ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

カエルさんが懸命に帰ります

2012-07-02 06:21:16 | 里山に捧ぐ
 今朝5時、まだ雨が降っています。
お堂の森の下、濡れた路上に、何かが移動しています。



小さなアマガエルさんでした。
田んぼさんで孵ったオタマジャクシさんが、何とか無事に成長できました。
お陰さまでアマガエルさんとなり、水を出て、オカを目指します。
雨の折には、一斉に。
この時期、雨降る夜から未明にかけて繰り広げられる、一大叙事詩。



 昨日は、グリーンカーテンの友部駅から、都内に出かけました。
夜9時前に友部に戻り、帰還する路上が、そのクライマックスでした。

ヘッドライトが照らす路上の全面に、零れるようなカエルさんが。
その群れは、一坪に10匹ほどの密度で、一キロ以上に及びました。
避けるすべもなく、心中合掌で静かに帰還いたしました。



 今朝歩くと、カラスさんが、瞑目。



遅ればせながら、田んぼを出た仲間の姿。
アスファルトには、動きを妨げられるようです。



特にこの、白い表示部分が、足にからみつきます。
懸命に進む背中を、天上の小林一茶さんが応援しています。



無事に、拙宅の濡れ縁にたどりついた姿に、安堵する一茶さん。



毎年、カキツバタさんが、かなり遅い時期に、一輪咲きます。
アマガエルさんの懸命の旅の餞か。
一茶さんの深い情けの色の一輪でした。
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