Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

ST. GEORGE JAPAN (旧クルベ邸)

2012年06月11日 | ★美建築レストラン

 

 

 

 

ランチへ向かったのは、少し奥まった場所にある、
「St. GEORGE JAPAN」

ドイツ人の貿易商人のクルベ氏の邸宅だった建物です。
調べてみたのですが、資料が少なく詳しくは分かりません。
100年は経っているようです。 

外観も華美なものではなく、
どっしりと、威厳を感じます。 



入り口のドアも、とてもどっしりとした木製のもので、
なんとなく、どなたかの人の家を訪ねたかのような気分になります

あまり画像は撮っていないのですが、
玄関ホールから、洗面所に至るまで、
木材が豊かに使われて、とても重厚で、
落ち着く雰囲気でした。

私たちのテーブルは、緑溢れるテラスに面していて、
結婚式の時には雛壇になる場所だそうで、
とても居心地が良かったです

画像は気持よく許可を頂いています。
カツオを使った前菜
メインでも良いような一品でした

ネセロリのスープ

鴨肉を選びました
ソースが、こだわっていて、鴨肉にぴったりで
とても美味しかったです



デザートも数種類あって楽しい~



テーブルの間隔が離れているので、とてもゆったりと過ごすことが出来ました。
お料理も、美味しくて、スタッフの女性もとても素敵で、
結局、私たちは、ほぼオープンから、他の方が帰られた後まで居りました



このお店、前から伺いたかったのですが、
なかなか予約が出来ず、今回3回目の予約で、伺うことが出来ました。
どんなお店なのでしょうね~と友人と話していたのですが、
伺って納得のお店でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


東華菜館

2012年04月23日 | ★美建築レストラン

 

 

 

平安神宮へお花見に出かけた時に、
ランチは東華菜館で頂きました♪



久しぶりの、ヴォーリズ建築です。
優しい雰囲気の建物が多いヴォーリズにしては珍しい、
コテコテ装飾の建物です 

 

 

もともとは、西洋料理店「矢尾政」として建てられた建築です。
エントランスの装飾は、すべて食べ物が散りばめられています♪
ホタテ、巻貝、野菜やフルーツ・・・

 

内扉の上には、タコとホタテ~! 

 

戦後になって、中華料理店となって中華風のデザインも加わったそうですが、
西洋と東洋のデザインが、本当に素敵にミックスされていて、
見ていて面白いです。 



また、東華菜館のエレベータは、日本で最古のエレベーターなのだそうです。
エレベーター係の方が、必ず手動で操作しています。
とても味わいのあるエレベーターでしたが、
肝心なところの画像を忘れていました 

 

 

 

ものすごい、人出の京都、四条でしたが、
こちらは予約していなくても、すぐに入れました。(少し早目の時間だったので)
お料理もとても美味しかったですよ~ 

ドアマンが扉を開けて下さる、ゴージャスな店構えとは違って、
とってもフレンドリーな雰囲気でした。
客層は、やはり年配の方が多かったです。
上の画像を撮った後から、ほぼ満席になっていました。
(建物内、お料理の画像は快く許可を頂いています。)

お料理の量を聞かずに注文していたら、
まだ新人のような、中国系の女子店員が、
にこやかに、「食べすぎです。」とアドバイスをくれて
(その言い方が、とても可愛らしかったです。)
夫はビール、私は桂花陳酒のソーダ割を頂き、
お料理を炒飯と3皿頂きました。
これでも、かなり量が多かったです!
でもどれも美味しくて、良かったです

外の混雑がウソのように静かで、
窓側のテーブルからは、鴨川を見ることも出来、ゆっくり食事が出来ました♪  

 

 

 

 

平安神宮へは、鴨川沿いを歩きながら、向かいました
ちょうど暖かくなってきて、お散歩日和でした。 

 

 

 

 

 

 

 

 


Hotel New Grand Lunch♪

2012年04月14日 | ★美建築レストラン

 

 

 

