日本出張中の2/7にお会いした、共同研究先の飛島建設のKさんに、池井戸潤の「下町ロケット」を紹介してもらい、成田空港の本屋で文庫のベストセラーになっていたので購入し、機内で一気に読みました。
半沢直樹のことも噂では知っていますが、昨年の前半はテレビを見る余裕など全くなく、また、奥さんも池井戸さんの本は何冊か読んでいましたが、私が本を手に取ったのは今回が初めてでした。
あまりにも面白く、また感動して何度も機内で涙を流しました。私自身も大学の研究室の運営は小企業の社長のようなものだと思っているので、大企業と闘う人間ドラマには心底共鳴し、かっこいい男たちの魂の触れ合いがあまりにも心地よかったです。
Kさんとじっくりと酒を飲むのも今回が初めてでした。今回は、私から研究の打ち合わせ+懇親をすることのお声掛けをしましたが、とても喜んでくださっていました。やはり、直接会って、本気でコミュニケーションすることからしか、何事も生まれません。今回も、いろいろなアイディアが出てきて、お互いの信頼関係も増し、次へつながるよい時間だったと思います。
下町ロケットの主人公の佃の生き様は、私自身の今後の生き方にも示唆を与えてくれるもので、とても勇気づけられました。
夢を持つことって、とても大切なことですね。もちろん、私にはたくさんの夢があります。たくさんの夢に向かって、チャレンジを続けよう、決意を強めてくれる素晴らしい良書でした。