R 05.02.25 先 生3 NO.3708
K先生は中学校時代の担任でした。 貧困と希望のない生活に疲弊して、ぐれていた私を何にかと労わってくれ
て「君は進学すべきだ」「このまま人生を終わるのはもったいない」「君ならできる」「日働いて夜に勉強するや
夜学というものがある」ということで夜学に通学できる職場も紹介してくれた。
あの先生に巡り合わせていなかったら、今の自分はない。
せいぜい町の零細工場の職人となって、ろくでもない友人とつるんで、博打をしたり安酒にひたったりして、ろく
でもない人生を過ごしていたかもしれない。 K先生のご冥福もお祈りする。
人生は出会いですね。