あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

人の縁とは不思議なもので

2019年11月11日 | 日記・エッセイ・コラム

「縁」とは不思議なもので自分と相手の歯車が合う時に生まれるという

「縁」とは人の力を越えたところの見えない力

「足摺パシフィックホテル」従業員として約20年間勤務した中で

約2年間だけ予約係を担当した事がある

ラウンジ・マスターからフロントも経験したことがない者が何故予約に??

今思うとトップは何を考えていたのか?と思うが・・(笑)

その当時、今の足摺岬の状況を見ていると想像も出来ないが

10日間連続で200名の宿泊者があり

その内、オーバーブッキングでバス2台口を他館に振ったりしてた

今は1部屋1~2名位ほどだが、1部屋に4~5名泊めるのが普通だった頃

そんな状況にど素人の自分が対応できるはずもなく多くの人の世話になった

世話になった人の中で今でも鮮明に記憶に残っている人がいる

宿泊日2日前になっても1部屋どうしても用意が出来なくて、しかもその日は足摺岬全体が満館状態

その時、手を差し伸べてくれたのが、当時「足摺国際ホテル」に勤務していたM部長

私が困っているとの情報が耳に入っていたのかもしれないが・・

「一部屋空けたから使ってくれ」と連絡をもらった時は唯々感謝するだけだった

その後、退職して「足摺サニーサイドホテル」に入ったと聞いた

2年前、私がホテルをやめる事を聞いたらしくてM部長より連絡が

「メイドの補佐をする仕事をお願いできないか」と

お世話になった恩を返せてなくて考えたが

メイドは朝、晩勤務で通勤は無理だし、「ちょっと1年くらいはゆっくりしたいので」と断った

その後、特にM部長より連絡もなく約2年が過ぎた

そして、今年7月M部長より携帯に着信が

「昼間の部屋掃除の人が足らず、来てもらえないか?」と

「どうにも人が確保できず連絡をくれたのだろう」と詳しい話を聞くために会うことに

のんびりも出来てるし、繁忙期だけという事で特に断る理由もなく承諾(^^♪

これで少しはあの時の恩を返すことが出来るかな?と

時間は8:00~15:00まで(早く終われば、その都度帰る)

高知の時給は日本最低レベルの¥790で、5時間勤務で¥3,950也

最近、身体がなまってきてるし自分にはいい運動量となっている

8月は15日、9月は6日、10月は1日、11月は今の所5日の出勤依頼が

今の所、他の行事とオーバーブッキングすることなく対応できている

M部長(今も自分の中ではあの時の部長のままで)のおかげで

新たな職場で多分、出会うこともなかっただろう人達との出会いも生まれた

本当に人の縁とは不思議なものですね

光をかざしてくれる人もいれば、自然消滅してその後どうなったのかわからない人もいる

今、自分に出来る事があれば、それが無理することなく出来る事であれば

そして、何かの役に立つのなら、何時果てるともわからない命を有効に使いたいと・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