2024年10月から10km走るようになりました。
5kmの走りになんとなく飽きてきてました。
なんせ、この2年間、ほとんど記録が伸びてないんです。
最速で21分50秒くらい。
仕事のあとだと23分弱といったところでしょうか。
少しずつタイムが縮まっていくのなら飽きが来ないんでしょうけど、この2年間、まったく変化なし。
これでは進歩がない。
むしろ、年齢が進んでタイムが落ちてゆくのを待つだけでしょう。
かといって、5km以上走ることは考えてませんでした。
5kmで距離的には十分だと感じていたんです。
日常的に10km走るなんてことは想像だにしてませんでした。
きっかけが訪れました。
仕事で出会った年上の女性。
毎日10km走っていると。。。
女性を自分より下に見ているつもりはありませんし、その資格もありません。
なんせ僕は週に5kmを3回走れば大満足でしたから。
それでも、むむむ、と思いました。
とりあえず、10km走ってみようか、という気になりました。
最初は休日に走ってみました。
2年くらい前に10km 44分前後で走りましたが、それは例外。
今回は繰り返し走ることを念頭に置いているので、強度を落として、50分ジャストで走ってみました。
5km走っていたのでは永遠に経験しない肉体的ストレスがかかったのを感じました。
その疲れは、山を登頂した後の下山を彷彿とさせるものでした。
疲れていて、辛いのですが、どこか心地よい。
日常に存在しなかった感覚でした。
その3日後に、仕事から帰ってから、夜に10km走ってみました。
肉体的耐久性を求められる走りだと感じました。
また同時に、その肉体的ストレスが日常で存在しなかったものであること、登山の下山時の感覚を思い起こさせるものであることを再確認しました。
日常の中に登山を見つけた!と思いました。
仕事のあとだったので、スタートの時点で体が重かった。
こんな疲れた状態で10km走るかぁ?
走るんです。
なぜなら、肉体の耐久性を問う走りをすることが目的だからです。
最初から疲れていた方がかえって好都合。
この発想は正常なのか?とさえ思いますが、でも、前向きな気持ちでそう思えました。
これは挑戦だ、と感じました。
この挑戦を乗り越えられるだろうか。
人生の折り返し地点を過ぎている僕が挑戦するなら、今しかないだろう。
まったく予定していなかったことではあるが、10km走れるようになることは、自分にとってプラスになるだろう。
自分が想像も想定もしていなかった領域にいくチャンス。
きっかけを与えてくれた女性に感謝です。
走るコースをどうするか。
今までずっと一周2.8kmの池の周りを2周してました。
池の周りを4周するか?
ちょっと退屈に感じました。
そこで、池の先の川の土手を走ることにしました。
ランニングロードで、これがなかなか気持ちいいんです。
交差点は1箇所のみ。
恵まれた環境にいることに感謝。
調子に乗って一週間に60km弱走ったら、アキレス腱に炎症が生じました。
アキレス腱炎を調べてみると、こじらせるとかなり厄介であるよう。
2週間の休息を取りました。
現時点で量をこなすだけの肉体的耐久性がないのだと判断しました。
なので、当分の間は1回あたり10km以上走らないこと、また、週40km以内に収めることにしました。
最初はLSD (long slow distance)トレーニングを勧められて、それをやろうと思ったのですが、僕の性分というか、身体が勝手に前に進んでゆくのを抑えることができなくて、体にペースを任せて走ることになりました。
多少なりともスピードを抑えるように心がけてますが、ペース配分ができない、ということです。
いずれそれができるようになれればと思います。
10km走り初めてもう少しで3ヶ月というところですが、肉体に変化が起きてます。
(その1)
体重の減りが激しい。
中学時代の体重を割り込みました。
対策として、走り出す直前にスイーツ100〜200kcalを口にするようになりました。
僕の場合、10kmでだいたい500 kcal消費するのですが、500 kcalすべてを自分の身体から持ち出すと、あっという間に痩せてしまいますし、疲労が残りやすい。
予め血糖を上げておくと、体重減の予防と、走ったあとの疲労軽減になります。
あとは、ビタミンBのサプリメントもしくはリポビタンDなどのエネルギードリンクを予め飲むようにしています。
ビタミンB群はエネルギー代謝を円滑に促す役割があり、特にビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する際に必要だそうです。
(その2)
睡眠が深くなりました。
今までも睡眠の質が悪かったわけではありません。
むしろいい方だと思ってましたが、5km走よりも10km走のあとの方が、眠りが深いです。
すっきりした気分で気持ちよく目覚めることができるようになりました。
