今日まったり家を出た。
上野の駅を降りるとすぐ人だかりが目に付いた。
いやいや平日の上野にもかかわらず人が集まっていた。
東京都美術館は若冲展をやったところなので場所は解っていた。
しかし一番奥の美術館だからやはり歩くよね~
中の展示室にもかなり人だかりになっていた。
(テレビや新聞で盛んに宣伝していただけあるな~
)
日本をいとおしく思ってくれていたゴッホ。
その生涯が大変なものだった。
浮世絵や日本に関するものを集めていてそれを模写していただけあるな~と。
他関連資料なども展示されていた。
(ゴッホが書いたとされる手紙なども)
小学生らしき子供達が熱心に手紙を読んでいた。
「読めるけど意味わからない」と言っていた。
えええええええええっ?だってそれ英語バージョンではない直筆だよ!
フランス語か?と思ったのだから・・・それ読めるって驚き!
先生らしき女性が説明はしていた。(ゴッホが書いた手紙だと言うことを)
花魁を描いた絵はチケットにも入っていた。
ここに描かれている蛙のおなかが雑で笑った。
白い部分なのだが、それが花魁の絵と全然違うタッチなので余計目に止まった。
最後にこれはこれで仕方ないと思って色を足したかのような感じに見えた。
(人それぞれ感じ方が違うのでどう見て取ったかは人に聞かないと解らない)
日本初公開となる何点かの絵も展示されている。
<夾竹桃と本のある静物>これが今回の目玉かもしれない。
夾竹桃が可憐な感じが素敵なのだ。
どちらかというと日本画家が描いたような夾竹桃に見える。
(日本画の影響が濃いということかな~)
精神病院に入っていたときに描かれたという絵も多数残っている。
病院の庭にある木々や花々を描いているが、だんだんゴツゴツ感が増している。
自分の精神に左右されているようにも見えた。
ゴッホが自殺で亡くなってた?
てっきり精神発作で亡くなったとばかり思っていた。
病院から自宅に戻ってから亡くなっていた。
そういういきさつはテレビのリポートでは聞いてなかったのだ。
ゴッホは最後まで日本に憧れを持って生きていたんだな~と。
日本に似た風景を描くことで自分を奮い立たせていたのかと思う。
ゴッホ没後ガシェという医師と日本人画家の交友も多々出来、
その書簡なども公開されている。(写真も)
平日だがけっこう人手が多いので見づらいかもしれない。
それを踏まえた上で鑑賞して欲しい。(土日は避けた方が無難かも)