ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

陽射し届いてフユワラビさん

2011-12-27 06:16:38 | 野の花の笠間茨城
 夏の木陰も遠く去り、落葉の間に、陽が差し込む里山です。
この季節に良く出会うお友達が、こちらのフユワラビさんです。
正式名はフユノハナワラビ

 彼らは、この季節に初めて陽が当たる場所を選び、静かに生きています。
この一枚は、昼休み、近くの植え込み、メタセコイアの落葉の上の画像です。
静かな人生ですが、陽が当たると穂が輝く様子は、この時期、何物にも代えがたい地上の光です。

拙宅や里山周辺にも、人知れず、楽園が散在しています。

拙宅近くの土手です。
曇りの日に撮ると、くすみます。
フユワラビさんは、太陽の子です。


根元を拝見。
粋なこしらえの葉スガタですね。
山野草として、一定の固定客さんがおります。
じつは、山菜としても珍味だそうですが、茨城笠間ではあまり食べないようで、青葉も未経験です。


拙宅にも、居場所があります。
午前中は、ここに陽が差していました。
この時期に、天を突いて伸びるところがフユワラビさんの知恵と勇気です。

先日のスイバさんですら、この時期は皆、すべて、ぺったんこの年の瀬です。
名主さん格でも、今は、この通りでしたね。


さてさて、先輩の穂が、ついに、役目を果たしました。

倒れる刹那、穂から最後の胞子が舞いました。
貫いた奉仕の心、ありがとう。
野にあるものは、いつの時にも、厳粛な言葉を伝えます。
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◎里山生きてます∞茨城笠間
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