熟眠感があり、肉体的疲労が気になることがほとんどありません。
(その3)
肉体的変化というべきなのかどうかわかりませんが、GARMINのランニング・ウォッチで表示されるVO2maxの値が向上しました。
2025/01/02現在、56〜57です。
5km走を続けていたら、おそらくここまでたどり着くことはなかったでしょう。
(その4)
10kmという距離に肉体が少しずつ慣れてきました。
最初の頃は、6kmを過ぎたあたりから5km走では経験したことがなかった肉体的ダメージを感じました。
それがだんだん7km、8km過ぎとなり、今では休日であれば肉体の耐久性を意識しないことも出てきました。
が、慣れたことでペースが上がってきたので、ペースによっては8km過ぎからキツくなってきます。
普通なら「キツイ」ことは望ましいことではないのでしょうけれど、前述したように、肉体の耐久性を鍛え上げることを意識して走っているので、
「やっとこの領域に辿り着いたか!」
と、むしろ歓迎する自分がいます。
週に2-3回、10km走をするようになって、根本的に違う肉体に移行していっているのを感じます。
まだその途上なので、今後、それが確信に変わることを期待しています。
一抹の不安も抱えています。
時々、走り終わった後にアキレス腱の違和感を感じます。
走り終わった後には気づかず、翌日になって気づくこともあります。
基本的には湿布を貼れば翌日には消えていることが多いです。
肉体の耐久性を鍛えるということは、肉体が悲鳴を上げることをやっている。
現時点の自分を超えていくということです。
肉体が壊れる寸前まで追い込んでいる、とも言えます。
身体を壊してしまわないか。
壊してしまっては元も子もない。
幸い、現時点では肉体がどんどん強化されているのを感じます。
このままのペースで行けるんじゃないかなぁ、と思ってます。
が、なんせ未知の領域に歩を進めているので、不安はあります。
不安と同時に、成長し続ける自分を感じています。
まだ自分にこんなに伸びる余地があったのか!と感じています。
50歳を超えてなお、こんな感覚を覚えられたことに感謝。
もし1年後に10km走を続けていられたら、きっと素敵な自分が待っていると思います。
それを目指して、くれぐれも体を壊さないように用心深く続けたいと思います。
(追記)
テレビを見ることがほとんどない僕ですが、年末に見たビールのCMで同世代のイチローが、
自分がどこまで成長できるか、これが楽しみです。
まだまだ自分を高めていきたい。
と言っていたのに励まされました。
さて、次の正月はどうなっているでしょうか。
いやーそんなに走っていたんですネ。(^0^8
これには驚くしかありません。
そこまでやるか。。とさえ思います。
自分的には高校生の時に10㎞だったか体育祭で走って
何も起きませんでしたが、ソコマデ!の感じでした。
趣味的には自転車で休みの日に100㎞程度走ってはいましたが、
これは約8時間が限度でした。(^0^;
自己を高みに持って行く猫五郎さんには驚くべきと感じます。
社会人のマラソンだったかで埼玉医大のチームが出場
してますが、あれはもしかしたら走る事で医療の実践を
やっているのか?とも思います。(^0^v
いや~それにしても(^0^)には無理な話でつ。
自分でも日常的に10km走る日が来るなんて想像してませんでした。
3年前であっても、まさか自分が仕事から帰ってから5km走るなんて、想像を超えたことでした。
何につけ、続けていれば、自分の想定を超えた領域にたどり着くことがあるのだな、と驚いています。
それもこれも、すべては、出勤前の1分間筋トレから始まったことなんです。
コツコツと積み重ねた先に10km走がありました。
果たして、この先に何があるのか?
流石にもう何もないかもしれませんが、何かあるとしたら、これもまた想像を超えています。
(^0^)コメト さんも自転車を趣味で乗っていたことがあったんですね。
僕も自転車旅行が趣味で、世界一周を夢見た時期がありましたが、結局、日本の半分を回ったまま、その先へは進んでません。
未練がましく輪行バッグなどを捨てられずに持っていますが、またやることがあるかなぁ。
(^0^)コメト さんもほんの少しずつ、筋トレの負荷を増してみてください。
同じ負荷を続けていたのでは、加齢による衰えの勢いに一方的に負けるだけです。
自分に合ったやり方を探せば、80歳を超えてもなお、メキメキと力をつけることが可能なことを確信しています!
もし、人生を根本的にひっくり返すくらい、元気になることを目指すのであれば、まずは自分が食べているものの種類と量を全て書き出すことがスタートになります。
これは人生を削るくらい辛く、難しいことです。
1000人に1人も続けることができないくらい難しい。
けど、何を食べているのかを把握せずに、衰えた肉体を復活させることはできません。
まずはできることから!
(^0^)コメト さんにはまだまだ元気でいてほしいです!