<ある出来事により、侍として戦うことをやめ、刀を捨てた野見勘十郎(野見隆明)。そんな父に対し、娘(熊田聖亜)は反発していた。2人は、あてもなく旅をしていたのだが、無断で脱藩した勘十郎には懸賞金がかけられており、とうとう捕まってしまう。しかし、奇人として世間では有名だった殿様から「30日の業」に成功したら、無罪にすると言われ……。Yahoo!映画より>
出だしに三人の刺客に襲われて・・・死にかけるがそのたびに娘が看病
していた。不死身の男😅
刺客の一人がローリーなんだけど・・・拳銃を二丁持っていたが、
一を勘十郎の頭をねらって打った~。
主役は野見勘十郎だがほとんど台詞なしだが、演技だけで笑えた。
殿様の息子を笑わせたら無罪放免だったが・・・
「30日の業」がかなり過酷で・・・
しかしそれが後々泣けるのだ。何せお殿様の息子を
笑わせないといけないので、出し物を何にするかを考えるが、
見張り役の二人がいろいろアドバイスしてくれて、来る日も、来る日も
考えて・・・そのたびに娘が勘十郎を「侍は侍らしくしてください!」と
言いながら、叱咤激励をしていた。
何せ笑わないんだから・・・大筒から勘十郎が出てきた時には驚いたし、
さすがに吉本だけに演出は凄いな~。人間花火も凄かったし・・・
(本物の花火がでるのではなく、腕に花火の模様の布を付けていた)
切腹一日前の"業"では襖10枚破って、若殿にカステイラを持って行く。
5枚ぐらいまではなんとかよかったのが、体力的にいっぱいいっぱいで・・・
気の毒になった。一発撮りだったのか?きつかったろうな~。
最後私、涙出来たよ。これで無罪放免になるかと思ったのに・・・
最後結局侍らしく切腹して生涯をはらした。
吉本らしい箇所はいくつもあって笑ったけど・・・
なんだ、娘との絆を描きたかったの?という映画だった。
竹原ピストルが父親勘十郎からの手紙を最後歌ってた。
ずるいよ。これで涙出た。こういう作り方もあるんだね。
しかし娘役の熊田聖亜 ちゃんの演技がうまいこと、うまいこと。
今は何してるんでしょうねと思ったら、すでに女優さんを
辞めていたのね。今なら凄く活躍していたでしょうにと思うと残念です。
笑って、泣いてのエンターテインメント。親子の絆を見てください。