29.09.26 歯 2 NO.1659
アメリカの医療費が高いことは知られていますね。 ある日本の商社員が歯の詰め物が取
れたので、歯科医に飛び込んだところ「お前さんよくこんなもの詰めていて肝硬変にならな
かったな、日本じゃこんなもの使ってんのかよ、アメリカで取れたのはラッキーだよ」と言わ
れました。 そして、レジンの詰め物を詰めてくれました。
商社員は高い治療費を払って「・・・で先生、このレジンでは肝硬変にならないんですか?」と
聞くと歯科医曰く「大丈夫だよ、発がん性があるだけなんだから」
・・・という笑い話を紹介しました。
歯科材料用の合金では金・白金・パラジウムくらいまでの貴金属ならば影響は少ないもの
の、アマルガム・レジン・ニッケル・ベリリウムなどを使った合金では、少なからず有害であっ
たりアレルギー反応を起こします。
ですから、できる限り入れ歯を必要とするような状態にならないように歯と口腔ケアに気を
配り、やむを得ず入歯にしなければならなくなった時には、健康保険は適用されないかも知
れませんが、ちょっ踏ん張って貴金属合金の入歯にすべきではないかと思います。