本日は午後から雨の予報。
午前中、曇ってましたが、そこそこ明るかったので、今日も家の隣の空き地に出かけました。
昨日は手持ち撮影でした。
PENTAX Qに焦点距離90mmのレンズを取り付けると、フルサイズ換算で495mm相当の画角になります。
被写体が5mm程度の小さな花々なので、手持ち撮影だと絞りを替えて同じ構図で撮影しようとしても、どうやっても同じ構図になりません。
なので、今日は三脚を使って、同じ被写体を絞りを替えて撮影してみました。
PENTAX Qに大きな投資をしてまで手に入れた絞り(被写体深度)なので、その効果のほどを試してみました。
オオイヌフグリ。
絞りF2.8相当
絞りF5.6相当
絞りF8相当
絞りF11
オオイヌフグリ、その2
絞りF2.8相当
絞りF5.6相当
絞りF8相当
絞りF11相当
絞りF16相当
コハコベ
絞りF2.8相当
絞りF5.6相当
絞りF8相当
絞りF11相当
絞りF16相当
被写体深度を深くすることで、やっと雌しべの柱頭だけでなく、子房までみえるようになりました。
ホトケノザ
絞りF2.8相当
絞りF5.6相当
絞りF8相当
絞りF11相当
花粉を入れた袋「やく」を支える花糸を視認したのは初めてのことではないでしょうか?
やはりF2.8ではみれるものに限界があったんですね。
ホトケノザ その2
絞りF2.8相当
絞りF5.6相当
絞りF8相当
絞りF11相当
こうやって見比べると、絞ればいいってもんじゃないですね。
絞って、被写体深度が増すにつれて、ディテールが失われて行きます。
僕の好みは、モノにもよりますが、F8でしょうか。
芸術性を狙うなら、開放のF2.8かF5.6でしょうか。
僕は記録写真から写真の世界に入った人間なので、どちらかというと、学術的な写真の方が好みです。
最低限の形態が把握できる被写体深度が欲しかった。
絞り開放だとどうやっても写らなかった花の細部が、これで見えてきました。
高い買い物でしたが、TAMRON 90mm F2.8 MACROとK MOUNT ADAPTER for Q、よい買い物をしました。
この撮影を終えたあと、家族で子どもの服を買いに出かけ、夕方に戻って、一日が終わったのでした。。。
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