駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

古駒再生プロジェクト 3

2010年03月11日 | 駒修理
洗った駒に「目止め」をしたところです。

目止めは透明ですから写真ではわかりませんよねー

すみません。

駒木地のサイズはかなりの不揃いです。

これは写真をよーく見るとわかります。

昭和初期の技術ですから、精度が出なくて当たり前です。

この駒から当時の技術レベルがある程度

想像可能ですね。貴重な資料になりますか?

ところで、みつけましたよ! 「躍金楼」!

今も中央区新富町にあるんですね。すげー!!

読者の方が見つけて下さいました。

しかも「てっきんろう」と読むそうです。

検索エンジンに「ようきんろう」と

入力しても、どうりでヒットしない訳です。

創業は明治初期という、超老舗割烹です。

「てっきんろう」のHP

行った事も無いのに、

お店の宣伝みたいになっちゃいました。

お昼のえび天丼1,000円以外頼めそうもないですが。。。



昭和16年の5月、

2階の奥座敷で将棋大会をしたのでしょう。

着物姿の日本男児が袖を捲くりながら、

江戸弁丸出しで将棋に興ずる様子が、

小生には見える様です。

将棋駒に連れられて、

タイムスリップしたような気分です。

☆ブログ開設から連続掲載記録86日更新中!☆
☆ベスト10落ちするまで記録更新狙います!☆
☆ 応援クリック! よろしくお願いします!☆
   ↓
にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする