ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

ひとときグリーンツーリズム

2011-10-18 06:23:12 | 里の歳時記
 昨日の仕事場は、こちらの写真、柿の実る小高い丘の上でした。
震災で被災した、常陸太田市の里川中流、ある記念碑の石垣の修復工事です。
工事のお話はまたの機会にして、周辺の散策の話題です。

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 着工が遅れてしまいましたが、お陰さまで工事は無事に、難所をクリアできました。
ほっと一息の昼休み、談笑するメンバーを離れて、畑の間を歩きます。
ささやかな、グリーンツーリズムのひとときです。

この言葉、耳慣れない方もあると思います。
こちら、アグリツーリズムと意味はほぼ同じです。
これからは、とても大事なことだと思います。

 私自身は昔からなじんでおり、ブログランキングの同カテゴリーに参加しました。
お陰さまで、いきなり2位で驚きました。
しかし、よく見れば、参加はわずか37名のみですから、まだまだこれからのジャンルのようです。

旅というものは、いつの時代もあこがれであり、時代を映すものでもあります。
今の時代は、おいしい楽しい美しい、どれも皆、本物でありたいです。
本物といえば、まずは自然さんですから、この現場の周りも、いつでもグリーンツーリズムなのです。

 本物に加えて、人のご縁がつながりますと、旅は一層輝きます。
こちらの現場でも、地域の宝の修復作業、工事が進むにつれて人の輪ができました。
手作りの美味しいお品をお持ち寄り頂きながらのお茶と談笑のひと時。
秋茄子のお漬物も、薄切りしょうがの味噌煮、こりっとしたごぼうのキンピラも、皆絶品です。

お話の中では、地域の歴史についても伺いました。
そして、ほんの4~5分散策すれば、野の花や秋の色と虫の声。
そのココロ踊る豊かさは、ローマ皇帝の宴にもまさるといったら法螺吹きでしょうか。

 昨夜は、「ちょっと前の日本の暮らし」の中川誼美さんの本を読ませていただき、共感しました。
こちらのブログ「京都で宿をやるんです」さんが、中川さんに直接お話を伺った記事を書かれております。
海外の方々にも高い評価を得られているというのは、とても刺激的です。

笠間焼には可能性を感じますが、ただ単に笠間焼を買うために笠間に来る人は少ないでしょう。
笠間の風景とそこに生きる人、作家の生き方、品格と感性に触れる豊かな時間をこそ望まれているはず。
印象薄い茨城県、知名度低い笠間市にも、知られざる自然と歴史の宝があります。
それを磨いていける人のご縁を広げたいものです。

 中川さんの、「ビジネスでやるなら、私の話は全く参考にならないわよ」の一言は、心に響きました。
ここ、常陸太田市町屋町では、来月12・13日に行灯のイベントも開催されます。
こちらの写真は、町屋の風景、手入れされた草地に再生するフキの葉、そしておなじみミゾソバさん。
ひととき、旅情を堪能しました。 

 




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