あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

友達の命日

2014-02-09 22:37:56 | Weblog
雪も溶け始める。
金柑の実が見えてきたのが嬉しい。元気でよかった。
朝は、玄関前の雪かき。
人が通れるくらいの道を作る。

今日は友達の命日だ。
いつも思い出す2月9日。
夕方6時を過ぎるとふるさとの竹山と海に思いを馳せる。
昨年鹿児島の南洲神社に行ったときに彼女の家はたぶん、この近くだろうなと思ったけど、わからなかった。

高校一年生のとき、彼女の死を信じられずに、見るまでは信じられないと思って、あわてて、とにかく行った彼女の家。
そこに彼女の写真があり、事実だと知った。

お母様といろいろ話をした。
いろんなことを知った…。

彼女の人生は15歳で終わった。

「20歳の原点」を読んでいたという。
あの頃、私も読んだ。立命館大学の女学生の本だ。

友達は、きれいで、優秀で、本当に素敵な人だった。
とてもきれいな文字を書いた。
大人っぽく、それは、とても中学生の文字には見えなかった…。

今は、お母様はお元気かしらと思う。
一度、ご挨拶にと思うけど、住所も今はわからない。

せめて、お元気でいてほしい。

Y.Yさんのご冥福を祈る。
さっき、手を合わせた。

亡くなるときに、中学校時代を過ごした指宿に来たのに…何もできなかった。
彼女は何を思っていたのだろう。

亡くなる前の年の夏、高校一年生のときに、わが家に遊びに来てくれた。
鹿児島で一番の進学校のT高校へ行った。
お茶水女子大に行きたいと思っていた彼女。
彼女なら行けたのに…。

いろんなことがあったとしても生きていてほしかった。
彼女のにこやかな笑顔を思い出す。
コメント
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