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将棋駒作家のつぶやき

角落ち上手戦記 対居飛車穴熊    ~その3~

2019年07月03日 | 対局日誌
●第5図までの指し手
▲5七銀
△3四歩
▲3六歩
△7三桂
▲3七桂
△6五歩


下手は角の働きが弱く、上手に自由に動かれ、先攻を許す形になりました。しかし、角1枚のハンディキャップは大きく、こんな攻めで矢倉の堅陣が崩れる訳がありません。下手やや作戦負けですが、まだまだ十分有利な事には変わりありません。

●第6図までの指し手
▲1八香
△9二香
▲9八香
△3三桂
▲9九玉
△4五桂
▲同 桂
△同 歩
▲3七桂
△3三桂
▲8八銀
△4四銀


下手は有効な攻めが見いだせず、穴熊に組み換えてチャンスを待ちます。
しかし、組み換えの途中は強い戦いが出来ませんので、上手はそこを狙って更なる良形を目指します。
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