ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

センダンさんの実の上話です

2012-01-31 06:36:18 | 里山の役者たち
 青空にセンダンさんの実です。 この樹は、鳥さんの協力で方々に発芽し、力強く伸びます。 ちなみに、「栴檀は双葉より香ばし」のことわざの栴檀(せんだん)さんは、全く別の植物。 香木のビャクダン(白檀)さんです。 しかしながら、この栗園の縁のセンダンさんの実は、ご覧の通り。 ムクドリさんは食べるようですが、余り人気はありません。 まずいから、最後に食べに来るんだ、などと、人々は勝手なお噂。 . . . 本文を読む

山のあなたの空の下に少年

2012-01-30 06:43:15 | 里山に捧ぐ
 吾国山(わがくにさん)を仰いでおります。 このほど、仕事で、茨城県石岡市の八郷地区(平成の合併前は新治郡八郷町)に伺いました。 同じ山でも、いつも仰いでいる笠間側とは、だいぶお顔の印象が変わりますね。 雪の後でしたが、住宅と畑を区切る土留めの壁の南側は、日なたの楽園です。 自生のアブラナさんの緑が、こんもりと。 八郷には母親の里もありました。 幼少の時分からご縁がありますが、冬場は暖かい . . . 本文を読む

雪降る時もあり茨城笠間です

2012-01-29 06:37:02 | 里山に捧ぐ
 茨城笠間では、先週は雪が積もりましたね。 雪というものは、そこに何か樹木がありますと、千変万化です。 拙宅の土手のヤマツツジさんのあたり、何やら、大コンサートの客席のように。 あるいはまた、自由の女神さんとともに。 怒涛のごとく突き進む、非難焼く時代のフランス国の民衆さんたち。 もしも後ろの石塀が赤ければ、あわや自由平等博愛そろい踏みの千秋楽の盛り上がり。 押し寄せる民衆さんの表情を、つ . . . 本文を読む

一歩一歩希望に向かう志です

2012-01-28 06:55:37 | 里山に捧ぐ
 雨の日の茨城笠間、芸術の森に通じる、ギャラリーロードの傍らです。 陶芸ギャラリーさんの庭の片隅も、冬景色。 葉を落としたモミジの下、花一鉢が貴重な季節です。 鉢の台にと、里山で伐採されたクヌギさんの幹に、お力添えを願いました。 雨降る前に、ご近所でのクヌギ伐採の作業は、無事に完了。 60余年の年輪は、K親方が、ご近所の陶芸家さんに運搬、薪として活用されます。 すべて燃え尽きる前 . . . 本文を読む

雨に濡れた庭石の上で On gotten garden stone

2012-01-27 06:41:57 | Welcome to SATOYAMA
茨城県笠間市の冬は、晴天が続き、空気が乾燥します。 先日、久しぶりに雨が降りました。 雨は、庭石の苔を濡らし、鮮やかな緑色が再生しました。 アカマツの落ち葉が、一面に散っています。 Fine weather continues, and air dries in the winter of Ibaraki Prefecture Kasama City. It rained after a lon . . . 本文を読む

つれづれなる風の日の花たち

2012-01-26 06:13:41 | 野の花の笠間茨城
 昨日は、南風が吹いていましたが、午後から寒い寒い風に。 こんな日にも、小さなオオイヌノフグリさんが、もう咲いているのですね。 咲き終わって、一輪が地上に大の字になっていました。 冷たい風は、人を遠ざけます。 時間のある方は、風を避け、こたつに入っております。 時間の無い方と、植物さんと鳥さん、そして、少し変わった方は、風の中に居ます。 オオイヌノフグリさんは、帰化植物です。 よく話題になる . . . 本文を読む

雪の寒中にも花芽張る春です

2012-01-25 06:25:10 | 野の花の笠間茨城
 昨日の茨城笠間の朝、拙宅のロウバイさんに、初冠雪でした。 全国的に、雪雲が通過したそうです。 富士山の高嶺も雪、京都の先斗町も雪でしたでしょうか。 とけて流れりゃ皆同じの歌ですが、流れた後は千差万別の自然さんです。 雨もありましたから、拙宅の脇の小川さんも、水量が増しています。 旧暦の正月を過ぎ、冬至からは一ヶ月余り。 初冠雪といっても、陽射しが強まるこのごろ、午後3時過ぎには、日な . . . 本文を読む

記念館にて阿久悠さんを想う

2012-01-24 06:58:18 | 里山に捧ぐ
 去る1月17日、神田駿河台の阿久悠記念館に伺いました。 この日は、阪神淡路大震災の日。 阿久悠さんは、淡路のご出身であったと、あらためて思い出します。 ご出身の明治大学内に、記念館はあります。 御遺族さまから大学に寄贈された、1万点以上の遺品をもとに、昨年10月に開館しました。 青葉も、或るご縁があり、是非拝見したいと念じておりましたが、震災の日に、願いがかないました。 明治大学とい . . . 本文を読む

雨あがり水の連想は続きます

2012-01-23 06:43:00 | 里山の言の葉
 まとまった雨が降りました。 茨城笠間にて、寒中の雨が三日あるとは、珍しいことです。 飯田の里の裏山・通称「おんじゃく」が地中まで潤いました。 麦畑も潤いました。 麦の青葉が、すべて潤いました。 青葉の心も、潤いましたが、北国の大雪が気がかりです。 菜の花さんが、寒中にも健気に育っている姿には、感じ入ります。 最近、あちらこちらで、よく見かけるようになりました。 口コミで、種の輪が広が . . . 本文を読む

炎一歩づつ再生の笠間です

2012-01-22 07:07:24 | 里山に捧ぐ
 昨日の当ブログの記事は氷さんでした。 そして、大寒でしたね。 パソコンさんも寒そうでしたから、本日は熱く熱く、炎の笠間のご案内です。 常磐線の笠間の玄関口・友部駅の炎さんに続いて、畑の冬の炎・サニーレタスさんです。 では、道草はほどほどに、一路、里山へ向かいましょう。 炎を求めて、陶芸の佐藤泰正さんの工房へ伺いました。 震災で三つの窯が壊れましたが、まず夏に、ガス窯を造り、制作を再開し . . . 本文を読む