女子大時代からの大切な友人とのデートも横浜で♪
去年は東日本大震災で会うことが出来なかったのですが、
ちょうど海外駐在から一時帰国しているので、
久しぶりに、ゆっくり会うことが出来ました

お互いの実家が、葉山、鎌倉と近いので、
JR鎌倉駅のホームで待ち合わせ♪
電車の中からずぅ~とお喋りしていました。 

会うのはすごく久しぶりなのに、
昨日の続き、みたいな空気で居られます
ランチは、山下公園前の、ホテルニューグランドで♪
中庭に面したテーブルで、スパークリングワインで乾杯して、
のんびり、楽しく、もちろんお料理も美味しく過ごしました♪

食後は、少しホテルを見学
2階のロビーは、良く雑誌の撮影で使われているのを見かけますが、
この日も、撮影が行われていました。

ちょっと画像が見苦しいです。



ホテルニューグランドは、1927年(S2)に建設。
名称は一般公募で採用されたものです。 



もともとは、1870年(M3)に開業した、グランドホテルが、
今の人形の家のあたりにありました。



アメリカ人建築家プリジェンスが設計したと言われています。
サービスも施設も海外のホテルに引けをとらないほどのホテルだったそうですが、
やはり、関東大震災によって倒壊してしまいました。 

今の場所に新しくホテルが建てられることになって、
そのグランドホテルにちなんで、「ホテルニューグランド」に
なったそうです。 



この旧館は、上野の国立博物館、銀座和光などを設計した、渡辺仁。 



装飾が、個性的です。 



見た目は重厚ですが、ゆったりとした雰囲気です。 

 

このあと、元町の方へ回って、ちょこちょこお店を覗きながら、石川町駅まで歩きました。
また来年会えるのを楽しみにしています~ 

 

 

 

 

 

 


東天閣 (旧ビショップ邸)

2012年03月07日 | ★美建築レストラン

 

 

昨日は、美味しい和食を御馳走になった後、
素晴らしいジュエリーをたくさん見てきました
6cm幅に、ぐるりと極上のダイヤモンドがレースのように編みこまれた、
すべて職人さんの手作りという、
1600万円のブレスレットを手首に着けて頂いた時は
胸がドキドキしてしまいました
あまりにまばゆいので、なんだか形が良く分かりませんでしたけど。。。

 

 


 

さて先日は、ずっと忙しかった夫と、北野の東天閣で中華ランチを頂きました
北野ホテルのほぼ真向かいに建つ、異人館、旧ビショップ邸です。

ランチも、とても美味しいです
特に青菜炒めは、シンプルなだけに、絶対に家庭では作れない、
お店からも、お勧めの一品だそうです 

ちょうど、トアロード側の2階のテラス席だったので、
北野ホテルで結婚式をされたカップルの記念撮影の様子などを
眺めながら、のんび~りお食事出来ました。 

とても堂々とした、大型の異人館、旧ビショップ邸は、
北野の異人館群の中でも、最古と言われています。 

ちょっと光が強すぎて、白くなっていますが、
外側の装飾がとても凝っています。 

1894年(M27)に、イギリス人ガリバーによって設計されました。

東天閣は、1945年(S20)から、
レストランとしてオープンしたそうです。 



世界大戦終戦前後の、その時期に、異人館を使って
レストラン、という考えはすごいですよね。 

大戦も震災も乗り越えて、こうして存在していることが
本当に、素晴らしく、そしていとおしく感じます。 

先日、放火によって火災となったグラシアニ邸のように、
100年近くそこに存在し続けた建物が
1日にして焼失してしまいます 

 

階段の腰壁の装飾ですが、さまざまな草花が彫られているのですが、
1枚1枚図柄が違っているようです。  

異人館では、大抵、階段の踊り場に、
素晴らしいガラスがはめ込まれています。
こちらも、ひし形に枠取られている中に、
小さな紋様が施されていていました 

 

 

窓ガラスもとても多く使われています。
中には、当時からのものらしい、独特のガラス、
表面がユラユラと波打っているガラスが、使われていました。 

 

 

 

 

とっても美しい建物でした 
この後も、異人館続きます~。

 

 

 

