ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

有り難い一歩一歩の持続です

2017-02-28 06:18:48 | 庭の仕事誌
昨日の続きは、麦秋の一枚から。 こうやって振り返りますと、一年というものは、本当に早い。 雨があがると、また仕事です。 それでも、昼休みはゆっくりします。 キジさんも、ゆっくり歩く頃ですが。 その頃は、タマムシさんも、歩く歩く。 歩く背中は、キジさんの輝きに色に似て、なかなか華やかですが。 やはり、その一連の華やかな夏こそは、日本の元気をつなぎます。 つないだお陰様で . . . 本文を読む

二十年の間に出会った風景も

2017-02-27 06:46:04 | 庭の仕事誌
 拙ブログ、既出の画像を含みますが。 昨夜は、故郷笠間の四季を振り返っておりました。 春になれば、お花が咲いて。 麦の穂さんが、すくすく育ち。 やがて一面は、有り難い水鏡に。 そして、御田植の日。 やはり田んぼさんは、風景の基本ですね。 お天道様に感謝です。 本業二十年のアルバムの最後ところに、もう一つ。 地域のお宝のお話が、やはり必要かと。 . . . 本文を読む

伐採後のお堂の森をめぐって

2017-02-26 08:13:46 | 里山を歩く
 今朝は、凍っていないようです。 遠くの麦畑から届く、ひばりさんの歌声に誘われながら。 久しぶりに、近くを歩きました。 いつもの小川の水音に、さらさらの響きを訪ねつつ。 足元の、チューリップの青葉さんを撮りました。 イノシシさんにほどんど食べられてしまいましたが、小さいのが残っていたようです。 小さいからこそ助かるということは、世の中ではしばしば有り得ますね。 たとえば、こちらの . . . 本文を読む

古い石で新しい道づくりの記

2017-02-25 07:10:31 | 石の仕事誌
 石畳の記録です。 ある歴史の有る街。 その街のシンボルの土蔵の裏に、御影石系の古材がありました。 かつての建築に使用されたものが、保存されておりました。 ある時にご要望を頂き、敷石として再生させて頂きました。 元の形をそのまま生かして、車椅子さんも渡れるように。 既存の古木の根を避けながら。 排水を妨げぬよう、モルタル不使用で。 節目には、石のこしかけなどもしつらえつつ。 . . . 本文を読む

20年の記念アルバム編集中で

2017-02-24 06:57:45 | 庭の仕事誌
 昨日は雨で、編集作業でした。 こんな感じで、まずは表紙から、ですが。 左側が裏表紙で、これを入れて14ページです。 原案作成は、自前のメンバーで一気に行いました。 もういいかい、まあだだよ。 未知の満ち照るこのミチだから、今日も歩こう庭の道、と。 お陰様で某先輩からも、背中の肖像権の使用をご快諾頂き。 扉を開いて、故郷の山河に感謝です。 但し、小さい冊子です。 ぱっと開いて縦横 . . . 本文を読む

老白梅さんの確かな記録です

2017-02-23 07:01:23 | 庭の仕事誌
 前記事の続きですが。 入念に養生させて頂き、老白梅さんが納まりました。 幸い、本件では記録が明らかとなりました。 元のお住いに、嘉永五年の植樹と、記録が残されておりました。 確認しましたら、太平の眠りを覚ますジョウキセンの年の、まさに前年。 ということは少なくとも、170年超の古木さんでございます。 元は、こちら、ブログ主友人宅にありました。 諸事情で移植の運びとなり、大石を動 . . . 本文を読む

これからも香り続けるように

2017-02-22 06:51:38 | 庭の仕事誌
 大ウメさんの、移植工事です。 土はふるって、むき出しのまま掘り上げ。 やっとこさつり上げ、笠間のご近所の里から梅の都さんへ、安全第一で輸送。 既に明治時代には、相当な太さだったらしい老木さんで。 ただ今は、大うろも空いて、幹の保護が必須の状況。 お陰様でボキっと音はせずに、無事に到着できました。 これから植穴におろして、夕方までに立入れ完了します。  こんなふうに、どうにかおろ . . . 本文を読む

冬から春への野良散歩でした

2017-02-21 06:55:17 | 里山を歩く
 今朝は、菜園におりました。 夜明け前に、軽作業を少々。 ついでに、ご近所さんの林を仰ぎつつ。 こんなふうに、見通しが良くなっておりますので。 この冬で、藪を一掃。 首都圏から通っての作業ですから、頭が下がります。 藪の主役こと、アズマネザサさんも刈払われました。 イノシシさんの隠れ家でもあるので、まことに有り難い。 尾根方面には、まだ黒々と残っており。 あのあたりが、人間 . . . 本文を読む

土塁の構成に飯田城史を思い

2017-02-20 06:56:49 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 お陰様で、アクセス路開通です。 昨日の飯田城址は、平成の与作さんが活躍。 こんな感じで、ヘイヘイホー。 倒木の玉切りと、撤去の作業を行いつつ。 主郭の西側の帯曲輪上の公道が、長い眠りから目を覚まし。 主郭辺縁部の藪にも、一応。 道らしき通路が、なんとか開通しました。 そして、物見やぐらの上も刈払って、多重帯曲輪を見下ろしました。 杉木立の遠近感で、段差をご覧いただけ . . . 本文を読む

盆地の片隅にて春の無想です

2017-02-19 07:52:48 | 里山に捧ぐ
 今朝のお月さまです。 お陰様で、盆地の片隅の拙宅でも。 草土手の白梅さんが咲きました。 田んぼさんには、まだ氷がありますが。 お花が増えるごとに、氷も薄く、水も動き出すでしょう。 そう思えば、白梅さんのこの一輪も、一段と有り難く。 しばしご一緒に、道行く皆さんを見つめておりましたが。 少し歩きました。 氏神さんの森方面へ。 一昨日の大風で、注連縄の紙垂が、すっかり飛んでし . . . 本文を読む