銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

谷垣さんはマンション疑惑を増幅させ、結果として一億、総不安化促進政策を行っている。旭化成冤罪説

2015-10-28 22:11:10 | 政治

 今から、今回の章を、書き始めますが、出来上がるのは、29日にずれ込む見込みです。どうか、この更新に気が付いた方も、明日、もう一度、ここを覗いてやってくださいませ。なお、総タイトルですが、最初の、一時間半、『日立テクノロジーズは、何故、表に出てこないで、放っかむりなのだ。・・・・・旭化成は、悪くない』でした。が、また、この章内では、そこまでは行かれない模様なので、総タイトルを、変更します。

 なお、前報で、庄司さやかさんについて、不足をしていて、補遺を書きたいのですが、大体の流れに於いては、横浜都筑区のマンションのデータ改ざん問題に、触れるべきでしょう。そう感じています。

副題1、『ただし、この騒動の発案者は、たいへんずるいので、私が正しい事を言えば言うほど、嘘の方向にもっていこうとするのだ。私は、この事案の発案者は、鎌倉エージェントだとみているが、彼らは、警察と、密接に連動をしている。

 そして、警察庁長官の、性格によって、こういう嘘のニュースもまた、収拾が難しくなっていく。

 それは、安藤隆春警察庁・長官時代に、最も顕著だったことだが、現、警察庁長官の、金高氏も、どうも、向こうっ気が強いこどもみたいな、人物だ。熊谷事件も、寝屋川事件も、流れを見ていると、子供が考えたミステリー小説みたいなところがある。今頃になって、山田浩二のズボンに、他人の血がついていたなんて、国民を馬鹿にするのもほどがあるし。日本国民は、NHKBSプレミアムの海外ミステリーを十分に理解できるのですよ。何やっているのですか。単純すぎる嘘でしょう。』

 この旭化成問題は、何度も言う様に、私の近辺に出没する、鎌倉エージェントと、私が呼んでいる人たちが、自分たちを救いたいと、願って起こした嘘の事案なのです。何度もこういう事案を起こしていますので、流れと、脚本の、推移が全部読めております。

 しかし、私が、以前の様に、急いで、対抗措置を取らないのには、理由があります。彼らのやり口って、ものすごく、あくどいです。全体の、性格が、すさまじいレベルで、あくどいです。そのあくどさにより、この事案でも、誰か、死者が出る可能性があるので、のったら、のったら、ゆっくり進んでいるのです。

 しかも、今般は、谷垣氏が明瞭に巻き込まれていますね。それで、伊藤玄二郎は、必死でしょう。いつも、必死だけど、今回だけは、守るべき存在が大きいです。自民党総裁・谷垣禎一氏です。だから、この事案を作り出したであろう、鎌倉エージェント達、(伊藤玄二郎、井上ひさし・・・・彼は、まだ死んでいませんよ、生きています。地下潜行をして、この種の悪い事案を次から次へと発案し続けています。・・・・・前田祝一、安野忠彦)等々が、谷垣さんを守ろうとして、嘘をどんどんと、拡大を、しているのです。

 上にあげた4名の陰に、警察庁幹部とか、メディアの実力者が、控えているので、『絶対に自分たちの、名前や、姿は、あぶりだされるはずはない』・・・・・と、信じていて、こういう悪さを作り出しているのですが、だんだんに、凶悪度を増しています。

 寝屋川事件ですが、『きっと、その子たちは、不良の子供だから狙われたのだろう』と、国民が推察するであろう、真夜中にうろついていた、二人の普通の子を殺しています。あれを殺したのは、山田浩二ではありません。警察の別働隊と言うか、なんというか、闇の勢力です。

 鎌倉エージェントを守るために、無辜の子供が狙われて殺されましたし、熊谷市でも、大人が四人と、子供が二人殺されていますね。あれも、兄が凶悪犯罪を起こしたペルー人が使役をされました。ペルー人ですから、新聞記者等と、深い会話ができないと見込まれてリクルートをされたのでしょう。

