シルバーウィークの洋館巡りのレポートの途中ですが、
まだ先が長いので、ちょっと話題を変えて・・・
洋館巡りで、充電したあとは、検査入院でした。
外来で通院している病院ですが、入院となるとやはり緊張してしまいます。
1か月前に検査が決まってから、ずっ~とモンモンとしていました
検査はCTやMRのように、筒の中に入って?横になっていれば済む
ラクなものではなく、かなり苦痛を伴うもので、
過去に経験している、あのこわさがまた・・・と
かなり凹みつつ入院を迎えました。
ただ、私は、普通の採血検査でも、具合が悪くなって倒れこむ体質なので
恐怖感は個人差があると思います。
術前検査は外来で済ませているので、入院当日は簡単な検査や問診のみ。
ゆっくりシャワーに入ったり、編み物をして、気分転換をして過ごしました。
午後から、病院のホールで、クラッシックコンサートがあるというので
出かけてみました。
病院は、とても近代的で開放感のある空間で、ホールも少し無機質ですが
上から日が差し込むので、とても気持のよい空間です。
最近は、大きな総合病院のほとんどで、患者さんの為に
コンサートやイベントを行うところが多いのですが、
初めてタイミングが合ったので、見ることができました。
そして、こういうイベントを行ってくれる方々は、
多くがボランティアなのですよね。
今回のコンサートは、関西フィルの首席クラスのチェロやビオラの奏者、
元宝塚の方も参加していました。
↓の画像の方は、現役のお医者様と看護婦さんなのです。
お医者様と看護婦さんというだけでも、素晴らしいと思うのに、
とても素敵な歌声や、ピアノの演奏まで、ボランティアで・・・
多才さを、ボランティアに活かしていることに、感動しました。
いよいよ元宝塚の
青山雪菜さんの登場です。
やはり、とても綺麗で、歌声は、本当に美しい透通るような声でした

この方が歌われた、「白鳥」「アヴェマリア」「エリザベート~私だけに~」は
とても、不安な気持ちでいっぱいの心に沁み入ってきて、
ウルウルしてしまいました。
普段の生活では、なかなか病気の人と知り合うことはありませんが、
病院には、さまざまな病気の人がいて、いろいろな思いを持ちながら
過ごしています。
入院中は、お医者様や看護婦さんとの会話、お食事を作り、運んでくれる方、
お掃除をしてくれる方、ボランティアで素敵なひと時を提供してくれる方、
そして同じ病室の方とのおしゃべり、そして、家族。
いろいろな方のおかげで、なんとか、頑張って過ごせているのだと
いつも思います。
また今は病室での携帯メールのやり取りは可能なので、
家族やお友達とのやりとりも出来て、随分気分転換が出来るようになったなと思います。
以前に長期入院した頃は、まだ携帯メールも今ほどメジャーではなく、
電話は、談話室のような、いろいろな人がいる場所で、
公衆電話を使うしかなかったので、思うように話すこともできなかったのです。
検査は、痛みや意識は抑えられているものの、
麻酔ではなく、緊急時に対応するため、強い睡眠剤を使っての検査なので、
朦朧とした中で、苦痛を感じるのですが、
(私の緊張度がかなりきつくて、何度も睡眠剤が追加されていました

)
以前約10年前に受けた時は、足を使ったので、
検査後、ほぼ半日絶対安静だったのですが、
やはり、医療の進歩はすごいです。
今回は腕からだったので、腕のみ固定し安静で、トイレなども
自分で行けるので、少しはラクだったように思います。
ただ、まだ腕には少し違和感があるので、
力を入れることができず、少し大きめの食器を持つことが、かなりキツくてイタイ

PCの軽いキーは押せるのですが、
今頃皮下出血のように青あざが出て来ているので、
のんびり家の事をやりながら過ごしています。
病室は13階で、とても見晴らしが良くて、
朝は梅田のビジネス街の静けさ、夜はたくさんの光の夜景を眺めながら過ごしました。
画像は、夕日がビルに沈むところです。
まだまだ、この病院にはお世話になる予定です・・・
あと、ひとふんばり、がんばらなくては!

