R 03. 02. 25 市 長2 NO.2942
名前も忘れましたが多分長崎市長の話だったと思う。
都市計画道路の99%完成しているのに、あと1件の家がどうしても立ち
退きに応じないから道路は完成しない。 強制執行という最後の手段は
あるが誰だって、あまりやりたくないもの。 用地買収で難航していた担
当者を伴って、市長が自ら交渉に出向きました。
地主は「ご先祖様から継承した先祖伝来のもので、何ものにも代え難い土
地だ、売却するなんてご先祖様に申し訳が立たないという。
市長は言った。 「それは誠に申し訳ない」「ご先祖様のお墓に案内し
もらいたい」 そこで、市長は土下座をして墓前に額づき「長崎市民を代
表して」「ご先祖様にぜひお許しをいただきたい」と真に迫った態度で臨
んだものだから、地主はその場で、買収に応じる返答をしました。
たかが係長や課長クラスがそういうことをやっても、バカにされるだけで
しょうが、市長ともなれば効果が違うもの。