ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

大祓に備える風のチガヤさん

2012-06-30 05:58:15 | 里山に捧ぐ
 今日は、6月30日、大祓(おおはらえ)の日ですね。 神社さんでは、草を束ねた大きな輪をくぐる、茅の輪(ちのわ)くぐりという神事が執り行なわれます。 その茅の輪の茅(ちがや)さんこそ、こちらの草むらさんでございます。 この白い穂こそ、ちがやにちがいやない。 などと、迷言を発したような半年を祓うような、白い綿毛さんです。 神事の素材になるということは、昔の人が、何かピンと来たものがあるのでしょ . . . 本文を読む

クサグモさんの御殿訪問です

2012-06-28 06:15:24 | 里山の役者たち
 深山幽谷に霧がかかります。 深山と同じ色の、拙宅のキャラボクさんにも、霧のような蜘蛛さんの巣。 おそらくは、クサグモさんの一種、コクサグモさんの御殿です。 黒松さんの枝の上にも。 分け入れば、未踏の高峰には、仙人ヶ原。 仙人さんの志に、絡み続ける煩悩さんの霧。 キリがないけど、求道無限。 それにつけても、雫のつぶつぶさんの美しさ。 ドウダンツツジさんの枝の上にも。 . . . 本文を読む

今朝も巡る恵みの陽光さん

2012-06-27 06:29:19 | 里山の言の葉
 二日連続で、日の出を拝見できました。 今まさに、お天道様が、ハート型の葉っぱさんを照らしたところ。 ヤマノイモさんの、新芽に輝くハートさんです。 虫さんに蝕まれたハートさんも、照らされて輝いております。 蝕んだ虫さんも、今頃どこかで輝いていることでしょう。 ギボウシさんの上のうら若いアオガエルさんも、きっとこれから輝きます。 この小さな身体の中にも、心の臓なるハートさんが動き続けてい . . . 本文を読む

風が巡るようにお手入れです

2012-06-26 06:03:17 | 庭の仕事誌
 カエデさんのお手入れをしました。 木へんに風と書くように、風に揺れる葉の姿は、楓ならではのもの。 小枝の密なところを透かすように、風の通り道をこしらえます。    大きい葉っぱが印象的な、近ごろ人気のハウチワカエデさんです。 奥日光の竜頭の滝さん界隈で、自生するお姿を拝見した記憶があります。 もともとは、谷間のカエデさんなのですね。 水気を欲しがりますし、強い照り返しは苦手です。 街中で弱 . . . 本文を読む

栗の実さんにこんにちわです

2012-06-25 06:20:00 | 里山の役者たち
 今朝は、朝いちで、栗の実さんにご挨拶でした。 生まれたての栗の実さん。 イガイガさんも、今はまだまだ、産毛の緑です。 雄花さんが盛りを過ぎると、栗色となって枯れ落ちます。 枯れ落ちと入力したらば、最初は彼落ちと変換。 ふと、あわれを感じます。 未確認生物の抜け殻のような、地の模様もあり。 その頭上にて、受粉に成功した元雌花さんが、鎮座ましまします。 画面の手前の枝の中ほどに、ちょこん . . . 本文を読む

梅雨晴れ間にひと仕事です

2012-06-24 05:24:15 | 里山に捧ぐ
 黄色いものが、庭先に干してあります。 梅雨晴れ間の、拙宅の庭先。 最年長家族によるプロジェクトが、着々と進行しています。 数の子さんにも見えますが。 じつは、カラシナさんの種でした。 どちらかといえば、数の子さんよりも、辛子明太子さんのお友達です。 干している容器は、「み」といわれています。 ちなみに、ネットでは検索しにくいようで、 「てみ」で検索したら、こちらに出ました。 昔からどこに . . . 本文を読む

お蕎麦屋さんのお庭拝見です

2012-06-23 06:12:24 | 里山に捧ぐ
 トクサさんの緑が冴えます。 笠間市内の、美味しいお蕎麦屋さんのお昼時です。 店主さんご夫妻の手作りのお庭を通って、お店に入ります。 昨日は雨でしたので、青葉も久しぶりに、お店でランチです。 お出迎えは、色が兆し始めたアジサイさん。 この色が、今の笠間の季節の色です。 東京や千葉では、既に深い青色になっているはず。 そんなことを考えているうちに、ほおずきさんにこんにちはです。 . . . 本文を読む

里の草むらで嵐に耐えました

2012-06-21 06:19:29 | 里山の役者たち
 おとといは、大嵐でした。 それでも熟睡してしまい、寝過ごして5時に起床。 被害確認のために外に出ると、吹けば飛ぶような、小さいトンボさんの、ご無事な姿が。 でかした。 よくぞ、嵐の中を。 青く輝く宝石は、セスジイトトンボさんのかもしれませんが、識別は難しいです。 激しい風雨に打たれ、クリの雄花さんが、路上一面に。 これは、咲き始めの古い花さんでした。 今が盛りの若い花さんたちは、耐え抜き . . . 本文を読む