ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

細くて小さくても冬越す強さ

2018-12-30 07:00:56 | 里山の役者たち
 おはようございます。
今朝は、過去記事に既出の画像、昨年の夏に撮った一枚を再度アップします。
このお方は、ブログ主耕す田んぼに棲む、小さなイトトンボさんの雄。

このほど、ヒヌマイトトンボ発見者で、茨城生物の会の会長・小菅次男先生に画像を見て頂く機会あり。
ついにその名が、ホソミオツネントンボであるとわかりました。
その名前だけは、かなり昔に聞いたことがありましたが、まさかこのトンボであったとは。

先生からは、トンボの姿のままで冬を越すという、力強い生き様も伺いました。
オツネンとは越年の意で、冬場に向けて、褐色に色を変えて、森の中に潜む。
葉裏で寒さにじっと耐えて、春風の頃に田の神様とともに、再び田んぼへ降り立つのでしょうか。

確かに、産卵期の田植えの時節、拙宅田んぼでも乱舞が見られ、さながら田んぼの恋の物語。
爪楊枝よりも小さなこの身に、左様な知恵と力が宿っているのは、生かされている者ならではの命ゆえか。
人間さんも生命の初心を忘れず、感謝で生ききりたい平成年末でございます。
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