大谷石さんの古材。
そのノミ跡は、古色蒼然でございますが。
現在の超合金工具が出る以前、鉄ノミを焼き入れしていた頃の、時代物でしょう。
手仕事感があふれる逸品。
危うく、全量廃棄の瀬戸際でしたが。
ぎりぎりセーフで、搬出しました。
まだ、片付いてはおりませんが、石倉解体現場発ならではの、分厚さが秀逸。
笠間の希望となりそうな、某ピザ窯プロジェクトなどにも、はせ参じるかもしれませ . . . 本文を読む
花は、咲く。
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五年目の春に。
六代目庭師さんの庭には、ワスレナグサさんも咲いて。
マンネングサの森の小人さんも、穏やかな春ですが。
日本の桜草さんだけは、やはり九州に向いて咲いておりました。
夕方は、ギャラリーロードさんに伺いましたが。
こちらのお店もまた、お花は豊かで。
里 . . . 本文を読む
お陰様で、敷き終えました。
物干し下まで、ひと息に。
大震災時の被災大宅石によります、再利用の施工でございますが。
サービスヤード界隈では、最適のパフォーマンスを発揮されます。
こんなふうに、井戸周りまで、しっかりと。
アスファルトとのつなぎは斜めですので、そこいらの小石で、ナニゲに。
水洗いすれば、完了です。
ちなみにこちらは、お玄関前。
先週の施工日に、敷き詰めました . . . 本文を読む
新しいアプローチですが。
古いお仲間も加えてみました。
こんなふうに。
解体工事で残された、旧宅のコンクリート園路ですが。
適当に切断して、石畳状に。
道中が長いですから、みかげ石につなぎました。
堅くて粗い仕上がりですが、これから、目地に砂を入れて。
グランドカバーをあしらえば、なんとか。
たとえばためしに、矮性アベリアさんなども。
石の硬さを和らげて頂けるかと。
. . . 本文を読む
大谷石のピザ窯、第二弾です。
第二弾ですが、今回は幅を広くして、一段式で制作しました。
その代わり、基礎は二段にして、焚口も棚も、高くしました。
小さすぎる廃材は、砕いて基礎に。
基礎は地中の排水を促すように、広めに取りました。
野外炉の場合、煙突は無くても良いようですが、風景として取り付けます。
ステンレスの市販のものを芯にして、風景ですので、煉瓦を捲きます。
数日後、 . . . 本文を読む
復興の小路を、振り返りました。
既存のみかげ石畳に、被災した石塀の大谷石をつなぎました。
こちらが、正面入り口です。
右側の石畳には排水勾配がありますので、少しづつ、微妙な傾斜を整える作業でした。
奥に進むにつれて、既存のみかげ系も、織り交ぜつつ。
中ほどの横使いの石あたりから、雰囲気を変えました。
大谷石さんと、みかげさんは、意外に仲良しなのです。
軟らかい大谷が . . . 本文を読む
今朝は寒い茨城ですので、火加減の話題でございます。
去年の暮れにデビューの、石のピザ窯さんですが。
一昨日の雨の中、調整に伺いました。
内部は二段構成ですが、上がぬるく下が熱過ぎる現状。
とりあえず下の段を、熱に強い白河石を使用し、二重構造に改修。
といっても、適度な厚みのものをカットして、はめるだけの作業です。
白河石さんは軟らかいので、あっという間に完了です。
それと . . . 本文を読む
お陰様で、初窯の初煙さんです。
年末の記事の続報ですが、簡単にレポートいたします。
画像は、入念に実地チェックを行っているところ。
ここで、お詫びでございますが。
先程記事をほぼ書き上げましたところ、アップ直前で消えてしまいました。
想定外につきまして、本日は要約版にて、再アップいたします。
主任は、六代目庭師+窯師こと酒井一臣さんです。
煙突の取り付けや、棚板の位置など、火入れを . . . 本文を読む
ピザ窯づくりに、没頭いたしました。
素材は、震災がご縁の大谷石さんです。
それぞれに癖のある形状ですが、癖を生かして、組み上げます。
朝いち、基礎づくりから開始。
崩れた石塀さんの、目地モルタルも捨てずに再利用。
微妙な配合による、耐火モルタルにて組み上げます。
もったいない精神に共鳴する、あの窯師さんとの、コラボでございます。
火に強いのが、大谷石さんの持ち味です。
激 . . . 本文を読む
形を変えて、再建いたしました。
のどかな郊外、大谷石の長い塀が、大震災で、ほぼ全壊。
今後の防災・防犯も想定して、高さを低くしての再建でした。
傷みの少ない石を選び、それぞれに、崩落防止の内部加工を忍ばせました。
石質は良好でしたが、元もとの工場出荷時の、加工寸法がアバウトだったらしく。
左右の高さが異なる、いわゆるタケノコ石など、曲者石さんが多数。
目地幅で調整して収めました . . . 本文を読む