ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

桜の季節に脇役さん訪ねて

2012-04-14 07:14:17 | 里山に捧ぐ
 サクラさんが、一斉に咲き始めました。
同じ頃、こうして、足元の草むらさんにも百花です。
春は、皆に平等に到来しております。



昼休み、百花を拝見しながら、のこのこ歩いています。
のこのこ歩く青葉を、にこにこ見つめる百花さんたちです。
ひとりぼっちのお散歩ですが、明るく下向いて、元気に歩かせて頂いております。



不思議の国のアリガトウ。
いつのまにか、ムスカリさんの村へ。



黄色いスイセンさんもお出迎えです。
今日は、ある目的があり、歩いています。
たまたま、現場の近くに、目的の現場がありました。
ちょうど今頃は、その目的のお花が、咲き始めているはず。



おおお、咲いていました。
ありがたや、ありがたや。



ボケさんが、咲き始めたのです。
ボケさんですから、基本的に、なりは小さいです。



しかし、なんか、こう、苔むす幹などが古色蒼然としています。
実はこのボケさん、推定樹齢は、150年ほどです。
明治生まれの先代さんがご幼少のみぎりにも、同じ姿で、同じ花を咲かせていたそうです。



花の命は短いが、ボケさんの命は長かった。
放浪することも、幾山川を越えることも無かったが、12年前に移植、さらにお元気です。
一世を風靡しているソメイヨシノさんたちよりも、うんと先輩の江戸の花さんです。

 この花を見るたびに、明治長老さんのまなざしと、尊い金言がよみがえります。
真の長老というものは、まことに大切、値千金の国宝であります。
まずは、有難い国宝ボケさんに無事ご挨拶でき、今年は良いお花見ができます。



時間です。
スミレさんの間を、のこのこと歩き出します。



江戸の夢のおとぎの村から、平成21世紀のうつつ街道を戻ります。



ホトケノザさんのお花畑です。
はてな、ここは確か、去年はプロさんの野菜畑だったのですが。
花と自然さんをめでながら、いつの世も明るい、ふるさとの道を歩きたいものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふと、ブログランキングに参加しました↓皆様の今日のポチ押しに感謝です。
人気ブログランキングへ 人気ブログランキング   にほんブログ村 環境ブログ グリーンツーリズムへ にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