26.11.28 切 り 口 NO.618
ものごとを切り裂く手並み。 手練の武士が切り捨てた死体は切り口口から判断して、その武士の力量が判断できるし、魚をさばく料理人の手腕は、捌か
れた魚の切り口を見れば、その料理人の腕前を評価できるものです。 ニュース解説(評論)などでも正鵠を得た判断をするのも、鋭い切り口などと評され
ます。 筑紫哲也(故人)・佐高 信・田原 総一郎・手嶋 龍一などがそれに当たるでしょう。 有能者の切り口には無駄がない。
その点、大衆的には人気があったのでしょうが、口が災いして降板させられた「みの もんた」などはそういう意味からいって三流でしたし、芸能人?の「タモ
リ」や芸能人に限りなく近い政治家?の「橋下 徹」がなぜ人気があるのか理解に苦しむところです。
ところで、最近の政治家の切り口の鈍磨さにはいささかいや気がします。かつての、楢崎弥之助や正森成二みたいな、切り口の鋭い政治家はなぜ出て来な
いのでしょうか?
角界では大横綱「大鵬」に並ぶ巨人(白鵬)が出てきたというのに。
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