猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2021/02/23 月齢11の月明かりでHαフィルター試し撮り M45と馬頭星雲

2021-02-28 10:12:24 | 天体観測

どんどん月が明るくなってくる今日この頃です。
光害や月明かりに強いとされるHαフィルターを入手しました。
前回、月齢7だった2021/02/19にHαフィルターで馬頭星雲を撮影してみたところ、期待したような画像が得られませんでした。
例えHαフィルターを使っても月明かりの影響を大きく受ける感触を得ました。

本日は月齢11。
半月を超えて、月がだいぶ明るくなってます。
さらに悪い写りになるならば、Hαフィルターを使っても、月明かりには敵わないという結論になります。

望遠鏡はGINJI-250FN
焦点距離1000mm,口径250mm
カメラはEOS Ra
ガイド鏡は焦点距離700mm, 口径80mmのアクロマート(スコープテック)
ガイドカメラはLodestar
フィルターはBaader Hα 7nm


前回月齢7で撮影した馬頭星雲がコレ。
ISO 1600, 900秒露出



今回撮影したのが下の写真。

ISO 12800, 300秒露出


ISO 25600, 900秒露出


ダメダメ

褒めるところが見つかりません。
これは無理だ。
Hαフィルターと言えど、月明かりには敵わない。
これが結論です。


ついでに、M45スバルも試し撮りしてみました。
果たしてスバル周辺のガスが写るかどうか。

ISO 40000, 60秒露出


ISO 40000, 900秒露出



うーむ、カスほども写りませんね。

Hα光は波長656nmで、赤からピンク色の光です。
スバルを構成する恒星は若くて高温の青い光を放っています。
その光を反射する周囲のガスも、一般に青く写ります。
僕としては、その青い光の陰にHα光もあるのではないか?と思ったのですが、全く写りませんでした。
月明かりの影響を除けば、微かに写る可能性がまだ残りますが、Hαフィルター撮影の被写体として、M45は魅力的ではない可能性が高そうです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
★輝線星雲★ ((^0^)コメト)
2021-02-28 11:54:37
猫五郎さんこんにちは

月が大きくて周囲が明るい。。は(^0^)とこも同様で、
昨夜は今一度EQ6PROの設定をこころ見ました。
すでに★は諦めており、これしかやることが無いのでつ。

星雲と言ってもこのようなレムナント(爆発のガス)は
輝線スペクトルで輝いていますから、単色フィルターは
有効ですが、他の星雲とかも。。となると無理があろうと
言うもんでつ。(^0^8

(^0^)はナローバンドフィルターを持ってませんが、
最近ではクワッドバンドフィルターでごまかして撮ります。
それでも明るい空の時は無理があり、かえってノーフィルター
で結果が良いように思います。

すなわち、短時間露光としており、感度を上げて数秒露出、
これで何とか。。にはなっております。(^0^v
他の方のに較べると情けないですが、現状仕方なし!
返信する
> ★輝線星雲★ (猫五郎)
2021-03-05 20:18:37
(^0^)コメトさん

光害は手強いですね。
曇りや雨ほど絶望的な敵ではないですが、克服できる相手かどうか、試行錯誤が続きます。
自宅から自分が納得できる作品が撮れたら、他人を感動させることができる写真が撮れるとしたら素敵です。
返信する

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