ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

野の花にふと思うお庭の未来

2019-03-14 07:16:43 | 人とお庭の間には
 市内某所で、作業は順調。



こちらは、工事の長期化に向けた、仮道開設現場。
伐採メンバーのお陰様で、先が見えてきました。



現地発生材で、のり面の土留め工事も行いますが。
まさにこれは、土木の原点。
近隣の環境にもなんとか、調和するように進めてまいりますが。



こんなふうに、ヒノキ林も隣接する現場。
西側をふさいで、夏の西日、冬の西風から守られる環境は有り難い。
三時の一服ついでに、足元撮りました。



日陰でも、既に咲き出しておりました。
画像真ん中に、一輪有り。



接近すると、こんな感じ。
シュンランさんの、背中が一つ。



すぐ隣にも、もう一輪。



そして、続々と。
地味ながら、笠間の里山の春には欠かせませんね。
一度乱獲で減りましたが、ブーム去って再生したのは、環境のお陰様。



シュンランさんは、青葉も良いです。
しかし、今後は新道開通などの変化で、また乱獲の波があるかもしれません。
山野草仲間としては、ヤマユリさんのように、獣害で激減する危機もあり。



絶滅を避けるためにも、今後はお庭で、楽しみながら保存する作戦も必要です。
お庭は、バーチャルとして進化した歴史がございますが、山野草の保全も大切なお役目の今。
お庭の片隅のささやかなリアルが、未来の安らぎとなれば幸いです。
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