駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

4タテでしたね、名人戦。

2010年05月20日 | 日向のひとりごと
昨日のことですから、もうご存知の方も多いでしょう。

名人戦、最短日程で終わってしまいましたね。

見方はいろいろあると思いますが、

羽生名人のハートはいつに無く燃えていたと思います。

三浦八段と言えば、無敵だった羽生七冠から棋聖位を

奪った憎い相手ですよね。

フルセットで防衛しては、過去の借りは返せないと

羽生名人は思っていたのではないでしょうか?

三浦八段が勝てる局面は何度もあったにもかかわらず、

ことごとく羽生名人の冴え渡った逆転術に

翻弄されていた印象を受けました。

戦前から将棋を徹底的に研究されていたのは、

羽生名人ではなく、三浦八段だった様な気がします。

得意戦型で、圧倒的な格の違いを見せつけられた三浦八段は、

暫く羽生名人に勝てる気はしないでしょうね。

羽生名人に、大山康晴十五世名人の姿がダブって見えるのは

小生だけでしょうか?

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