 このマンション疑惑の最中に、山田浩二に関するニュースが、再燃したのなど、判り易すぎる流れなのです。

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副題2、『谷垣さんが、伊藤玄二郎と、付き合い始めたのは、2008年か、2009年である・・・・・それは大相撲壊滅作戦の最中だった。自らの謀略が、失敗して、追い詰められた伊藤玄二郎が、別路線で、回復をしようとして、谷垣さんに手を伸ばしたのだ』

 その上、谷垣さんが、総理大臣をあきらめたのは、「実質的には、あなたが現在日本の、最高の実力者です。安倍晋三なんて、あなたの、手のひらの中で、踊っているみたいなものですよ」と言われたので、2012年の秋に、すっと、総理大臣候補から降りたのでしょう。裏側が読めていなかった私は、『谷垣さんがあれほど、簡単に下りたのは、奥様の病気とかが、原因だろうか?』と、思っておりましたが、違ったわけです。鎌倉エージェントは、彼ら本体が、抜群の特権を保持していて、自分たちが、天皇様より偉いと、自認をしているでしょう。だから、自分たちと、似た役割を谷垣さんに教えたのです。谷垣さんも、『ああ、そういう道もあったのか?』と納得をして、裏の実力者に、徹する道を選んだのでしょう。

 一時期法務大臣をなさったのは、死刑執行をする必要が、鎌倉エージェント側に、あったからです。谷垣さんは、短い在任期間中に、8人も殺しています。しかも、それをえらそうに記者会見で、誇っています。こここそ、私がナチズムの研究に入ろうと、するゆえんです。

 自民党の中で、最も紳士であると見えた谷垣さんさえ、あれほど、野蛮なことを実行して、それを堂々と誇っている。人を殺したのですよ。監獄に入っているのだから再販の恐れはないのです。ただ、生かして置いたらいいではないですか。それを、自分が、ハンコを押して、進行させる。と言うことは一種の殺人なのですよ。谷垣さんともあろうものが、こういうこう風に教唆されるのか?と、驚き入っていましたが、伊藤玄二郎が制作した、谷垣禎一対談集【興味津々】を見たら、なるほど、そういうわけだったのですか、と、私も納得しました。ただ、それほどの、恐ろしい変身を、させうる、意識の流れは、どうなっているのだ・・・・・と、そこに強烈な興味があるのです。

 なお、何故、谷垣さんが、死刑執行をしたのか、その意味合いを語る文章が以下のものです。ただし、それは、未完です。

カラックス監督に、反日映画を作らせたのと同じ人物が、旭化成疑惑も演出している△  2015-10-25 23:01:31 | 政治

 私はあの谷垣さんの記者会見を、NHKニュースで見ながら誰が、伊藤玄二郎の思惑を谷垣さんに伝えているのだろうと、いぶかしく思い、それを、いくつかの文中で問題としていて、『飯島勲氏当たりかなあ?』と推察していました。違うのでした。

  谷垣さんの対談集、【興味津々】を読むと、伊藤玄二郎は、すでに、2009年に、谷垣さんに取り入っています。

 なんと、特権的実力者、伊藤玄二郎は、日本の中枢の、表側の部分さえ自分の道具として、抑え込んでいたのです。もう、隠れていないのです。だって、谷垣禎一対談集、【興味津々】は、大勢の自民党谷垣後援会の人々がすでに買っていると思いますし、 今でも本屋に置いてあると思いますよ。そこには国際委キスト教大学時代の、私の同期生であり、河出書房新社の、編集者だった川名昭宣氏の名前もないので、【びょんぶ】みたいに隠しまくる必要もないでしょうから。

 どうして、谷垣さんに手を伸ばしたかと言うと、私が何度も谷垣さんに同情をしています。それで、そういう存在をこちらに入れ込んでしまえば、彼女(=私)は、ひどく傷ついて弱るはずだと、考えた連中が居て、そういう手配をしたのでしょう。誰がって言って、

