青い空とわたし

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夏の十勝岳 と 美瑛岳を登る(日帰り)~ 十勝岳編

2018年08月06日 21時17分33秒 | 同上 (山歩き)
8月5日(日)

望岳台での朝。

4時起床。雲は出ているが、半分晴れ。
よし行くか。準備だ。



▲ 5時半に出発。

十勝岳頂上には雲がかかっているが、美瑛岳は頂上の山影がクリア。
ま、いいんじゃないの。




▲ これからの行程を赤線で示すと

現在地から十勝岳頂上を目指す。
そこから右へ美瑛岳頂上を目指して縦走を試みる。
問題は、この尾根づたいの縦走だ。ガスれば幅広い稜線ゆえに迷うリスクがある。
美瑛岳頂上からは十勝岳との分岐点を目指して下山だ。

標高差は1147mだが、縦走で下降・上昇するので累積標高差は1577m。
コースタイムで9時間25分もある。
大丈夫かな・・


 

▲ いつもの花が目に入った。

紫はリンドウのたぐい? おおざっぱなことしかいえない(笑)。
火山道の登りではこの花のみ。




▲ 十勝岳避難小屋。

5年前はこの辺りから小雨状態になって、そのあとの山行はガスガスで悲惨なことになった。




▲ 十勝岳は噴火警報1で、先の北海道駒ケ岳と同じく「火山であることに留意する」レベルだが、駒ケ岳とは比べものにならないほど火山然としている。

登山口から硫黄臭があるし、山道はこのような火山礫の道がずっと続く。




▲ 右手に、大正火口。

深くえぐられて、下まで続く。




▲ これは頂上ではない。前十勝。

この瓦礫の山を越えて、初めて十勝山頂への稜線道が始まる。
赤丸をつけたところに、登山者のシルエットが。




▲ 前十勝を登りきると

十勝岳山頂と、その右下にグラウンド火口が現れた。


少しズームすると


▲ 山頂下の削られた、シマシマ模様の奇妙さに目がいく。





▲ 左手には、美瑛岳が見える。

山頂の右手には雲がかかっている。
ほんとに、あそこまで行くのかよ・・





▲ とにかく、この山頂までの長い稜線を前進することだ。

赤丸に先行く登山者がひとり。




▲ すぐ右手にはスリバチ火口が。




▲ 来た山道を振り返ってみる。

稜線を右から左へ上がってきた。
広い稜線と山腹だなあ。これが北海道の山だ。

手前に赤丸した黄色服の登山者、この方には後ほど大変お世話になることに・・




▲ 再度、右手のはるか向こうに美瑛岳の雄姿が。

山頂の雲がとれてハッキリと山容が見えている。





▲ 前方には、十勝岳の頂上もはっきり捉えられてきた。

手前の稜線を左から右へ上がって行き
右端のガレ場急勾配を上昇し、稜線にそって山頂に行くのだ。
手前の稜線上に赤丸の登山者が見える。山のスケールが分かるだろう。

登るぞ!




▲ それにしても、この蛇のような筋状の切れ込みは・・






▲ 山腹の上から下へのシマシマ文様の正体だ。

自然の造形美。




▲ 山頂へのガレ場を上がっていくWさん。

結局、この方とは最後まで山行をともにすることになる。

ガレ場の急坂を登り始めると一気に風が出てきた。
寒っ! ヤッケを着る。これだけしか持ってきてない。
軽装を悔やむ。




▲ また振り返ってみる。

左から稜線を辿ってここまで上がってきたのだな。





▲ おお、あれが頂上だ。

もう少しだ。




▲ 十勝岳山頂到達! 2077m 8:49AM

3時間20分の所要。
CTは3時間半だから、順調だ。

それですぐチェックしたのは、美瑛岳の方向への見通しだ。



▲ うむー、ガスっている。美瑛岳も見えない。

ガイドブックには、ガスっていて視界が悪いときは引き返すこと、とまで書いてある。
この視界状況では進めない。




▲ 登ってきた方向を見下ろす。

右手にはトレイル跡。
左手にはグラウンド火口が、噴煙を上げている。


この方向のワイド画面では

PC用;


スマホ、タブレット用;



更に左手には



▲ 向こうに、緑の山が見える。

あれは昨年登った富良野岳1912m だろう。

昨年は、富良野岳からこちら側、すなわち十勝岳を眺めた。



▲ そのときの写真。

はるか向こうに尖がった山頂が見えるだろう。
あれが十勝岳だった。
かっこいい山だね。

しばらくしてもう一度、美瑛岳の方向をチェックする。



▲ 少し手前の台地の視界が出てきた?

左端の山影は・・美瑛岳では?
どうする?



続く to be continued...



十勝連峰を望む 望岳台へ

2018年08月06日 11時52分23秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月2日(木)



▲ 室蘭市 道の駅・みたら室蘭にて車中泊 

温泉隣接につき泊まるも、駅駐車場狭く前の施設の大駐車場にて車中泊。
Wi-Fi 弱し


8月3日(金)



▲ 勇払郡鵡川町 道の駅・むかわ四季の館 にて車中泊

温泉併設 Wi-Fi 弱し あくまで中継ポイント。



8月4日(土) 

今後の天気を考慮し、北海道のへそ・富良野へ入ってきた。



▲ 上富良野町の237号線で

右手に、おお見えてきた。

昨夏に上った、富良野岳
そして、今回に予定している二度目の十勝岳、そして初めての美瑛岳




▲ 上富良野町を右手に曲がって、道道291号線を美瑛からの966号線に交わって、相変わらずの青い池の渋滞を横目に山の方向へ進む。

目の前には、美瑛富士が。




▲ 白金温泉で、ブログ仲間さんからご紹介のあった国民保養センターの立ち寄り温泉へ。

300円と安いのは魅力だったが、脱衣場で異臭がしてだめ。
今回限りに。




▲ 望岳台へ到着!

いよいよ北海道の山めぐり旅の核心地にきた。
明日から3日連続で天気予報は、晴れ曇りの降水確率0~10%で、この機会を利用しない手はない。
富良野町のCO-OPで食料は十分調達してきた。
今は曇っているが、明日の朝はどうだ・・



関連過去日記;


十勝岳は一里霧中 2013.7.9

十勝岳温泉を起点に、富良野岳、上富良野岳、上ホロカメットク山を周遊登山 2017.8.16


ここは