8月に入ってから、ものすごい暑さの日と、
エアコン無くても寝られる日と、土砂降りの雨の日と。。。で
体調が今ひとつ、安定せず、すっきりしません。
昨日は、朝起きて夫を見送ってから、さあ家事を、と思っても
なんだか身体が動かない、重いというのでしょうか。。。
とにかく動けない。ずっとソファで横になりながら、
家事を小分けに、優先度の高いものだけをなんとか済ませました。
今日は、昨日休んだおかげか、朝から気持よく動けています。
午前中に、長ネギを切ろうとして、
ふと気がついたら、まな板に、包丁を綺麗に横に置いて、
右手に長ネギを持って、包丁を切ろうとしていました。。。
まだ休みが足りないかしら? ん?休みすぎ?
箱根湯本の暁亭でお蕎麦を頂いてから、
仙石原へ向かいました。
目的は、オリエント急行のサロンカーのティールーム、
LE TRAINです。
実際に、オリエント急行のサロンカーとして、
ヨーロッパを走っていた車両なのです。
一度フジテレビの企画で、日本へ上陸し、
日本の線路を走ったこともあるそうです。
興味のある方は、こちらを御覧ください。
「オリエント・エクスプレス’88」
そして、またこうやって日本へやってきたのです。
夜、大きなトラックに乗せられ、箱根の山を超えてきたそうです。
こちらは、現地での完全予約制です。
時間制で、1回40分です。
最初に、乗り込む前に、このラリック美術館に運ばれるまでの
映像を見ました。
スタッフに誘導されて中に入ります。
まず、座席に着いて、簡単な車両説明を聞き、
その後、自由に撮影をすることができます。
さて、入り口から見ていきます♪
実際は、車両の連結部分が入り口になっています。
美しい木目が印象的です。すべてマホガニー材だそうです
すぐ横のトイレ。現在は使うことは出来ません。
床も座席も大きな柄物ですが、すっきり見えますね~
カーペットはトルコ製。
チェアカバーは。。。忘れました
でも、オリエント急行として使われていた当時と同じものだそう。
日本に来てからは、張り替えていないそうです。
この椅子、座ってみると独特の感覚なのですが、
なんと、クッションはワラと砂で詰められているそうです!
普通に座っていると、ちょっと?ですが、
列車として揺れている状態で、座っていると良いのかもしれませんね。
車両内には、ルネラリックのレリーフパネルが156枚も使われています
ルネラリックは、ガラス工芸が有名ですが、
オリエント急行の内装も手掛けたそうで、
この車両は、その16台のうちの1台なのです
天井の小さな照明もラリックです。
車両内は、今の日本の列車では見かけないものもありました。
こちらのレバーは、窓ガラスを開閉するもの。
レバーの下の3本の円筒は暖房器具です。
テーブルの横には、横広のゴムとフックがついています。
お掃除をする時に、テーブルを上げて床を掃除するために、
窓の上のフックに引っ掛けるそうです。
なんだか合理的なのですが、温かみを感じるというか。。。
う~ん、良いですね~!
車両の前後には、コンパートメント、個室が2部屋あります。
1つは、ラリックのガラスレリーフ、先ほどの画像と同じようなものが、
(全部、同じように見えるのですが、少しずつ違っているのです。)
そして、もう1部屋は、ラリックの娘作のレリーフが飾られています
開閉禁止のガラス戸越しなので、綺麗に写っていませんが、
とっても素敵でした
入場料には、飲み物とケーキが含まれています。
あまり、期待するほどではありませんでした。。。
40分ほどなので、あっという間で、
私達が申し込んだ時間は、参加者も3組だけだったのに、
横並びに座らされて、あまり落ち着けませんでした。
が、ヨーロッパに行ったら、一度はオリエント急行で旅行したいと
思っているので、あの優雅な雰囲気を少し味わうことが出来て
とっても良かったです