 そこは、私にはわからないのですが、・・・・・一人目の対談相手が、辻井喬氏なので、石塚さんに頼み込んで、石塚雅彦さんが、動いた可能性が強いと、推理しています。ただし、こういう情報は正しいものが表に出てくるはずはないので、これから先は、例の見てきた様な嘘をいいの類ですが、あながち間違っても、いないでしょう。のです。石塚さんは、堤義明さんと、強いきずなを持っていると、思います。堤さんの実母が、石塚姓です、そして、二人は顔がそっくりだから、従兄弟であるでしょう。今般、谷垣さんが、重要な動きをしたと、推察していますので、こういう流れを推理してます。どういうことかと言うのを、順々に説明をして行きます。

 マスコミ向けに発表をされている情報では、堤義明氏と、堤清二氏は、仲が悪いとされています。父親が、弟の、義明氏の方を、高く評価していて、義明氏に、事業の、主力を任せて、兄の、清二氏を疎んじたからだと、言われています。清二氏は、東大卒で、母君は文化人です。歌詠みですね。一方の義明氏は早稲田大学卒で、母君は、父君の秘書として、有能な人だったらしい。

 兄弟同士の、差や、違いは、母親の差や、違いの反映でもあったのでしょう。そして、父、康次郎氏は、それをよく見ていたとも、いえましょう。

 しかしですね。2008年や、2009年に至っては、兄弟の間の、不和など、すでに、雲散霧消していて、お互いに、頼めば、いう事を聞いてあげるという間柄になっていたと、思います。だって、親世代が、父、母とも、すでに、この世から去って遠い時期ですし、堤清二氏は、80歳を超えています。いろいろなことを円満な形で、終わらせておきたいと考えても、ありえる発想です。

 一方の義明氏も、税金を納めていないという問題でたたかれています。それに対して、バカではないから、戦わないで、隠遁をしました。で、その隠遁中に、修業をされたのではないかな? 何も外には、伝わっては来ていないけれど、成長をされたと、思いますよ。それで、兄に対して、意地を張ったり、競争心を示したりする段階でもなくなっているでしょう。だから、石塚さんから依頼をされれば、いう事を聞いてあげたと思います。

 石塚さんは、伊藤玄二郎たちから依頼を受けて、義明氏に、・・・・・清二さんに、こう伝えてください。『どうか、清二さんの方から、「谷垣禎一さんと、話し合ってみたいと思います」と言う風に谷垣さんに、連絡を取っていただけませんか?」』と、頼んだのだと、私は考えています。谷垣さんにとって、堤清二氏(=辻井喬)は、東大の大先輩です。ただ、単に同窓のよしみが深いと言うだけではなくて、器質的に似通っているという部分もあるでしょう。学究肌だというところが似通っているのです。

 で、即座にOKが、でて、最初の対談者、辻井喬として、その対談が始まりました。そうなると後はスムーズです。そして、引き続いて、伊藤玄二郎が、自家薬籠中の作家としている人々が対談相手として選ばれていき、谷垣禎一(主役のインタビューアー)対談集【興味津々】が、できたのです。ここらあたりは、以前に書いたブログ

谷垣禎一氏の対談集【興味津々】を伊藤玄二郎が企画した・・・それが、あらゆる異常なニュースを解く鍵だ   2015-10-23 07:06:22 | 政治

の続きとなっています。そちらが未完に終わっていましたので、ここで、完成とさせたという事です。

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副題3、『おお相撲壊滅作戦と、このマンションのデータ改ざんと言う事案(ニュース)は、そっくりな流れと、同じ目的を持っている』

 その谷垣さんを取り込もうとした年に、私と伊藤玄二郎一派は激しく戦っていました。それは、大相撲壊滅作戦と私が呼んでいるもので、名古屋場所をNHKが中継をしないということと成り、結局は、おお相撲が、名古屋場所を開かないことと成った事案です。あれですが、非常に小さい事件だったのですよ。