 

 

 

 


神戸 舞子ホテル

2011年12月22日 | ★美建築レストラン

 

 

頑張って、まとめてUP中~

週末には、夫とこちらへ♪ 



大正時代に建てられた洋館が邸宅レストランとして営業しています



イタリアンが頂けます
今回は電車で出かけました。
須磨、塩屋付近はJRの車窓から海が見えるので気に入っています

豚と鴨のパテ。かっちり見えますが、口の中でとろけます。
(本来は赤海老のお料理でしたが、私のプレートは変更して頂きました)
赤ワインも頂きました



大根のスープ。ほんのりとした苦味が好きです。




クエのアクアパッツァ。ドライトマトとオリーブが添えられていて、
クエも、プリプリで、塩味で美味しい




神戸ワイン牛煮込み、ゴルゴンゾーラソース。ほろほろと、とろけます
ソースも、私達の大好きな味で、夫も大満足していました。




栗のセミフレッドにオレンジコンフィー添え。美味しい~



舞子ホテルの和館の広間がレストランになっています。
日本庭園を眺めながら、また素晴らしい和の装飾を見ながら、
とっても落ち着いた雰囲気の中、幸せなお食事でした



建物の画像は次回に。。。
ホテルを出ると、明石大橋、淡路島が目の前に

 

 

 

 

 


Cafe de Kobe 旧居留地十五番館

2011年12月22日 | ★美建築レストラン


 

いつものんびりUPしているのですが、
今年のことを、今年の内に終えられない気がするので。。。
ちょっとまとめてUPしていこうと思います
 

 

先日は、お友達と三宮近くの旧居留地十五番館で
クリスマス&忘年会ランチをしました♪ 



十五番館は、ハヤシライスや、ビーフカレーのランチが有名ですが、
予約をすると、スペシャルランチも頂けるということで、そちらを頂きました。
一緒にお願いした、グラスワインも、お肉料理にぴったりのものを選んで下さり、
美味しかったです

カフェ、と思っていたのですが、
お料理も美味しく、スタッフの方も感じが良いし、
ゆったりとした時間が流れていて、
お友達も私も、かなり満足度の高いランチでした♪

アミューズ。
こんな可愛いサンタさんが、やってきました~
食べるのが、可哀想~と言いながら、一口で一気に頂きました



すべて、神戸の地の野菜を使ったサラダ。
色も綺麗で、すごく甘みのある、味の濃いお野菜でした。
塩コンブと鰹節がまぶされていたのですが、不思議と合います♪

鯛のソテー、だったと思います。ベシャメルソース。

和牛、2種類のソースがかけられていて、
柔らかく、ジューシーな牛肉とぴったり、ワインと共に、
とっても美味しく頂きました♪
付け合わせのお野菜も、味が濃い!!

有名な「ひと口ハヤシライス」
お団子くらいのご飯に、特製のハヤシルーがかけられています。
ちょうど、このくらいの量が、落ち着きます。美味しかったです♪

コーヒーのシフォンケーキ、ものすごいフワフワ!
ピンク色のモノは、お米で作ったお餅、と言われましたが、
すごく柔らかくて、懐かしいような優しい味でした。 

異人館の空間は、本当に落ち着いていて、リラックス出来ます。
このあとは、旧居留地を歩いて、大丸まで~
この辺りは、本当に石造りの良いビルが多くて、
歩いているだけでも楽しいです♪

建物のことは、また次回UPします。

 

 

 

 

 

 

 

 


滋賀大津 蔓ききょう

2011年11月21日 | ★美建築レストラン

 

 

ずいぶん時間が経ってしまいましたが、先日久しぶりに滋賀方面へ出かけて来ました♪
ランチは、とても気になっていた、大津の蔓ききょうさんへ。



100年くらい経っている、古い蔵を改装したお店

京都や淡路島などで選びぬかれた食材を炭火で調理する、
シンプルだけど、とても美味しさが沁み渡るようなお料理です。



美味しそうなお料理を目の前に、でも綺麗だから写真撮りたい~と
カメラの設定もおろそかで、ピンぼけ画像になってしまいました
(写真は、気持よく許可を頂いて撮影しています。)



