朝５時前のお散歩の足元です

　小さな落花さんが、笹の葉の上に、ひとつ。
イヌツゲさんです。
今朝、５時前の拙宅の草土手界隈です。



ひとつ、ひとつ、はら、はらりと、石段の上に。
小さい、目立たない花ですが、虫さんのご馳走。
人間さんには、無視されがちですが。



無視せずに、お姿を認めんと見上げる青葉ですが、大木の葉陰に隠れている模様。
右手に透けて見えているのは、自生してきたコブシさんです。



足元には、落葉があり。
小さく丸く、黄ばんでいます。
ただ今は、常緑樹は、落葉の季節。

　ところで、近頃は、常緑樹は一生涯落葉しない、ゆえに掃除が楽、などど、思い込む方もあり。
幸い、青葉のお客さまではないですが、時代の変化を感じます。
ちなみに杉の大木さんも、最初から大木ではありません。
画像の真ん中の二本のように、始まりは、爪の先サイズ。



石段を登ると、屋敷神さんですが、白いサツキさんの花が見えます。
地元に戻って開業したときに、石段の一番上に植えました。
あれから１５年、零れ種がこんな花を咲かせるほどに。



土留めの石垣にも、零れ種の花。
石段も、石垣も、開業時点の習作として、取り組みました。



こちらは、赤の零れ種さん。
サツキさんの原種だと思われます。

何年か前に、自生している様子を拝見しました。
岐阜県の長良川上流・中流域の岩の岸辺に、この花がありました。
生まれ故郷を思い出す環境なのか、このあたりを気に入っているようで、元気です。

紅白揃ってめでたい花ですが、台風が接近しています。
自然さんに感謝しながら、警戒いたしております。



草土手の下手にも、いつのまにやらサツキさんが。
この土手は、屋敷神さんへの道ですから、白はふさわしいかもしれません。
５時を過ぎると、薮蚊さんタイムです。
ストップモーション厳禁タイムに突入なのです。



動と静の呼吸で、新しい青葉の先端を撮りました。
ツツジさんに似ていますが、サツキさんは、新芽が伸びた後に咲く花です。

人生いろいろ、花さん虫さんもいろいろの朝。
日本全国、台風に注意の朝でございます。
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