 あれはね。私を右翼だと、言い募っている一派が、右翼が悲しむもの、つまり、日本の伝統にのっとっているモノを壊してやろうと、する、一種のパフォーマンスだったのです。スタップ細胞疑惑も全く同じなのですが、右翼の人間だったら、これにのって来て、大騒ぎをしたり、大喜びをするだろう。その結果、あのブログが馬鹿に見えるはずだ。まともな人間だったら、そういう風に考えるだろう。となると、あのブログから読者が逃げていくはずだ・・・・・と、言うコンセプトのもとに、起こされた偽の事案なのです。

 今回で、三回目ですから、私だって、だまされませんよ。特に、3日目の夜に、前田家と白井小野寺家が、連動して、午前二時か、三時まで、人が誰もいない二階の天井灯を煌々と点けるという、この種の謀略時に特有な現象を行ったので、さらに、確信をもって、このブログで、『それは、嘘です』と、はっきり書くことができる様になったのです。

 すべて、無駄なものはないです。その二軒とともに、今般もちょこまか動いた、安野家(これは、暇があったら丁寧に、書きますが、うんざりするほど、ばかばかしくて、かつ、汚いので、今日はすっ飛ばします。ただ、私は自論を立てる際に、この夫婦がやることは無論の事、勘案を入れます)と、大原光孝さんの動き(こちらも同じです)を見ていると、フーンと、確信をさらに深めます。

 旭化成の子会社の、ASAHIkasei建材の、一号機の担当者が、データ改ざんをしたというのは、そのニュースそのものが嘘であって、データ改ざんは、嘘を強要されて、そうしただけであって、実際には誠実な仕事をしているはずです。棟と棟の間が、2,3cmずれるなんてありうる現象です。また、室内の漆喰にひび割れが入っている映像も見ましたが、そういう事は、よくあることで、もっと激しいひび割れと、もっと激しい傾きのものが他にあるのでした。既に削除をしてしまいましたが、民放で、紛争中のケースを上げておりました。それらの方が、今までは、ニュース化されてこなかったのに、今般の、様に、軽い軽い瑕疵がニュースになるのは、まったく違う目的があったのです。

 あそこが選ばれたのは、以前にも書いていますが、あそこの設計が、わが家のお隣の東大卒の建築家が勤務している日建設計であったか? または、住民の中に、共産党員が居たのかのどちらかで、選ばれたのでしょう。だから目を付けやすかったというだけです。

 そして目的のひとつは、白井小野寺夫妻と言う、夫婦そろって東大卒の、わが家の西側のお隣さんを、助けることです。前田氏、または、その上の伊藤玄二郎一派が、その夫婦を、悪い目的で、酷使しておきながら、それが、全部、私に、ばれてしまったので、『大変だ。あの夫婦に迷惑をかけられない。気の毒だ。「絶対にばれないから協力をしてください」と頼んだのに、すべてばれている』となって、私がブログを書けなくなる様な、悪さを、次から次へと考案し、実行を、しているうちに、

 それが、またまた、全部を、見破られてしまっていて、どうしようもなくなっていて、ごく遠方で、しかも、今まで、使ってこなかった、事案(=旭化成の、データ改ざん疑惑)を、導き出し、これなら、ばれないだろうと、言うところで、事件を起こしたのです。

 目的は、もう一つあって、自分たちの失敗が救われるためには、私が自滅してくれればいいので、兵糧攻めをしようとしていて、旭化成の株価を下げることが目的でした。私の持ち株ではないのですよ。主人のです。ただ、主人の旭化成株は、一単位では、ない筈ですし、過去に起きたJAL破産の際と、今回と、二回も狙われているので、両方で、500万円ぐらいは損をしているでしょう。彼等悪人側は、してやったりと、ほくそ笑んでいるはずです。

 そんな簡単なことですが、

 旭化成に、いう事を聞かせて、嘘を飲み込ませたのが谷垣さんだったので、伊藤玄二郎は、必死になっているのです。そして、彼に協力している、警察を含む、悪人連中もまた、必死になって、防衛をしているというところでしょう。

