あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

木瓜の花

2012年03月11日 | 幡多の草花たち

今年もまた『木瓜(ぼけ)』の花が咲き出しました

フリー百科事典によると実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれていたものが転訛(てんか)

また「木瓜(ぼっくわ)」から転訛したともいわれているとか・・  しかし「木瓜」を「ぼけ」とは読めないよなぁ

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近年はこの木瓜の花が咲き出すと春の到来まじかなのを実感できるように

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そして、周辺では『緋寒桜』も咲きだして、やっと暖かい季節になりそうな・・

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確か、昨年もこの木瓜の花の咲いている頃に、マイク放送で

「津波が襲ってくるかもしれないので沿岸部には近寄らないで下さい」と聞いたような気がする

その時は「どこかで地震が起きたんだ」くらいな感じで放送を聞いていたように思う

あれからもう一年  本当の笑顔を取り戻せるのは何時になるのだろうか・・

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高知県も昭和21年(1946)12月21日、午前4時19分04秒の昭和南海地震から66年  南海地震がいつ再発するか?わからない状況

先日、TV放送で地元の語り部をしている人が「津波でも自然は残されていて、壊されたのは人間のつくったものばかりだ」と語った言葉が

自然を破壊して、住みよい環境を創造してきた人間に警告を与えているように思えた

人口も増加して、先達たちがいかに自然と共存できるかを第一に考えた時代とは異なるかもしれないが

自然のなせる業には到底、人間の力が及ばない事を改めて考えなくてはいけないような・・