由太さんの新刊シリーズが始まった。 今回のも川越の話。
川越の「たぬき食堂」の二代目が起こす食堂の話。
親父さんの体調(心臓)が悪くなって、信樂大地(主人公)がどうしても食堂を
やらざるを得なくなる(大地は洋食屋のコックをしていたが)
そんな折雇ってくれと言ってきたたまきと言う女性(本当はどうもたぬき)
たまきの接客がだんだんなじんできて、定食屋料理もたまきの一言で小江戸料理が
出来上がっていく。読んでいくと私も食べたくなってきた。😄
大地は料理人なので自分で調べていろんな料理に挑戦していく姿に感情移入
出来た。しかし“卵焼き”にトラウマがあったが、親父さんの話で卵焼きも出来るようになるのかも。 たまきの江戸言葉が小気味よい。
近所の僧侶兄弟、兄の方がたまきを気に入ってしまったので、弟は気に病んでいた。
このたまきとの関係がどうなるかみもの。
たぬきの恩返しバージョンか?😅