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▲斎場建設調査特別委員会を傍聴して

■3日、午前10時から開催されました。(特別委員会の委員と、正副議長が出席)

傍聴者 : 私ひとり

・副市長から:

斎場建設場所について、「西保町から建設の同意をもらい。覚え書きを交わした」との報告があった。

・市民生活部長から:

総合齋苑基本計画作成ついて以下の説明があった。

炉の稼働日:元旦・友引を休日とする
セレモニーホール:大1、小1とする
霊柩車・送迎バスは持たない

委員 : 「セレモニーホールについては、ニーズ調査や財政的なことも考えて決めていかねばならない。財政的なものも出すように」

委員 : 「セレモニーホールは、造るってきめたんだろう!」

・委員長から : 「特別委員会の意見として、場所は、西保でよいか?」

委員 : 「西保団地が反対しているのだから、もっと理解して貰うよう話し合いをもっていくべきでは?」

議員 : 「西保として賛成しているからよい。西保のやり方。」

再度、委員長から「西保でいいですね?」との問いかけがあり、異議なしの声。

・経済建設部長から、「計画地への道路土地を取得する旨の報告があった」

■特別委員会は、調査のために設置された委員会であり、決定は本会でされていきます。

 特別委員会での決定が、議会や市としての決定となるわけではありません。

 市側の考えや、議会の特別委員会の意見をもとに、財政状況や市長の方針を入れて計画づくりがされます。その計画が議会に上程され、採決されてはじめて決定となります。

■市民のみなさんからの声

 セレモニーホール建設には、私は反対です。先月、議会便り「あい愛通信」を新聞折り込みで入れました。斎場へのご意見をと書いたところ、たくさんの意見を頂きました。セレモニーホールが必要と言った人はゼロ。届いた意見を紹介。

・民間でたくさんのセレモニーホールがある。最近増えすぎて、つぶれているところもあるのに、どうして税金で造るのか。民間でできることは、民間でやればよい。

・佐織は、コミュニティーセンターでできるから要らない。

・葬式は、家の近くでやって近所の人に来て欲しい。焼き場と式場が一緒だとしても、参列者には便利でもなんでもない。誰が便利だと思うんだろう。

・家でするから、いらない。

・もっと他に税金は使って欲しい。

・維持管理費がかかるものは、なるべくつくらないように。無駄なものは、造らないように。

■傍聴しての感想

 合併10年後から、地方交付税が減り、団塊の世代の人たちが、15年後には病院にかかることが多くなり、介護保険や国民健康保険への投入が急増します。また、流域下水の稼働に伴い多額の税負担が発生します。

 そんなことを考えると、維持管理費のかかる施設は、極力造るべきではありません。

 集中改革プランが達成できないような斎場計画となれば、市長は公約をやぶったことになってしまいます。

 また、道路土地買収費が、9月議会に上程されているのにも驚きました。計画がまだできていなくて、行政評価もされていないのに、どうして道路整備が先行するの?

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