鯖寿司と琵琶湖マスと、大間のマグロ~

ホクホクの、味がよく染み込んだ大根



いろいろな野菜の炭火焼。お塩が合います~!
色が似ていますが、全部種類が違うのです。
小かぶの炭火焼が、ジューシーでびっくり。

ぶりの味噌漬け香ばしく、プリプリしてました。
夫は鶏肉の炭火焼を選びました。



この焼きおにぎりが・・・
絶品~!!日本人で良かったとしみじみ~
中まで、味がしっかりついていて、外側はパリッと焼かれて。
半分はそのまま頂いて、半分は鶏がらで作ったスープでお茶漬けに
この焼きおにぎり&お茶漬け、毎日食べたいくらい

玄米茶のアイスが、すごく香ばしく、まろやかで美味しい♪

秋明菊と紫式部(かな?)が、とっても綺麗



とっても落ち着く店内で、お料理の説明も丁寧にして下さり、
美味しいひと時を過ごせました♪

それにしても、焼きおにぎり・・・美味しかった~

 

 

 

  

 


丸の内 三菱一号館

2011年11月11日 | ★美建築レストラン

 

 

実家に泊まった翌日、見たい所があったので帰りは東京駅からにしました。
珍しく母も一緒に行くというので、母と2人で♪

母は、9月に祖母が亡くなるまで21年間、介護をしてきました。
最初の10年近くは家で、その後はホームにお世話になりながら。。。

私も結婚するまで一緒にそばに居て、
21年前に、くも膜下出血で倒れた祖母の介護は、
本当に綺麗事では語れない大変なものでした。

母の生活は常に、祖母のことがあったので、
母とゆっくり出かけたことは、数えるほど。
これからは、自分自身の時間を思いっきり楽しんで欲しいと思います。



改装中の東京駅が少し見られるようになっていました。
完成が楽しみ♪

まずは、昨年もざっと見た三菱一号館。

三菱・岩崎家がロンドンの街並みを真似て
このあたりの街作りをした頃の景色を見てみたかったな~と思います。

 

開催中のロートレック展は見ませんでしたが、
ミュージアムショップは、なかなか素敵なグッズがあり、楽しめました♪ 



かなり人が並んでいましたが、
母と三菱一号館のカフェでランチを頂きました。

かなり原型に忠実な復元を目指しただけあり、
とても良い雰囲気でした♪ 
京都の文化博物館(もと銀行)にとても似ている造りです。

日替わりランチプレート。
シャーベットのデザートもついていました。
ビジネスランチ風で、かなりのボリュームでした。 

三菱一号館の裏庭は、穏やかな空気のあるスペースで、気持ちが良かったです。

このあとは、昭和に建てられた、
様式建築の最高傑作と言われる建築を一緒に見に行きました

 

 

 

 

 


神戸迎賓館須磨離宮 LE UN(ルアン)

2011年10月15日 | ★美建築レストラン

 

前回と画像が少しダブってしまいますが、
こちらでフレンチのランチを楽しみました♪ 



このような素敵な洋館でお食事できるのは、本当に幸せ 



たくさんの赤いバラがエントランスに飾られていました 

 

       

ドリンクは、スタッフの方のオススメを選んでみました
私は、ローズレモネード、女性にオススメだそうで、バラの蕾も飾られて
本当にバラの良い香りと、レモネードがぴったりで美味しかった!
夫は、神戸布引の滝の水を使って西宮で作られている、地サイダー、
なんだか、レトロで可愛いボトルでした♪ 



