<幼少期に飛行機事故で家族を失い、友人も恋人もなく仕事にのみ
生きてきた木山慎一郎。
慎一郎が「死を目前にした人間が透けて見える能力」=「フォルトゥナの瞳」を
持っていることに気づいてしまったことから、生活が一変。
なぜこのような力を持ってしまったのかを自問自答する苦悩の日々が続く。
そんな日々の中で慎一郎は桐生葵という女性に出会い、
互いに惹かれあった2人は幸せな日々を過ごす。慎一郎の孤独な人生に彩りを
与えてくれた葵という存在。しかし、葵の身体が突然透け始めてしまう。
慎一郎役を神木、葵役を有村がそれぞれ演じるほか、時任三郎、斉藤由貴、
北村有起哉、志尊淳、DAIGO、松井愛莉らが脇を固める。 映画.comより>
人の運命を変えると自分に返ってきて心臓に負担がかかってしまう。
医者に「かかわるな!」と注意されたが・・・
一緒に働いていた女性が死んだ話を聞かされて動揺していた慎一郎。
慎一郎のことを好きだったのに・・・彼女は別の男性と車で
デートに出かけた時、本当は止めて欲しかったんだろうな~。
それを知った年配の女性(斉藤由貴)は「天罰が下ればいいのにね」
とまで言っていた。それが現実になったんだな~。
車を磨いた後キーを相手に渡した時透けて見えていた慎一郎。
その後葬式で・・・奥さんとお子さんがいたことに驚く。
妻子もちなのに別の女とも遊んでたって😲
そりゃ天罰がくだってもしょうがない。この男DAIGOだったのね~。
化粧してないとわからないね。
この人を助けられなかったことを悔やんだ。
医者に行く慎一郎。「何が聞きたい。いうことなんかないぞ。
次、人を助けたらおまえ死ぬぞ」と脅されるように言われていた。
確かに彼の心臓はかなり弱っていたから。
それでも葵のためなら死んでもいいと思い始めていた。
午前7時半の電車に乗る葵。
旅行に行けなくなって出勤するのでその電車に乗った。
しかし慎一郎はたくさんの乗降客の手が透けて見えたのだ。
まさかの7時半。彼女を助けなきゃ、子供達を助けなきゃの思いで
緊急停車させる発煙筒を持って電車の前に立ちはだかる。
刻々と電車は慎一郎に迫るが、電車の走る手前側(フェンス越し)に
窓ガラスなどを拭いているような大型トレーラが横倒しになって・・・
トレーラーのアームの部分が・・・どこに倒れた~、電車はどうなった~
慎一郎は~・・・ああああああああああ~、と思ったら電車は止まっていた。
無事の慎一郎?目はつぶっていたが・・・葵が電車の扉を開けて、
飛び出して駆けていき慎一郎に抱きついた。トレーラーのアームは
電車の電線にひっかかっていた😲
慎一郎は大勢の人達を助けた変わりに自分が死んでしまったのだ。
悲しい最後だったが・・・
じつは葵も“フォルトゥナの瞳”を持つ女性だったのだ。
20年前飛行機事故で両親を亡くしていた慎一郎は少女を助けていた。
それが葵だったというオチには出来すぎじゃと思ったが・・・
大人の葵は大人の慎一郎出会って時に“フォルトゥナの瞳”で感じていた。
百田氏のストーリーの作り方がわかったよ。
小説など出だしとENDを作っておいて、中味に幅を持たせて少しづつ
味付けして作るのかな~(小説家じゃないのでよくわからないが・・・😅 )
百田氏自身はあまり好きじゃないけど、脚本はよかったんじゃないかと。😄
愛した人は自分にとっては運命の人だったと言えるって
素敵だな~と思った。 ベタベタな恋愛映画じゃなかったのがよかった。