小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

こんな女

2017-09-20 20:09:29 | 日記

      29.09.21    こ ん な 女        NO.1654

   

タバコ吹かして 口笛吹いて どこをねぐらに 今日の宿

  荒ぶ心で 言うのじゃないが 泣いて涙も 枯れ果てた

     こんな女に誰がした

戦後に流行した歌でした。  「関東小政」という売春婦の女元締めを歌ったものでした。

誰がした・・・それは戦争を起こした軍閥か? 唯々諾々としてついて行った意気地ない

男たちか? 戦争を制止できなかった天皇か? 彼女(作詞家)は言わなかったが、言

わなかったからこそこの歌はヒットしたのかもしれません。

私たちの仕事でも、人と人とのお付き合いの中でも、キチンと言わなければならないと

もありますが、あえて言わない方がいい場合だってあるものです。

必要なこと以外は言わない方が良いのかもしれません。


スピードメーター

2017-09-18 20:10:06 | 日記

       29.09.20    スピードメーター       NO.1653

  車の速度制限は高速道路は別にして、おおむね50Kmくらいが多いですね。

でも、国産車で優に200Km程度の速度を出せるようになっています。

制限速度が80Km程度ならば、そんなに早く走れる車を作る必要はないとも言えますが、立地

条件によって80Kmで走るためには少なくともその3倍程度のパワーが必要なのです。

仕事でも、スポーツでも・その他の芸能だって100のパワーを発揮するためには、その2~3倍

のキャパシテイが必要ではないかと思います。

もう仕事をしなくなって久しいのですが、頑張っている時の人間って活気に満ちちていていいですね。

でも、永遠に働き続けることは不毛で、悲しいことなのかもしれません。

75歳まで働けと「生涯現役」なんて政府が言うのはインチキです。

       


リコリース

2017-09-18 20:10:06 | 日記

        29.09.19    リコ・リース            NO.1652

 リコはリコールの意味です。 アメリカの住宅ローンはこのリコ・リースです。つまり、融資対象

の不動産(住宅)の所有権を放棄すれば、ローンはリコールできる。  つまりチャラになって払

わなくてもよくなるのです。

ところが日本の場合の住宅ローンは「ノン・リコリース」なのです。 つまり、ノンは否定ですから

所有権を放棄しても、ローンはゼロに戻せないというわけです。  つまりチャラに出来ないとい

うことです。  住宅を手放しても借金が残るというのは、そういうシステムだからなのです。

返済能力がない人に住宅ローンを貸し付けて、住宅産業を活性化して経済成長を遂げ・それ

が破たんして経済パニックに陥った、リーマンショックのアメリカが、その後持ち直したのは庶民

が借金を返さなくても生きて行けるという、セーフテイーネットがあったからなのです。

日本はいつまでも不況から脱し得ないのは、そういう社会的弱者を救済する制度が未熟だか

らなんだろなと思います。


水難

2017-09-17 19:47:13 | 日記

       29.09.18    水    難            NO.1651

 この夏も水におぼれた人を助けようと思って川に飛び込んで、自分自身がおぼれ死んだ人

が何人かいました。  美談というよりはちょっと冷静さが足りないのではないかと思います。

私自身は小5で1Km泳げたし水泳学校では人を救助する方法も教えられましたが、そんな

にうまく行くものではありません。

おぼれた人の背後にまわり、頭の後ろ部分を持ち上げてやって、呼吸ができるようにするこ

と、そうしながらほかの人の助けを待つこと。  絶対におぼれた人につかまれないこと…と

いうことでした。 経験的に言うとそういうことができる年齢はせいぜい30歳代までで、40歳

を過ぎると体力は激減し60歳を過ぎるともう絶望的です。

80歳になる今では自分が泳ぐことだって10mくらいだろうと思います。

これは何も水難事故について言える事だけではありません。

なんでそんなに僅かなお金のために、タクシー強盗やコンビニ強盗をするのだろうか思うよ

うな場合でも、そういう困った人を助けようとして手を差し伸べると自分自身が同じ運命にな

る。  そういう場合は行政に相談に行くようにアドバイシしてあげることが肝要でしょう。


9.11

2017-09-16 19:01:10 | 日記

          29.09.17       9.11              NO.1650

 また悪夢の9.11がやって来ました。  9.11と言えばニューヨークの世界貿易センタービ

ルが爆破されて5600人もの死者を出したことで知られる事件ですが、この死者とほぼ同数

の民衆が窃盗や詐欺で逮捕されたことはあまり知られていません。

同ビルの近隣にあった銀行のコンピューターが作動不良になって出金が出来なくなった。  

どうすべきか悩んだ銀行の幹部は、顧客の良識を信じて所定の手続きを経ないで預金の引

き出しに応じることにしたのです。

「預金者」の多くは100ドル程度の残高しかなかったのに、無制限に引き出せると知って殺

到し、1000億円以上にも及び出金停止したほどでした。

後日大がかりな捜査範が編成されて、虚偽申告よって預金をだまし取った犯人達は一毛打

尽に「御用」となりました。

そう言えば、我が国でもかつて牛肉偽装事件で西武百貨店が返金を公示したところ、売上

高の5倍も返金要求があったと言われています。

民衆の良心って所詮その程度の物なんです。

私も先般マジックフェスタに出演した際に着用すべく持参した、純白の舞台用の衣装を誤っ

てどこかに落したのですが、あんなもの着て街を歩けないシロモノで、リサイクルしショップ

でも売れないようなものですが、杳としてでて来ません。

ちょっと奮発して買った衣装なのでイタイ!