 先ほどですが、最初の総タイトル、『なぜ、日立テクノロジーズは頬ッかむりしているのですか』と言う部分を、谷垣さんと言う名前を含んだものに変えたら、アップできないという現象が続きました。これがもし、嘘だったら、ただたんにあざ笑っていればいいではないですか? おや、まあ、と、笑っていればいいでしょう。

 ところが、谷垣禎一対談集、【興味津々】に触れようとした最初の日から、電話のワンギリで、真夜中に脅かされたのです。ともかく、悪いことを考え出しては、それが、ばれると、脅かしてくる。それが、ずっと、続いているのです。まあ、鎌倉エージェントに限れば、30年以上になろうとしているところです。

 彼らにとって、自分たちを守るための、防衛とは、このニュースがいかにも怖いものであって、どうしようもないものだという方向で、国民を洗脳する事ですから、今も、それを、やっていますね。

 ここから先は、29日の午後に書きます。

 ところで総タイトルですが、いまだ、そこまで到達をしていませんが、NHKニュースが土曜日の、24日に街頭演説をしているらしい映像を移しました。谷垣さんは、『一億総活躍社会を作って、……どうとか、こうとか』と、声を振り絞って演説をしていました。だがなんとむなしい叫びでしょう。だって、谷垣さんこそ、一億総不安化作戦を進行させた張本人ですよ。

 たとえ、現代の最高権力者である、鎌倉エージェントの、すでに、公には、死んだ事にしている井上ひさしが考案して、それを公に生きている伊藤玄二郎が、肉声で、伝えたとしても、彼が命令したって、旭化成が、嘘を飲み込むはずはないです。

 やはり谷垣さんが、動いたのでしょう。何の未来予測があったのでしょうね。馬鹿みたいです。東大卒の駄目さ加減が、最大限に現れている事案です。だって、日本全体に、不安を与えてしまったではないですか。大三菱が売り、大朝日建設が、基礎を担い、上物は大三井建設が、作ったマンションでさえ、おかしいとなったら、すでに、『不良工事だと言って係争中』の、諸処の、マンションは、どうなるのですか? 三井不動産レジデンシャルは、四棟すべてを建て替えるですって、そんなお金をここで使ったら、他の建設業界は青ざめるでしょう。いったい、どういう未来を、考えて、伊藤玄二郎の甘言に乗ったのですか? 谷垣さんに公開質問状を出したいところです。

 それに前田夫妻が、これまで、他の人を使って、自分たちが助かろうとした悪事は、枚挙にいとまがないのですよ。たとえば都立大学の名前を、首都大学に変更をさせました。それから、獣医学部を、生物環境学科かな? 名称変更をさせました。それから、小泉さんの靖国訪問意見裁判、有明海の開門、の長崎県の行政処分による国庫金の無駄遣い。すさまじい数の、悪さがあります。それに、このマンション疑惑も加わりました。旭化成は、冤罪です。だから、社長が記者会見で、涙を流したのです。

 明日誤変換を直し、加筆し、完成をさせて、署名と日付を入れます。

尚、このブログの、2010年より数え始めた延べ訪問回数は、3175721です。

 

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20分も拍手鳴りやまず。Pires の哲学に乗った聴衆と、演奏者の間に生まれた音楽に対する愛

2015-10-28 02:41:01 | 政治
 済みませんでした。前報、墨田区の、スミ部分が隅と、誤変換をされておりました。
 
副題1、『観客がこれ程、喜んでいた演奏会も、今まで、見たことが無い』
 
 今、【すみだトリフォニーホール】から、他にどこにもよらずに、鎌倉の自宅へ帰って来て、23時30分です。
 ベートーヴェンのピアノ協奏曲、三曲と言うボリュームたっぷりな、演奏もさることながら、終演後、拍手が、20分は続いたのです。電気がついた時に時計を見ると、9時25分でした。音楽会って、普通は7時に始まるので、休憩をはさんでも、9時過ぎになる事は少ないので、ある意味で、驚きました。
 
