猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2012/02/27 雑草

2012-03-04 20:47:16 | 雑草


冬が終わりつつある。
澄んだ空が少なくなり、曇りや雨の日が多くなってきた。
週末に星が観察できることが少なくなってきた。


天体撮影自体は面白いと思うのだが、天体撮影だけではちょっと物足りなく感じてきた。
天体望遠鏡にカメラを取り付けて、ピント合わせに四苦八苦して、画面から常に外れてゆく天体を追いながらの撮影は、今まで培ってきた小動物撮影とはやはり違う趣だ。
天体撮影自体は続けるとして、やはり、マクロ撮影をしたい。


そんな今日この頃、仕事帰りにふと目についた雑草。
街灯の根元にちょこんと生えてました。
名前、なんていうんだろう?







カメラが握れないと言い続けて、そろそろ4年が経過しようとしている。

職業人としてまだまだ駆け出しであり、修行中の身であること、身分が未だ不安定(正規職員ではない)で、多忙なのは事実。

だが、なんとかしないといけない。

このままなにもできないでいると、たぶん10年後も同じことをボヤいているだろう。

そのうち、カメラの腕が見る影もなく落ちて、
「昔はカメラを趣味にしていたことがあるんだよ」
なんて言う羽目になるかもしれない。

いけない。
これはアイデンティティの危機だ。

もういい訳を続けるわけにはいかない。

でも、何を撮ろう?
住んでいるのは東京のベッドタウン。
風景は、はっきり言って食指が動かない。
休日もなかなかまとまって自分の時間がもてない。
朝の通勤時は時間的余裕がない。
帰りは日没後で暗い。

この4年間、カメラを握れなかったのは、やはり、それなりの状況にあってのことなのだ。
少なくとも、沖縄の原生林に生息するカエル並みに魅力的な被写体は、身近に望むべくもない。

身近にあり、誰もが知っていて、僕の注意を持続的に惹きつけ得るもの。。。

人工物はダメだ。
やはり生き物がいい。

そうなると、何があるだろう・・・?

そうだ、雑草を撮ろう。


今まで僕の人生の中で、脇役として常に身近に存在し続けた雑草。

多種多様でありながら、その名前を知らないがゆえに「雑草」というひとくくりの、「その他大勢」であり続けている雑草。

その彼らを、一つ一つ名前のある存在に昇格しよう。

人は、対象に名前を与えることで初めてその存在を認識する。

脇役とは言え、生活圏に存在する脇役の数が飛躍的に増えることになる。

それが僕の人生をさらに豊かなものとしてくれるかもしれない。

写真としては、よい作品になりにくいだろう。
でも、よい写真を撮る難易度が高い分、腕が要求される。

まずは名付けゲームのつもりで始めてみよう。

今日出会った君の名は?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後日、雑草の本を購入して調べてみると、冒頭の雑草は(もしかしたら間違っているかもしれないけれど)ハルシオンらしいことが判明。
ハルシオンという名前自体、聞いたことがある程度で、自分の中では保育園時代に覚えた「首チョンパ」で覚えていた植物でした。
花が咲く前はこんな姿をしていたとは。
少しずつ雑草を勉強していけたらと思っている今日この頃です。



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2 コメント

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Unknown (通りすがりの東のモト先輩です)
2012-04-03 21:03:45
「ハルジオン(春紫苑)」とは別なものなんですかね??
「ハルシオン」て、何かベンゾジアゼピンなイメージで…
返信する
ハルジオンです。 (猫五郎)
2012-04-07 13:39:52
ハルシオンではなく、春紫苑です。
ハルシオンには職業柄反応すべきでしたね
(^_^;)
まったく気づいてなかったので、指摘されなかったら、いろんなところで恥をかくところでした。
ありがとうございます!
返信する

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