お料理は、どれも綺麗な彩りで、美味しく頂きました~
シェフは、北野ホテルの出身なんだそうです。

↓のスープは、さつまいもと生姜のスープに、ロイヤルミルクティーを
カプチーノ仕立てにしたものを載せていて、
不思議なんだけれども、美味しかったです 

シェフからの一品イノシシのお肉を、(ど忘れ・・・)何かで煮込んで
パイ包みにしたもの。お醤油も使われているような、落ち着く美味しさでした 

本日のおすすめのお魚料理、スズキです 

お肉料理は、私は、神戸ブランドポーク、夫はビールで48時間煮込んだ牛肉を 

綺麗なデザート 



今回は、レストラン内のインテリアの画像は満席でしたので自粛しましたが、
とても落ち着く、素敵な空間で、美味しいお食事をゆっくり楽しみました。

また、窓側の席にして頂けたので、チャペルでの婚礼を終えた新郎新婦が
庭園で撮影をしている様子も見ることが出来たのですが、
本当に、このような洋館での結婚式、素敵です、ピッタリですよね 

スタッフの方達の接客が、とっても気持ちが良かったです。
どんなに素敵なお店でも、スタッフの方達の対応で、
気持ちが覚めてしまうこともあるので、さすがだな~と感じました。



お庭に、綺麗なコスモスが咲いていました。

このあとは、帰り道に、2ヶ所ほど洋風建築に寄って行きました。つづく

 

 

 

 


京都 五龍閣 (松風嘉定邸迎賓館)

2011年09月07日 | ★美建築レストラン

 

台風が過ぎて、さわやかな空気が感じられます。
が、関西の和歌山、奈良で、大きな被害を受けてしまいました。
どんな言葉を書いていいのか、分かりません・・・

 

 

「澤正」さんを後にして、清水寺方面へ向かいました。
「澤正」さんで使われていた食器が、とても素敵だったので
久しぶりに、ゆっくり和食器を見てみたくなって・・・
アンティークの和食器を扱うお店や、
「茶わん坂」で、清水焼のお店を何件か見てみました。
和食器も、本当に奥が深い、魅力があります。
強い憧れがありますが、使いこなすのはちょっと難しそう・・・



この日は、ゲリラ豪雨があった日で、とても蒸し暑い日でした。
それでも、清水寺に通じる坂道は、どこも観光客で賑わっていました。



少し人並みが途切れた所で、脇に入って・・・
う~ん、素敵な建物

数年前まで、湯豆腐のお店、「清水順正」だったところです。
今は、カフェになっています。



明治時代に、清水焼の窯元を国際的な事業へ発展させた、
起業家、松風嘉定氏が邸宅、迎賓館として、
1921年(T10)に建てたものです。



設計は、関西建築の父、と言われる、武田五一氏。
洋風でありながらも、天守閣のような造りであったり、
しゃちほこの祖型と言われる、鵄尾が取り付けられていたり、
清水寺門前に位置することへの配慮が伺える建物です。
(館内で頂いた資料より)



明治時代の絢爛豪華な雰囲気とは、少しずつ変化して
いわゆる大正モダンな空気も感じられます。



こんな建物で、お茶が出来るなんて、入らないわけがありません



内部も、こんなに素敵
でも、何故でしょう、全然混んでいません。
ラッキー
この大きな、モザイクテーブル(このイタリア製だとか・・・・)を
私達だけで、独り占め



スタッフの方に、カメラの許可を頂いて、いろいろと撮らせて頂きました
(とっても気持ちよく、どうぞどうぞ、と言って頂けました







カフェメニューは、お豆腐の会社が母体なので、
お豆腐屋、豆乳を使ったメニューや、京野菜を使ったメニューがあります。

夫は、「氷り豆腐」、私は、「豆乳抹茶」を頂きました。
さっぱり、ヒンヤリ、美味しかったです





こんな素敵なお店で、お茶をして過ごせるなんて、嬉しいです
価格も、とてもお手頃でオススメです



こちらは、スタッフに声をかけて、2階の階段まで上がって見学することも出来ます。
また、上の画像に見える、扉の開いているお部屋で
この建物についての、ビデオを見ることが出来ます。



