ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

里の草むらで嵐に耐えました

2012-06-21 06:19:29 | 里山の役者たち
 おとといは、大嵐でした。
それでも熟睡してしまい、寝過ごして5時に起床。
被害確認のために外に出ると、吹けば飛ぶような、小さいトンボさんの、ご無事な姿が。

でかした。
よくぞ、嵐の中を。
青く輝く宝石は、セスジイトトンボさんのかもしれませんが、識別は難しいです。



激しい風雨に打たれ、クリの雄花さんが、路上一面に。
これは、咲き始めの古い花さんでした。
今が盛りの若い花さんたちは、耐え抜きました。



 さて、お隣さんの田んぼの真ん中には、お堂から飛んで来たのか、杉の枯れ枝さんが。



近づいて見れば、なんと、稲の葉陰に小さな薄茶色さんも。



周りの土手にも、赤とんぼさんの仲間が、たくさんいました。
この羽の艶は、羽化間もないようです。
嵐が去った一瞬の静寂と高温を見逃さずお出ましに。
季節が一気に進みました。



拙宅の雨樋の一部は飛ばされても、この小さな虫さんは飛ばされず。



耐え抜いたコガネムシさんの背中は、ぐったりしていても、清々しい。



畦の緑の金平糖は、キツネノボタンさんです。
一晩中、どんなふうに揺れていたものか。



へなへなのスイバさんとともに、ただ今は、お天道様のねぎらい光線を拝受。
折れそうで折れない、消えそうで消えない、命の知恵のしたたかな粘り。



あっという間に伸びたヤブカンゾウさんのつぼみの先でも。
弱い弱い虫さん草さんたちは、嵐に耐えながら生き延びます。

 昨日は、あっという間に夜になり、いつの間にやら熟睡してしまいました。
嵐から二夜明けてしまいましたが、あらためてお見舞い申し上げます。
ブログも、ただ今より、正常化いたします。



何事も無かったように、カエルさんたちが合唱していました。
天命を知るのか、知らぬのか。
生き延び続ける小さな生き物たちの背中を押して、嵐の後も日が昇りました。
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