 これは、すみだトリフォニーホールのお客さんが、新日本フィルとか、ピリスについて、事前に、大きな知識と・・・愛情・・・を持っていたということを示します。
 
 その拍手がやまない20分間の、間に、アンコール曲が演奏されました。それは、三人の連弾による、六手のピアノ曲と言うもので、ラフマニノフ作曲の、【ロマンス】と言うものだったそうです。どうして、三人で、連弾をしたかと言うと、
 
 3つのベートーヴェンのピアノ協奏曲は、一つをピリスが演奏し、あとの二つは、ピリスが推薦する若手ピアニストが、ソリストとして、演奏しました。だから、そのソリストたちが、三人で連弾をしたのです。
 その連弾の際に、新日本フィルのメンバーも、非常に静かにしていましたが、そっと、椅子を持参して、後ろで、指揮者、デュメイ(オーギュスタン)が、楽団員と一緒に、静かに聞いていました。
 新日本フィルのメンバーも、本日の演奏には、大きく熱が入っていたので、疲れたのではないかなあ? 明日は、一日休んで、明後日に、別の若手とピリスと一緒に、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲演奏会の、続きがあります。 
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副題2、『マリア・ジョアン・ピリスの哲学』

 マリア・ジョアン・ピリスと言う女性ピアニストは、教師として、とても有名な人らしいのです。ベルギーのエリザベート音楽院で、教授をしているそうですが、テクニック上で、優れた教え方をするというよりも、音楽に向かう哲学の面で、立派な考えを持っている人です。
 
 彼女の提唱する考察を、パルティトゥーラ・プロジェクトと言うのです。それは、本日のプログラムの中で、短くも説明をされていたのですが、そのプログラムを無くしたので、覚えている限りで、説明をさせていただくと、
 音楽には、GRACEと言うことが大切で、それは、神との融合と言う様なものである。それを、招き入れ、自分のものとするためには、コンクールなど、は、一種の邪道であり、それに応募することは、GRACEを失う可能性がある・・・・という様な事です。
 
 ここまで、はっきりと『本当に、いいものは何か』について、結論を、いいうることは、芸術家にとっては、とても難しい事です。芸術家って、生きていくためには、音楽畑でも、美術畑でもファンと言うものが無いと、生きて行かれません。ファンと言うものからお金をいただかないと生きて行かれません。
 
 そして、ファンと言うものは、実は、移り気で、結構スノビズムに満ちていて、独自の耳とか、目を持っていないケースが多いのです。だから、有名なコンクールで、一等賞を取ることが、大切だと、なりますね。だけど、それは、どの分野でも、一代目には、当てはまって、強くて、がむしゃらで、 派手な人が出るのですが、二代目とか、三代目になると、家族が既に、構築した名声で、生きていくことができるのです。で、コンクールを目指さないでも生きていかれることと成ります。グレン・グールドなど、そうですよね。彼は、カナダで生まれましたが、北欧の有名な作曲家・音楽家の、親戚であるはずです。今、はっきりとは覚えていないが、グリーグだったかな?
 
 ピリス自身の言葉によれば、『邪道である』と言うところまでは言っていないのですよ。そこまで断言したら、それもまた、カリスマ性を持つので、今度はピリス教と言うものめいたものが生まれてしまうので、よくないですね。だけど、音楽畑の人間ではないものの、結構いい耳を持っているみたいな、私は、コンクールで、大賞を取ったとかいう人間の演奏を好きではないケースが多いのです。ただし、NHK(昔は、毎日新聞と共催だった)の音楽コンクール等は、毎年あるものだし、5人ぐらいは選ばれるものだから、挑戦するのも仕方ないかなあとは、思うのですが、声楽など、どうして、この人が一番なのだろうか? と、思うケースも多いのです。
 
