2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲能登に行ってきました
能登に、3人で行ってきました。
(7月1日~3日の2泊3日)
初日は、珠洲市。全く手つかず
能登半島の先端です。
半年経つのに、全くの手つかず状態。家も崩壊したまま。珠洲市長の「全滅だ」の発言そのものでした。言葉がでない。
でも、こんな状況なのに田んぼの田植えは終わり、畑もきれいに耕し、野菜が作ってありました。誰も住んでいそうにないのに、田畑は守られている!
二日目は、輪島市へ。
マスコミ報道では、火事のことが大きく報道されていますが、決してそれだけではなく、崩壊した家屋も多く、海岸線が隆起し、港の岸壁が高くなり、船に乗れない!魚を捕っても陸に揚げられない・・・と、漁業も悲惨な状況でした。
かつての繁華街も歩き、隣まで火事が迫っていた酒蔵のおかみさんにもお会いしお話しをさせて頂きました。火災は免れたものの、酒蔵は地震でつぶれたそうで、「頑張るしかない!」と力強く仰いました。
火事の片付けなど中心街では、工事が始まっていますが、海岸などはまだまだ復興にはほど遠い状況でした。
三日目は、和倉温泉へ。
途中、氷見市の漁港などにも立ち寄り、漁師の方々のお話も伺いました。「魚が減った。特に近海の魚が少ない」と嘆いていらっしゃいました。
また、危険な家には、「危険」という赤紙が貼ってありますが、「貼ってなくても、家の中の柱が折れていたりと、あの張り紙はあてにならない」というお話しも伺いました。
和倉温泉に向かいました。
営業しているホテルは、2軒のみ。
あの加賀屋の外壁には、×の亀裂が入り、静まりかえっていました。一体がたった半年で建物の老朽化がすすみ、ゴーストタウンのようになっていましたが、ところどころのホテルで工事も始まっていて、この明暗は何なんだろうと思いました。
そして、古いお店が建ち並ぶ「一本杉通り」もたくさんのお店に被害が出ており、まだ復興までには時間がかかると感じました。
みつこの感想
東北震災の時も、早い段階で現地に行きました。
東北では、早くからトラックが行き交い、復興が始まりましたが、能登の復興はスピードが遅い!と感じました。
各市役所は忙しいと思い、市役所に寄ることなく、市民の皆さんのお話をお聞きしながらの3日間でしたが、テレビで観るのとは全く違った現実を見せつけられ、この経験をどう活かしたらよいか、まだ頭が整理できていません。
今回は、地面が波のようにうねったのでしょうか。
住んでいる位置で明暗が分かれたと思いました。お隣はなんともないのに・・・そんな光景をみました。
津波、揺れは、人の力で防ぎようがありません。
しかし、火事は防げる。火を出さない生活を日頃から気を付けること。つっぱり棒などで家具が倒れないようにすること。寝室は2階にすること。まずは、個々が自分の家の安全をどう守るか、ここからスタート!と思いました。
↓ 写真はfacebookに載せました
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