憲法改正の関心 最も高い県は?のニュースを見て

　大分県が一番多いとは思わなかった
てっきり沖縄、広島、長崎が多いかと思っていたから・・・

参議院選挙で勝った自民党の議員さんが憲法改正案を特に強調していらした
ということもあるだろう。
それにしても・・・

東京とか大阪なんてどっちでもいいやって思ってるのだろうか・・・

自衛隊が国防軍として携わるんだよ。どう考えても
憲法改正案の一部をかえなきゃ危ないこと必死なんだよ。

私もある部分には共感するところはあるが、全部が全部賛成というわけには
いかないでいる。
もう少し検討しないと絶対だめだって・・・

安倍首相の采配はどう出るか見極めたい。
　

１６日「日本国憲法を考えよう緊急SP」を見た

　解説は池上彰さん

日本国憲法がGHQが作って、天皇が再び軍国主義に走らないようにした
というのが始まり。
アメリカの都合のいいものにはなっていたわけで・・・

それで天皇の位置をどうするか、権力を持たない天皇をどういう存在
にするか・・・それをシンボル（象徴）としたわけで・・・

天皇陛下は今だにこの「象徴」というあいまいな言い方に心を砕いていらっしゃる。
けれどそれが歴史上から言えば本当に今の天皇の位置づけるものに近いという。

自分はどうあるべきかと日々考えていらっしゃる天皇陛下の心遣いには
ありがたいと思うべきかも

国家元首は？安倍首相だが、他国から新任の大使など来られた場合は
天皇がお迎えするという異例もある。
（それも憲法の条項に書かれているという。知らなかった）

肝心の憲法９条。
集団的自衛権、個人的自衛権。
（ゲストが小芝居で池上氏が説明）

これで少しわかったような・・・
自民党は集団的自衛的を確立したいがため改正を急いでいるってことか・・・

しかし憲法９６条がある。
議員の三分の二以上の意見を確保し、国民投票をして憲法がようやく改正出来る。
これを議員の過半数で通るようにしたいと自民党は言っている。
そうすると憲法も早く改正出来ると考えている。

でも国民投票で改変したくないとでれば・・・それは無理でしょ？
（議員の方ですんなり通ったとしても・・・の場合だけど・・・）
（憲法改正は自由民主党が設立されたころから考えていたこと。
岸信介首相も憲法改正に力を注いでいた一人だ。安倍晋三氏のお祖父様）

道理で安倍晋三が憲法改正に力が入っているのか・・・お祖父様が出来なかったから
余計に自分がやらねば誰がやる・・・といった感じなのだろう

憲法の問題は難しいことが多すぎる。

少しでも国民が憲法のことをわかって欲しいと願って
SPを組んだのかもしれないが、ただ説明だけで終わってしまった。

大まかなことはわかったけど・・・

今朝の読売新聞一面さっそく「集団自衛権、解釈見直し作業」
の文字が出ている。
法制局の小松一郎内閣法制局局長の写真も掲載されている。

「安全保障の法的基盤のあり方が今までの通りでいいのか、
改善するべき所がないのか、真剣に検討する必要があるとという
首相の強い問題意識がある」と小松長官は説明しているという記事。

それはそれでいい。
自衛隊の役割の範囲が一段と難しくなってくる。
そこが問題の焦点だよね。

これからどうなっていくか見守りたい。
（憲法２５条で国民の生存権は守られているのだからちゃんと
考えてほしいよ）