青空にセンダンさんの実です。
この樹は、鳥さんの協力で方々に発芽し、力強く伸びます。
ちなみに、「栴檀は双葉より香ばし」のことわざの栴檀(せんだん)さんは、全く別の植物。
香木のビャクダン(白檀)さんです。
しかしながら、この栗園の縁のセンダンさんの実は、ご覧の通り。
ムクドリさんは食べるようですが、余り人気はありません。
まずいから、最後に食べに来るんだ、などと、人々は勝手なお噂。
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吾国山(わがくにさん)を仰いでおります。
このほど、仕事で、茨城県石岡市の八郷地区(平成の合併前は新治郡八郷町)に伺いました。
同じ山でも、いつも仰いでいる笠間側とは、だいぶお顔の印象が変わりますね。
雪の後でしたが、住宅と畑を区切る土留めの壁の南側は、日なたの楽園です。
自生のアブラナさんの緑が、こんもりと。
八郷には母親の里もありました。
幼少の時分からご縁がありますが、冬場は暖かい . . . 本文を読む
茨城笠間では、先週は雪が積もりましたね。
雪というものは、そこに何か樹木がありますと、千変万化です。
拙宅の土手のヤマツツジさんのあたり、何やら、大コンサートの客席のように。
あるいはまた、自由の女神さんとともに。
怒涛のごとく突き進む、非難焼く時代のフランス国の民衆さんたち。
もしも後ろの石塀が赤ければ、あわや自由平等博愛そろい踏みの千秋楽の盛り上がり。
押し寄せる民衆さんの表情を、つ . . . 本文を読む
雨の日の茨城笠間、芸術の森に通じる、ギャラリーロードの傍らです。
陶芸ギャラリーさんの庭の片隅も、冬景色。
葉を落としたモミジの下、花一鉢が貴重な季節です。
鉢の台にと、里山で伐採されたクヌギさんの幹に、お力添えを願いました。
雨降る前に、ご近所でのクヌギ伐採の作業は、無事に完了。
60余年の年輪は、K親方が、ご近所の陶芸家さんに運搬、薪として活用されます。
すべて燃え尽きる前 . . . 本文を読む
茨城県笠間市の冬は、晴天が続き、空気が乾燥します。
先日、久しぶりに雨が降りました。
雨は、庭石の苔を濡らし、鮮やかな緑色が再生しました。
アカマツの落ち葉が、一面に散っています。
Fine weather continues, and air dries in the winter of Ibaraki Prefecture Kasama City.
It rained after a lon . . . 本文を読む
昨日は、南風が吹いていましたが、午後から寒い寒い風に。
こんな日にも、小さなオオイヌノフグリさんが、もう咲いているのですね。
咲き終わって、一輪が地上に大の字になっていました。
冷たい風は、人を遠ざけます。
時間のある方は、風を避け、こたつに入っております。
時間の無い方と、植物さんと鳥さん、そして、少し変わった方は、風の中に居ます。
オオイヌノフグリさんは、帰化植物です。
よく話題になる . . . 本文を読む
昨日の茨城笠間の朝、拙宅のロウバイさんに、初冠雪でした。
全国的に、雪雲が通過したそうです。
富士山の高嶺も雪、京都の先斗町も雪でしたでしょうか。
とけて流れりゃ皆同じの歌ですが、流れた後は千差万別の自然さんです。
雨もありましたから、拙宅の脇の小川さんも、水量が増しています。
旧暦の正月を過ぎ、冬至からは一ヶ月余り。
初冠雪といっても、陽射しが強まるこのごろ、午後3時過ぎには、日な . . . 本文を読む
去る1月17日、神田駿河台の阿久悠記念館に伺いました。
この日は、阪神淡路大震災の日。
阿久悠さんは、淡路のご出身であったと、あらためて思い出します。
ご出身の明治大学内に、記念館はあります。
御遺族さまから大学に寄贈された、1万点以上の遺品をもとに、昨年10月に開館しました。
青葉も、或るご縁があり、是非拝見したいと念じておりましたが、震災の日に、願いがかないました。
明治大学とい . . . 本文を読む
まとまった雨が降りました。
茨城笠間にて、寒中の雨が三日あるとは、珍しいことです。
飯田の里の裏山・通称「おんじゃく」が地中まで潤いました。
麦畑も潤いました。
麦の青葉が、すべて潤いました。
青葉の心も、潤いましたが、北国の大雪が気がかりです。
菜の花さんが、寒中にも健気に育っている姿には、感じ入ります。
最近、あちらこちらで、よく見かけるようになりました。
口コミで、種の輪が広が . . . 本文を読む
昨日の当ブログの記事は氷さんでした。
そして、大寒でしたね。
パソコンさんも寒そうでしたから、本日は熱く熱く、炎の笠間のご案内です。
常磐線の笠間の玄関口・友部駅の炎さんに続いて、畑の冬の炎・サニーレタスさんです。
では、道草はほどほどに、一路、里山へ向かいましょう。
炎を求めて、陶芸の佐藤泰正さんの工房へ伺いました。
震災で三つの窯が壊れましたが、まず夏に、ガス窯を造り、制作を再開し . . . 本文を読む