 しかし、ファンを獲得して、有名になり、音楽会のチケットが売れることは大切なのです。それで、画家も同じですが、マスメディアに載って、大衆の前に、自分を打ち出して、自分の情報を、たくさん露出して行く方が得なのですよね。しかし、メディアに乗ってしまうと、ある種のアクが出ることも確かなのです。だから、本当に美しい演奏が、できなくなるケースも、まま、あるのです。
 
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副題3、『ホールを運営する姿勢について。箱もの行政では、もう、ない、すみだトリフォニーホール』
 
 今回、この切符を、6か月前に買ったと、記憶をしているのですが、その時にトリフォニーホールに電話をしたところ、トリフォニーホールが、私の質問に答えて、こういう風に言ったのです。
 私の質問ですが、「ピリスは、サントリーホールではやらないのですか?」と言う形です。するとトリフォニーホールは、「私達は、企画をする際に、サントリーホールとか、NHKホールには、出ない様な、人を選んでいます」と、言ったのです。
 
 それを、本日の、主役、ピリスの哲学と照らし合わせると、本日のトリフォニーホールで、見た大盛況が、重要な意味を持ってくるのでした。つまり、メディアの情報に左右されない、真の音楽好きが、訪れていたホールであり、音楽会だったと、いう事。
 
 たまたま、ピリスは、今回の来日で、【彩の国芸術ホール】でも、演奏をするし、【みなとみらいホール】でも演奏をします。
 彩の国芸術ホールは、意外と小さいのですよね。それと、蜷川さんが、いろいろ噛んでいて、演劇の自主公演もするので、単なる貸しホールではないところがあるのでしょう。ただ、私にとっては遠いホールなので、行ったことが無いし、それ以上の情報を持っていないので、良くは、知りません。
 でも、10年以上前に、野島稔が、その彩の国芸術ホールで、何かを演奏したのです。それが、素晴らしかったと、どこかの新聞で、音楽評論家が書いていて、「これだけの素晴らしい演奏を、このホールで行うのは、本当にもったいない」と書いていました。
 で、それを見て、慌てて、私はアクセスとか、ホールの座席数を調べたのです。すると、彩の国芸術ホールは客席数が、500前後で、とても少ないのですね。だけど、それは、いいことなのです。これは、青葉区にあるふぃりあホールも同じぐらいの規模ですね。ふぃりあホールでの演奏会が、よく取りざたされているのも聞いています。
 鎌倉でも、大船芸術館が、できる前は、鎌倉駅前の旧中央公民館(現座の名前、きらら)のホールで、いい催し物をやっていました。そこも500席ぐらいです。それこそ、20年以上前の事でしたが、野島稔が、来て演奏をしていました。で、満員ではなかったので、急きょ、プログラムを、良く知られた大衆的演奏曲目へお変えになったのです。私には、その方がずっと楽しめました。300人前後のお客が、野島稔の、美しい音をとても静かに、かつ親密な雰囲気の中で、楽しんだのです。野島稔さんは、三歳ごろから、鎌倉で、ピアノを勉強しているらしいので、鎌倉のお客を大切にしてくれた可能性があります。
 
 野島稔さんって、1970年代は、N響アワーに、よく出ておられたのですが、今はマスコミに取り上げられることが少ない人です。特に普段はアメリカで、暮らしておられるみたいなので。それでもね。いつの間にか、選挙で、東京音大の学長に選任をされておられます。前任者が、脂ぎった人で、金銭的な、不祥事があったので、反動で、清潔極まりない野島さんが、選ばれたらしいです。
 
::::::::::これは、スピンオフですが、今、ネットの質問箱で、「日本の交響楽団で、レベルが高いのはどこでしょう?」と言うのを見つけました。すると、答えとして、「N響が一番技術的に高いでしょうが、いい演奏をするかと言うと、あながち、・・・・・・云々」と、言う答えを見つけて、笑っちゃいました。私も、1970年代までです。テレビで、N響アワーを熱心に見たのは。今は、見ません。なんか、つまらない。・・・・・直観ですが、『感動があたえられない』と思っています。優等生=芸術家ではない。
  それから、【題名のない音楽会】は、ちゃか、ちゃかし過ぎていて好みません。一度、美空ひばりが、トスカの中のアリアを歌うという企画があって、新聞に宣伝が載っていたので、見ました。が、美空ひばりが、四度ぐらい キーを、下げて いると、感じました。それで、美空ひばりは、こういう勉強までして、それは、確かに、偉いけれど、キーを下げると、歌が全然違って聞こえるので、それ以来、制作者サイドの姿勢(つまり、有名人に媚びている)に疑問を持ってしまって、見るのをやめてしまったのです。
 
