棚ぼたの沖縄です。
学会参加で沖縄に来ました!
朝4:30起床、5:00家を出発、7:45の羽田発の飛行機に搭乗。
10:30過ぎに那覇空港到着。
上司、同僚2人をレンタカーに乗せて、向かった先はてだこそば。
しかし、昼時とあって駐車場は満車、店の前は行列。
相変わらず売れている模様。
早く学会会場入りしたかったので、行列には並ばず、懐かしの島風そばへ!
島風そばの特徴はオリジナル沖縄そば麺です。
日替わりでいろんな薬味がそばに練り込まれています。
僕が頼んだのは三枚肉そば。
島風そばはけっして売れているお店ではありませんが、手作りな感じで、家からも近かったのでときどき通っていました。
懐かしい、シンプルな味わいでした。
16時に学会のポスター発表をすませ、職場の皆さん+アルファとホテルのレストランでお食事と歓談をして22時。
さて、いよいよ本番です。
いざヤンバルへ!
11月に入ったのでイシカワガエルが出てきていることでしょう。
レンタカーに飛び乗り、高速を1●0km/hrで飛ばし、さあ、夢世界へ!
辺土名通過中に電照菊を見かけ、
「ああ、11月の沖縄にいるんだな」
と、沖縄にいる喜びが一段と増しました。
向かった先は、9月に少しだけ入った沢です。
林道に入り、葉擦れの音が激しいのが気になりました。
しかし、路上にはリュウキュウカジカガエル、ハナサキガエルがちらほら見られます。
24:30に到着。
入り口の急勾配を下り、木にロープをくくり付け、沢に降りました。
意外なことに、イシカワガエルの鳴き声が響いて来ない。
静かだ・・・。
もしや、今年は出だしが遅れているのか?
最初にであったのがナミエガエル。
絶滅危惧種、兼、天然記念物。
まずはEF-S 55-250mmで遠距離射撃。
ホワイトバランスをAUTOやストロボ設定にするとやはり激しく黄かぶりします。
手動調整が必要ですが、やり方がまだよくわかりません。
まだまだEOS kiss X3を使いこなせていないと感じます。
購入してすでに丸2年が経過しているにもかかわらず、このていたらく。
仕事頑張ってるなぁ、オレ。
接写をすべくアプローチした結果がこれ。
見事に警戒されてしまいました。
遠距離射撃ではなかなか臨場感が出せません。
臨場感のある写真を撮るなら接写が一番ですが、接写すべくアプローチすると被写体に緊張や警戒が出てしまう。
ジレンマです。
被写体まで10cm以内で接近し、なおかつ被写体の自然体を捉える。
これぞ小動物写真の醍醐味でしょう。
ベッコウマイマイ。
ナミエガエルの比較的若い個体。
ホワイトバランスを太陽光にしたら、わりかし自然な色が出ました。
テナガエビの一種だと思います。
片方の手が再生中で短いですが。
夜のヤンバルの沢で、見ない日はないエビですが、光を当てると逃げ回るので撮影がなかなか難しいエビです。
まともに写したのはこれが初めてではないでしょうか?
出ました、ハナサキガエル。
やんばるの沢に来たら、こいつを見ないともの足りない。
絶滅危惧種。
リュウキュウハグロトンボの雄。
11月に来て、見れるとは思っていませんでした。
ずいぶん羽がくたびれた個体ですが、出てきてくれてありがとう!
鈴虫の一種です。
こいつの鳴き声なしのやんばるの秋は考えられません。
名前も知らないし、写真に撮るのも初めてですが、夜のやんばるの森に欠かせないキャラです。
羽を広げて鳴いているところを撮影したかったのですが、ことごとく失敗。
まあ、いずれ。
ガラスヒバァ。
記念撮影。
オオハシリグモ。
水辺によくいます。
足を合わせると直径7cmくらいの個体。
やんばるの沢にくれば見ない日はないキャラ。
記念撮影にドアップを。
目玉が8つ並んでる?
ナミエガエルの幼い個体。
体長1.5cmほど。
がんばって大きくなれよ!
ハナサキガエル。
スジイリオキナワギセル。
なかなか顔を見せてくれないシャイ・ガイです。
基本、樹皮が濡れてないと顔を出さない。
普通なら撮らないところですが、久々の再会だったので、うれしくて撮ってしまいました。
この沢では、一度、一晩に5匹ものリュウキュウヤマガメに出会ったことがあったので、期待してました。
が、見れず。
4:00頃、足下がふらついてきました。
夜の沢は、三半規管、小脳、大脳皮質の運動野、足裏の感覚、筋肉の緊張の感覚、足の筋肉をフルに使います。
おまけに、すでにほぼ24時間動きっぱなしです。
疲労困憊と言って差し支えないでしょう。
これ以上の沢歩きは危険と判断し、引き返すことにしました。
ゴールまでおそらく6割ほどの行程でしょうか。
結局、一番再会したかったイシカワガエルは鳴き声すら確認できませんでした。
やたら温かい夜でした。
11月に入って、イシカワガエルの鳴き声すら確認できなかったのは、僕は初めての経験でした。
帰路にリュウキュウヤマガメが現れてくれました!
うれしい(^0^)
しかし、危なかった。
轢き殺してしまうところでした。
疲労困憊で、アクセルワークが粗雑になっていて、思った以上のスピードを出していました。
反省。
死ぬほど驚かしてしまってごめんよ。
無事でいてくれてほんとにありがとう。
沖縄の道を飛ばすならAM3:00~AM5:00がオススメ。
バイクなら高速道路に乗らなくても沖縄最北端から宜野湾まで2時間切ります。
それに準ずる早さで帰る予定が、国頭の58号を飛ばしていてふらつき、
「これは寝ないと死ぬ」
と本気で思い、辺土名の道の駅で目を閉じたら、気付いたのは1時間後でした(^_^;)
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