京都は、やはり、古いものに対しての愛情が深いですね。
どこに出かけても、古い建物の写真を、とても気持ちよく撮らせて頂けます









この日も、美味しいお料理、美しい食器や建物を楽しむことが出来て、
あとは、にぎやかな坂道を下って帰りました















京都・亀岡 楽々荘 チンギアーレ 

2011年08月01日 | ★美建築レストラン




今日から、8月です~



時間が経ってしまいましたが・・・
久しぶりに、お出かけして来た時のこと♪
京都の郊外にある楽々荘へ。



明治の実業家であり、嵐山、保津峡のトロッコ列車の生みの親である、
田中源太郎翁が明治33年に建てた旧邸が、
昭和20年代から、料亭旅館として営業しています。

京都の庭師による見事な庭園や、和風のお屋敷と共に洋館が建てられています。
イタリアンレストラン・チンギアーレがあり、洋館で頂けるメニューもあるということで、
もちろん、そのメニューを予約して出かけました♪ 



見事な和館の大玄関(こちらも指定文化財です)で靴を脱ぎ、
スリッパで廊下を歩くと、洋館につながります。
(洋館などの建物の画像は、また後ほどUPします。)

イタリアンのおまかせメニューが、洋館の2階で頂けるとのことで、
2階のこちらのお部屋へ・・・指定文化財になっている建物です。
創建以来、ほとんど変わらない状態なのだそうです。



今回はなんと、この国の登録有形文化財指定の洋館で、
私達2人だけの貸切で、時間も気にせず、
本当にゆっくり、まるで自宅にいるような気分で
美味しいお料理を頂くことが出来ました

文化財なので、ピカピカに修理することは出来ず、
経年劣化している部分も多いのですが、それでも、
スタッフの方達が、大切にしているお話を伺ったり、
今でも、光沢を感じる、素晴らしい素材のカーテンや、
家具の装飾を見ていると、本当に幸せな気持ちで
それだけで、お腹がいっぱいになってしまいそうでした・・・

でもお料理も、とても美味しく、しっかり頂きました!!
車で出かけたので、夫はノンアルコール、私も軽めのカクテルで乾杯♪




ご挨拶の一品から始まって、程良い量のお料理がいろいろと♪





  

京都ならではの、鱧や京野菜、などの食材が使われ、
どのお料理も、食材の組合せが意外だけれど美味しく、
また食器もシンプルでしたが、素敵なものが使われていました。
実は陶磁器に見えるものも、ガラスの器なんです~
お魚や、お肉は、温めたガラスの器に盛られていました。

このような、素晴らしい文化財の洋館で、貸切で
お食事が出来るとは思ってもいなかったので、
それだけでも、感激で、優雅な気分を味わえたのですが、

私達の食事中は、洋館の階段下に、
「2階は使用中につき、見学の方も入られませんように・・・」
とのお心遣いが・・・
本当に、のんびりと、幸せな時間を過ごさせて頂きました






 


:,。*:..。☆長楽館 Afternoon Tea:,。*:..。☆

2011年06月23日 | ★美建築レストラン



先日、お友達と京都へ出かけてきました
JRに乗って、途中で快速に乗り換えて、大阪だったでしょうか、
大勢の人が下車して座席が空いたので2人で座って、
そのままお喋りの続きをしていました・・・


しばらくして・・・オジサンが声を掛けてきました。
(え?なに?)一瞬怪しんでオジサンを見ると・・・清掃係の方が
「お客さん、この電車、大阪止まりですよ・・・」
「・・・・・
声を掛けられて、周りをみたら、誰もいません~
恥ずかしかった~


無事に(?)京都へ着いてからは、漆のお店の象彦を見て
日本の伝統工芸の美しさを感じて、
それから細見美術館でマイセン展を見学しました



マイセンの開窯後まもなくの1720年代~の作品の数々を見ることが出来ました。
東洋の影響を受けたものにも、素晴らしさを感じましたが、
やはり、フラワーモチーフの美しさに心惹かれました

和と洋の美しさを堪能したあとは、
あの、大好きな長楽館へ
アフタヌーンティーを楽しんできました

予約制のアフタヌーンティーは、ロココ様式の迎賓の間で頂くことが出来ます
1歩お部屋に入ると、気持ちは乙女?お姫様~























ソムリエが毎月セレクトするというシャンパンは、
とても爽やかでスッキリと美味しく、ティーフーズにもぴったりでした。
ティーフーズは甘いものだけでなく、塩気のあるものもあって、
そして紅茶はとても香りが良くて感激♪
インテリアやアンティークが大好きなお友達と過ごすには一番の場所!
本当に優雅で女心が満たされるアフタヌーンティーでした

