ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

自然美再生めざし

2020-05-26 07:22:07 | 石の仕事誌
 水のある現場にて。 ただ今、池を造成中。 というよりも、自ずから池が生まれる、というのが正確なところでしょうか。 護岸に使うべき自然石も、現場の各所に多数埋もれておりましたので。 一部には、先日お伝えした通り、常陸太田市からの石も据えておりますが(→こちら)。 ほとんどは、改修前には土留めに据えてありました、地元の石。 相当な数量でしたが、工事に先立ち、全部掘り起こしました。 . . . 本文を読む

下見の朝は

2020-03-22 07:08:27 | 石の仕事誌
 石を撮りつつ。 菜の花さん撮る。 肉眼では、コントラスト絶妙でしたが。 モード不適合か、ちょいとくすみました。 脇の県道を、猛スピードで一台通過。 その喧騒も、なんのその。 足元に、虫さん載せて、ナズナさん静か。 人間さんも、静かな心大切な頃。 武漢コロナも、静かな心が、好転の鍵かもです。 常の心確かに、免疫力を養っていきましょう。 ☆人気ブログランキング・一押しm(_ . . . 本文を読む

雨と石と花と

2020-03-11 07:11:38 | 石の仕事誌
 あの夜は、星が一杯でした。 今朝も、また。 白梅さんが、地上の星に。 震災から九年、犠牲になられた皆様のご冥福をお祈り致します。  そして、石置き場にも、春。 しっかり働くことが、御供養となれば幸いです。 昨日は、石を運んでおりました。 雨ニモマケズに無事、常陸太田市の三か所から。 特殊な用途の石が必要な状況でしたが。 幸い、好適材とのご縁がありました。 なんと申し . . . 本文を読む

仕事の前に長き命の初心見る

2019-11-06 07:08:24 | 石の仕事誌
 何を撮る、というつもりも無い朝でしたが。 なぜか、撮りました。 多分、季節のお陰様。 落葉一枚、心に沁みて。 こんなふうに、ヒメツルソバさんも、うるわし。 さよう、ここは業務の置き場ですが。 石とお花は、よく似合う。 石と小砂利もよく似合い。 小砂利と緑も、よく似合う。 よく見れば、砂利もいろいろ鹿島産。 この小粒たちは皆、何千万年から数億年の齢を重ねておりま . . . 本文を読む

良材の朗報あり

2019-09-25 07:13:15 | 石の仕事誌
 明日に架ける橋。 置き場で、裏返しになっておりましたが、撮りました。 そのまんまでも、良材の風格はしっかり。 持ち主さんの御厚意もあり、御縁がつながりました。 昔から仙台石といわれる粘板岩で、二億五千万歳の堆積岩。 緻密にして堅牢、曲げ強度強く、熱にも風化にもタフな上に、美しい。 現在進行中の現場で、橋を架けるエリアに差しかかったところで、この石を思い出しました。 下から覗いて . . . 本文を読む

春風吹いてメダカ小学校開校

2019-03-21 08:16:22 | 石の仕事誌
 水中にも、春風。 メダカさんが、泳ぐ池の現場。 その池の中に、園路をこしらえる工事ですが、湧水あり。 新たな護岸づくりにあたっては、水を抜かずに水中工事敢行となりました。 足場を作りながらの地道な作業ながら。 お陰様で昨日夕暮れ、基礎部分が完了しました。 画像左端の石の列が、護岸の基礎に当たります。 業務画像につき限定公開でございますが、工事中でも足元にメダカさんが集まる環境。 . . . 本文を読む

石切り山脈の春雨もまた良し

2019-03-01 07:23:17 | 石の仕事誌
 昨日は雨プロで、稲田みかげで知られる石切り山脈へ。 積み込みましたのは、ナツミカン二つ分くらいの大きさの割栗石。 現場では、土木用の資材として使用します。 しかしながら、やはり稲田みかげ。 それぞれに美しいものですから、こういう形状のものでも、住宅外構に採用することもあり(⇒関連記事) 地元に良材が豊富なのは、本当に有難い。 全山稲田石ですので、感謝で活用させて頂きますが。 . . . 本文を読む

水辺の要に稲田みかげ石加工

2019-02-28 07:59:19 | 石の仕事誌
 稲田みかげ石を加工中です。 こちらは、古池改修現場の滝石(関連記事⇒こちら)。 ちょいと一服、経過拝見ですございますが。 シュミレーションを経ましたので、お陰様で順調。 水抜きしている設置場所の脇で、こんなふうに。 テストピースで実験しました。 何しろ、替えの利かないご縁の石ですから、慎重を期す必要あり。 加工中の破損のリスクも検討しつつ。 刻みの断面の形状・寸法等、いくつか試 . . . 本文を読む

石もまた良し芦野の初冬です

2018-12-23 07:17:56 | 石の仕事誌
 昨日の続き、那須は芦野の里。 遊行柳さんへの、ほそ道の足元ですが。 地元産の芦野石の石畳。 ブログ主中型荷台にある白河石とは、まぎれもなく兄弟分です。 用途はいろいろで、案内板にも用いられておりました。 時代が付いた感じですが、新しい石の色味は、白河よりもやや明るいようです。 こんな感じで、新しめの山灯篭も鎮座しておりました。 隈研吾先生の石の美術館も近くにあると聞きますが、今 . . . 本文を読む

雪ニモマケズ白河石の石山訪問

2018-12-21 06:42:53 | 石の仕事誌
 昨日は、福島県の白河へ。 厳密には、白河郡の西郷村さん内。 折々、資材調達に訪ねるなじみの採石場ですが。 いつ伺っても、この石山はいい感じ。 岩場の尾根のアカマツさんも、いい感じ。 こんなふうに、露出した岩盤もいい感じなのですが、昨日は社長と震災談義。 画像右手の色の新しいあたりが、大揺れで崩落しました。 普通の地震でも、普通の発破でも崩れなかった岩場が、一瞬にして崩れました。 . . . 本文を読む