 今では、早朝のBSプレミアムで、放映される【クラシック倶楽部】ばかりを、毎日の分を、録画で見ています。再放送が多いので、それには、文句があるが、室内楽で、いい演奏者を見つけるのは楽しみです。庄司さやかが、老練なピアニスト・メヘナム・プレスラーと、デュオを組んだのは、素晴らしかったです。
 ピリスも、NHKクラシック倶楽部で、見つけた演奏家です。:::::::::::
 
 あと、ホールの問題でいえば、みなとみらいホールが、すみだトリフォニーホールと客席数で、似通っております。そして、今では、名だたる観光地となった、みなとみらいの中にあるし、アクセスも便利だし、また、横浜市民というヒンターランドが、大きいので、いつも、満員です。
 でも、すみだトリフォニーホールの方が、音楽ホールとしては主体性があるみたいに見えます。独自性を貫いていますね。それと、新日本フィルハーモニーが根城にしていることも大きいのでしょう。
 
 昔、妹にこういわれたことがあります。「お姉さん、今は、川の手って、言って、山の手よりも、レベル高いのよ。昔の江東区のイメージはないのです」って。つまり、高額なマンションが多くて、そこに住んでいる人は、収入が高くて、レベルが高いのだそうです。『ふーむ』と、唸るしかないけれど、芸術って、基本は、お金がないと、修練もできないし、なるほどと、は、思います。で、墨田区とか江東区って、レベルが高いのだそうです。
 そういう中の、特にスカイツリーへの、JR側の玄関口になっている錦糸町にあるということは、すみだトリフォニーホールにとっては追い風でしょう。
 錦糸町の夜って、人がいっぱいいて、『あら、鎌倉より、全然町の規模が大きくなっていますね』と思ったことでした。
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副題4、『本日の演奏会、周辺情報』

パルティトゥーラ・プロジェクト

《ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全曲演奏会》27日

 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第1番(ジュリアン・リベール)

 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第2番(ナタナエル・グーアン)

 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第3番(マリア・ジョアン・ピリス)

 

 オーギュスタン・デュメイ[指揮]

 新日本フィルハーモニー交響楽団[管弦楽]

主催・企画・招聘制作:(株)ヒラサ・オフィス

共催:すみだトリフォニーホール

第2回

日 付 2015年10月29日(木)

 時 間 19:00開演(18:30開場)

会 場 すみだトリフォニーホール

 曲 目 ベートーヴェン/ロマンス 第1番、第2番(オーギュスタン・デュメイ)

 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第4番(マリア・ジョアン・ピリス)

 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番(小林海都)

  オーギュスタン・デュメイ[指揮・ヴァイオリン]

 新日本フィルハーモニー交響楽団[管弦楽]

.主催・企画:すみだトリフォニーホール

 招聘制作:(株)ヒラサ・オフィス

 関連公演

 日付 2015年11月7日(土)

 時間 19:00開演

 会場 すみだトリフォニーホール

 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)&アントニオ・メネセス(チェロ)

 デュオ・リサイタル

11月7日には、チェリストの、メネシス(アントニオ)と、二重奏を行います。こちらは、同じ組み合わせで横浜みなとみらいホールでも行われるらしいです。

それ以外にも彩の国さいたま芸術劇場で、ピリスと、ピアノ・ソリストグーアンのふたりだけで、11月15日演奏があります。

 尚、このブログの、2010年より数え始めた延べ訪問回数は、3173781です。後日、誤変換を直した上で、署名を入れます。

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