長楽館の女性スタッフも、とても丁寧で感じの良い方で、
写真もどうぞたくさん撮って下さいとおっしゃって下さったので、
たくさん撮って来ました♪

次回はインテリアの写真をUPしますね


帰りに夫へ、夕食のお土産(!?)

「六盛」のお弁当を♪
私はアフタヌーンティーでお腹いっぱいだったので、
手毬寿司をちょっとつまみました。
さすが、六盛のお弁当、上品な味で美味しかったです
夫は、量も上品すぎる・・と



今日のNHK BSプレミアムの「美の壺」では、
日本のタイルが特集されます。
京都の船岡温泉や、西宮の旧甲子園ホテル(武庫川女子大)、
大阪の綿業会館が取り上げられます。
日本の名建築を彩った日本製のタイルのお話、楽しみです♪






THE GARDEN PLACE SOSHUEN LUNCH ♪

2011年06月17日 | ★美建築レストラン





先日、梅雨の晴れ間の爽やかな日に、お友達と蘇州園へ出かけてきました
1934年(S9)、旧財閥の夏の為の別荘として建てられた純和風建築のお屋敷。
その後、華僑の貿易商によって中華料理店となり、
中国の景勝地の「蘇州園」と名付けられたそうです。
そして、今は、イタリアンレストランになっています。
数年前に、義弟夫婦の結婚式で訪問して以来です。



御影の山の手にあり、本当に風の気持ちの良い場所です。



約束をしながらも、突発的な事が起きたりして、
なかなか会えず久しぶりの再会だったので、
ランチまでの時間も、もったいないね、と
待合わせの御影駅前のアンプレシヨンでケーキを頂いてからランチへ~
(あさイチでケーキ食べている人は私達だけでした。食べ過ぎ~)
でも、きっと、お喋りでカロリー消費したはず



ガラス張りの、緑が青々と望めるテーブルで、
本当に気持ちが良かったです。
スタッフの方々の対応もとても感じが良くて、居心地が良く過ごせました。

お料理の写真も一応・・・
いろいろとお喋りをしながら、
もちろん(?)、グラスワインも頂きながらなので
カメラの設定もきちんとしなかったので、ボケています
お料理はどれも美味しかったです
詳しいメニュー名は、忘れてしまいました。

前菜盛り合わせ


とうもろこしのスープ(とっても気に入りました!)


リガトーニ


スズキの香草パン粉焼き


デザートは席を替えて、お庭が見えるサンルームで♪




お庭も見学させていただきました。





とてもリフレッシュ出来て、楽しく幸せなひと時でした











吉田山荘・真古館

2011年05月11日 | ★美建築レストラン



京都へ出かけた時には、銀閣寺近くの洋館でイタリアンランチを頂きました。
もともとは、日本画家の橋本関雪の作品の所蔵、展示をしていた建物です。
以前から、通りを歩くたびに、少し奥まったところに見える
蔦のからまる雰囲気が気になっていました。

ガーデンテラスでもお食事できるのですが、
やはり、建物の中のお席で♪
1歩入ると、ザ・昭和!な雰囲気です。
タイムスリップしたような気分でした


せっかく建物の写真を撮ろうとしたら、また・・・
SDカードを入れ忘れ~
最近、こういう小さなうっかりが多いです・・・私大丈夫かしら・・・



ランチの後は、日頃の運動不足解消のために、
歩きたかったので、吉田山へ

軽く汗ばむ程度歩いたところで、次のお目あての場所でティータイム♪
気を取り直して携帯で・・・



 

昭昭7年に建てられた、昭和天皇の義理の弟、東伏見宮家の別邸が、
現在、料亭となっていて、その横に、カフェがあります。

 

