてくることもできなかったと聞いています。
 一方、愛西市・稲沢市・津島市では、保護者が子どもの世話をする代わりのするのですから、保護者の合意を得て、児童館や公園に遊びに行きながら時間を過ごすことが、ごく当たり前にされてきました。
 また、ファミサポの施設での預かりが認められることにより、ファミサポでの病児病後児預かりが更に進むことが期待できます。


2.< 病児・緊急対応強化事業 >=====

 病後児だけでなく、病児預かりもちゃんとやりなさい!!!
 周辺市町村の人も利用できるよう、会則を定めなさい!!!

●(現行)
ただし、アについては
必ず実施すること
。 

ア 病児及び病後児の預かり

●(改正)
ただし、アに
ついては必ず実施することとし、病児及び病後児の双方を対
象とすること。


ア 病児及び病後児の預かり

みつこは思いました
 もちろん愛西・稲沢・津島市は、実施されていますが、以前、県下のファミサポを調査したときには、病後児だけしか支援していない自治体がたくさんありました。そのとき思ったことが、「病児」と「病後児」はどこで線引きするの?「健康児」と「病後児」は?ということで、病後児しかしないということは、健康児しかしないと同じことではないかと。 

3.< ひとり親等すべての家庭への支援体制>==
 
 優先的に利用できるようにしなさいと、明文化されました。

みつこは思いました
 これは、とても不十分だと思いました。
 利用料がかかるが故に、登録に至っていない世帯が多いのです。低所得者でも標準家庭に近い上部のみしかこのファミサポにたどり着いていない現実を、国も市町村も考えるべきです。
 上部の数人が助けられたから「良し!」と評価してはならない。本当に困っている人が助けられてはじめて評価に○がつくと思います。

 ひとり親家庭の利用に、利用料補助を!!!

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6月9日(土)のつぶやき

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