ビックモーターの記者会見も、ジャニーズ事務所の記者会見も、
経営者に歯向かわず、従順に従い、
経営者に気に入られ続けると、
同族でなくても他人でも、その経営者に信頼され、
やがて社長にまで上りつめるんだな。としか感じなかった。
自分の頭で考えず、
自分の頭で判断せず、
上の言う事にすべて従い、
悪い事を悪い事と思わず、見て見ぬふりして、その経営者に従ってきた人たちが
勝ち残る。
それが、本人の努力で勝ち得た事というなら、それもそうかもしれない。
でも、そんな事言ったら、
特殊詐欺の犯罪組織で上の者の言いなりになって、高齢者から大金を引き出させたり、振り込ませたり、した人が、その組織でだんだんのしあがるのも、本人の努力と言えるのか？
わかりやすい特殊詐欺だんたいだったら、そんな事言わないでしょう？
そんな組織にNOを言えず、見切りをつけられず、長く居続け、結果的にその組織の発展に尽くした人を、努力の人と言えるのか？
言えないでしょう？
悪業を行っていた人がトップにいたその組織が、特殊詐欺犯罪の団体か？芸能事務所か？だけで、
その組織のトップの言いなりになって動いていた下の人たちが、
特殊詐欺組織の下っぱだと漏れなく逮捕され、
芸能事務所のタレントだと、タレントには罪がないと、同情され応援される。
特殊詐欺の受け子や出し子や強盗の実行犯だって、トップに脅され、恐怖に支配されてしかたなく従った結果、犯罪に巻き込まれた、ある意味被害者の一部でもあるのに、逮捕される。
犯罪を犯した人がトップにいた特殊詐欺団体の下っぱを、下っぱには罪がないからと、同情と応援の気持ちで、テレビに出し続ける事などありえないだろうに、
なぜ、芸能事務所だと、トップが悪業をしていたとわかった後も、
タレント擁護の立場のテレビ局やスポンサーがいて、
結果的にその組織に利益をもたらし続ける行為を続けるのか？
私は理解できない。
本当にその下っぱたちの人たちの更生や幸せを応援するなら、
その組織を応援するんじゃなくて、
そんな組織からさっさと足を洗わせるように
下っぱを応援した方がよっぽど身のある応援になるんじゃないの？
犯罪者がトップだったその組織が生き残り、さらなる発展するようにと、その組織に所属する下っぱを応援するのは、筋が違うんじゃないの？
悪業を犯し続けた人がトップにいた組織に歯向かわず、長い物にはまかれろ！の精神で長く居続けた人たちが、
ビックモーターの場合も、
ジャニーズ事務所の場合も、
元社長に頼られて、また言いなりになり身代わりのように新社長になる。
それで、新生できるはずはないと、
私は思う。
本当に新社長にふさわしいのは、
元社長の組織に長く身を置かず、
まったく外部から、
客観的に、その組織を是正できる人だろう。
その組織に長くおらず、その組織のトップやその組織のやり方にマインドコントロールを全くされていない、人こそ、
組織の新生ができる人だと思う。
そういう人が現れていないのに、
テレビが、タレントには罪がないとどんどんテレビに出して応援するのは、
引いてはその犯罪組織の事業継続と発展を応援しているのと同じでは？
私は、昔からきちんとまじめに事業を行なっている会社を、
テレビ局もスポンサーも応援してほしいと思っている。
もう、忖度しないで！
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