ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

寒中ですがヤブツバキ観察記

2016-01-10 07:01:06 | 野の花の笠間茨城
 やはり、目だっております。



暗がりでも、日なたでも。
紅さんが、点々と。



天を仰げば、テテンが点、と。



なかなかの、巨木さんです。
既に足掛け20年ほど、観察を持続させていただいておりますが。



やはり、ヤブツバキさんならでは。
花のみならず、散り方にも勢いがあり。
春の元気が、スパークしております。



ちょっと、ひっくり返して確認しましたが。
首から落ちるというものの、めしべさんは枝先にとどまっており。
お面をとって、素顔が残るシーンとも見えますね。



いつしか、根元まで連メンとつながるように散るでしょう。
散った範囲で、やがて実が落ち、若木が芽生える仕組みです。

これが松や白樺さんならば、広範囲に風神さんと新規開拓を試みるものですが。
森を少しづつこんもりさせる椿や樫さんは、足元を徐々に充実させるものです。
そのへんが、林になる樹と森になる樹の生き方の違い。



二十年とは、お伊勢さんの式年造替同様、ひとつの時代の区切りです。
その間には、幼木さんも若木となって、杉林さんも森への一歩を歩みだし。
そういえば、この週末は成人式でございます。



満開の椿さんを捧げて、お祝い申し上げ。
不惑以上の方々には、人生のご造替を祈願しつつ。



冬の野鳥さんへのあまーいプレゼントに、感謝いたしました。
さらにまた、つややかな青葉さんと、白い幹肌も愛でておりましたが。



なんと、森の出口あたりは既に満開で。
雲ひとつ無い青空は、陽気すぎるほどで。
未曾有の暖冬を、緊張感をもって観察中です。
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