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▲一般質問のご報告「高齢者世帯がゴミ出しで困っている!」

高齢者が少しでもながく
自宅で暮らし続けられるために!

 市は「共同共同」と言う。「共同」はもちろん大切だが、市は市民に責任を負わせすぎではないか。市民にも限界がある。市もできることはすべきではないか。

ゴミ出しで困っている世帯が増えている!

質問❶ 75歳以上の「高齢者夫婦世帯」と「一人暮らし世帯」の数は? 

 答弁は・・・。「2954世帯。ひとり暮らし=1650世帯。高齢者夫婦=1304世帯」

 みつこ :75歳以上の人口が約1万人なので、4~5割の人が高齢者だけで暮らしていることになる。この状況にみあった環境整備をしていかねばならないと考えます。

質問❷ ゴミステーションの数を増やせ。

 ゴミステーションまで800m。高齢者が重いゴミを持って往復できるような距離ではない。介護ヘルパーさんも貴重な45分をゴミ運びに使うわけにはいかない。地元任せにせず、ステーションが少ない地域は、地元と話し合って増設を。
 場所を増やすと、地元管理が増えるので嫌がられるところがあるかもしれませんが、高齢化社会の課題を話し、理解を得て頂きたい。

質問❷ 戸別回収の検討を。ゴミ回収時間の検討を。

 ヘルパーさんが、ゴミ収集時間までに訪問できない。
 愛西市では、ごみは8時までに出すことになっています。そうなると、とてもヘルパーさんは間に合わない。こうした相談は、ケアマネさんからよく受けています。

みつこ2023年3月の「地域ケア会議」(福祉部局、地域包括支援センター、ケアマネらの会議)に環境課も加わり、ゴミ出しについての話し合いがされており、上記の課題を環境課は持ち帰っています。それに対する協議が進んでいませんでした。
 高齢者の課題は、すべての課に関わります。
 何度も議会でも取り上げてきたのに、取り組みがなかなか進んでいないので、口調がきつくなったかもしれません

他市の状況

 日進市では、一人用ネットをつかった戸別回収が実施されています。また、小規模のゴミステーションに移行しています。
 厚木市では、「愛の一声ごみ収集事業」というのがあって、職員が安否確認もかねて訪問して、ゴミ出しをしているそうです。

答弁は、
 引き続き、研究して行くとのことでしたが、なんども同じ答弁が続いているので、はいそうですかとは言えませんでした。

みつこ :親族が近くに住んでいる世帯もあるから・・・と言って、取り組まなくてもよいことではありません。市民でできることは市民で、行政でできることは行政で、お互いの取り組みが必要だと思っています。

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▲一般質問のご報告「市民の財産を、企業から市民の手に!」

残骨灰の扱いの見直しを!

 愛西市総合齋苑では、遺族が収骨した後の残骨灰は、指定管理者が処理業者に再委託し、有害物質や金属等を除き、残骨はお寺に供養されています。しかし、金属に含まれる有価金属物(貴金属)は、その業者が売却し、その利益はすべて業者のものとなっています。

 所有権は、収骨前は遺族にあり、収骨後は市町村にあると最高裁の判決があるので、残骨灰の所有権は市町村に移っていると考えられています。
 今回、事前調査で愛西市は、再委託後、どのように処理されているのかさえ把握もされていないことがわかりました。よって、有価金属の売却利益を業者が得ていることも問題視することなく、処理経費をも税金から業者に支払い続けてきました。

市民感情を大切に。

 行政が、残骨灰を売却し利益を得ることに賛否両論あることは承知していますが、総合齋苑が開設して約12年になります。
 その間、業者が得た有価金属の利益について報告を受けることもなく、処理費を支払い続けたことは問題であり、利益を業者から市に移すことは問題あるとは言えなく、いち早く取り組むべき課題です。

 一般質問では、市民感情への配慮をした上で、一般質問で市の収入とするよう要望しました。


他市の状況

🔶近隣の岐阜市では・・・
 市民アンケートをし、斎場の財源化を実施
  ⇒人口40万人 売却益=7300万円
 愛西市の人口は、62,000人です。人口で換算すると1000万円以上の収益になります。

🔶新潟市 人口80万人 平成25年から有価物を財源にしている
    残骨灰を、供養⇒有害物処理⇒有価物を抽出
   H25年=980万円利益
   R4年=6000万円の利益 を出している

🔶尾張北斎場では、
 犬山市と江南市の議員からの要望で、有価物の有効活用が始まる。

🔶厚木市でも、
 議会の一般質問の結果、予算に残骨収益があげられました。

答弁は、

 研究して行くとのこと。
 全国で、さまざまな手法で見直しが始まっています。
今後の市の取り組みを注視して参ります。

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