ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

春の小さな岸辺の一コマです

2015-03-01 07:12:45 | 野の花の笠間茨城
 ノアザミさんに、お会いしました。



凛とした冬枯れの岸辺にて
小さな瀬音に、耳をすましておりますと。



こんなふうに、陽射しもくっきりと。
春の小川さんを、照らし始めました。
ふと、水琴窟のような、密やかな響きがあり。



覗き込むと、奥に枯葉が流れをせき止めて、小さな滝になっており。
その枯葉の先から、雫の調べがこだましているようでした。
枯葉さんの演奏が、かくも美しいものであったとは。



プチ中州にへばりついた枯葉さんに、感謝いたしました。
奥にあるのはシラカシさんで、手前の細いのはヒノキさんでしょう。
前日の風で、森から吹かれたものでしょう。



流れを見つめていると、こんなふうに。
折々、ヒノキの小さな枯葉さんが通り過ぎます。
よどみでは、何度か旋回したりしながら、下流へと向かいます。



小さな小川さんの、小さなドラマというものは。
実は、人間さんの地道な草刈のお陰様で、保たれているものですが。
地道な中にも、有り難い配慮がございます。



こんなふうに、また一つ。
ノアザミさんの枯れ姿。



刈り忘れたのではなく、意図的に刈り残したのでしょう。
美しい野の花を、そのまま愛でるために。
お陰様で、新しいノアザミさんの株が、新天地で芽生えるという夢もあり。



すべては、岸辺を守る人間さんと、折々の風さんのドラマです。



昨日は穏やかな昼休みでした。
有り難い、水源の森を育てる人間さんと。
お天道様に感謝しております。
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