GW中の京都とは思えないほど、静かで人も少なく、
心地良く過ごせました。

 

お茶には、1人1人に、女将の書かれた和歌が添えられてきます。
もちろん、コピーなのですが、和紙にコピーされていて
墨色もとても綺麗でした

 

ドリンクはさっぱりと、お酢を使ったものを(名前失念)
私は、「福餅」という、何か雑穀の入ったお餅を焼いてきな粉と黒蜜をかけたものも♪

 

ドリンクに添えられていた「コウモリクッキー」
吉野葛、黒糖、シナモン、メープルシロップなど
天然素材だけで作られていて、とても素朴な甘み。。。
夫が、とても気に入っていたので、お土産に♪

       

この吉田山の近くには、天皇陵が3箇所もあって、
そんなに、なにか由緒ある場所なのかしらね・・・と感じていたのですが、
後日偶然TV で、この吉田山では古来より
さまざまな儀式&お祀りが行われてきた神聖な場所だと放送されていて、
納得しました。


お茶のあとも、てくてく歩いて京都散策~
かなり歩きました。

 

 

金戒光明寺、平安神宮、知恩院、円山公園、を抜けて、河原町四条、
先斗町まで歩いて夕食、四条からバスで京都駅へ。
さすがに翌日、足首が痛みました。。。







堺筋倶楽部・アンブロシア ランチ♪

2011年02月23日 | ★美建築レストラン


先週は、美味しいお料理と美しいものを楽しむことの出来た1週間でした

北野にある真珠のお店に出かけたり、
いつもお世話になっているお花の先生と
神戸の老舗イタリアンレストランで美味しい手打ちパスタのランチを頂き、
そして、旧居留地オリエンタルホテルで開かれた、
神戸のフィニッシングスクールの生徒さん方のテーブルコーディネート発表会へ出かけました

規模は東京ドームのフェアに比べて小規模で、テーブルは20卓くらいなのですが、
内容が、とても素晴らしいものでした
英国の正式な、時代による様式をきちんと踏まえた
フォーマルなテーブルセッティングなので、とても美しいのです。

撮影は禁止なので画像はありませんが、
今ではお目にかかれないような、レアなアンティークもたくさん使われ、
テーブルに飾る小物もとても美しいものばかり
もちろん、たくさんの銀器が煌めいていました。

お花はもちろん生花、セッテイングされているお菓子も本物。
会場にとてもあまく、幸せな香りが・・・

最近は、モダンでシンプル、エコなテーブルが流行っていますが、
私は、やはり、このような華やかで美しく美術品のような陶磁器を使った
テーブルが大好き

何度も素敵な、美しいテーブルコーディネートを見ていて、
とっても幸せな気持ちで胸がいっぱいになりました



                              


           
そして先日は、お友達と堺筋倶楽部のイタリアン「アンブロシア」へランチに
1931年(S6)に銀行として建てられた洋風建築です。
竹中工務店の施工です。



レストランは、吹き抜けになっていて、天井装飾が素敵でした
こちらのレストランは、オーナーが、このビルに惚れ込んで
6ヶ月かけて家主を説得して借りることが出来たのだそうです。

そのため、内装はなるべくそのままを基本に手直しをした程度となっていて
古びた感じも含めて、その良さを感じることが出来ます。



もちろん、ワインも~
お料理は、もちろんとても美味しくて、
でもなにより、好きなモノがすごく似ていて、
心根が明るく、裏表のないお友達との時間は
とても楽しく心にいっぱいパワーを頂きました











こちらでは、スタッフの方に建物を案内して頂けました。
この日は、ブライダルフェアが行われていて、
このようなセッティングが作られていました。
とってもロマンティック~
私自身も洋館ウエディングを選びましたが、
やっぱり長い歴史を持ち、贅を尽くした建物での結婚式は思い出に残ります



美味しいランチの後は、最終セールを見たり、
素敵なお洋服やヘアアクセのお店で楽しい時間を過ごしました
美味しいランチ、美しいモノを見る、楽しいお買い物の時間は、大切ですね~
とってもリフレッシュ出来ました