8月5日(日)
望岳台での朝。
4時起床。雲は出ているが、半分晴れ。
よし行くか。準備だ。
▲ 5時半に出発。
十勝岳頂上には雲がかかっているが、美瑛岳は頂上の山影がクリア。
ま、いいんじゃないの。
▲ これからの行程を赤線で示すと
現在地から十勝岳頂上を目指す。
そこから右へ美瑛岳頂上を目指して縦走を試みる。
問題は、この尾根づたいの縦走だ。ガスれば幅広い稜線ゆえに迷うリスクがある。
美瑛岳頂上からは十勝岳との分岐点を目指して下山だ。
標高差は1147mだが、縦走で下降・上昇するので累積標高差は1577m。
コースタイムで9時間25分もある。
大丈夫かな・・
▲ いつもの花が目に入った。
紫はリンドウのたぐい? おおざっぱなことしかいえない(笑)。
火山道の登りではこの花のみ。
▲ 十勝岳避難小屋。
5年前はこの辺りから小雨状態になって、そのあとの山行はガスガスで悲惨なことになった。
▲ 十勝岳は噴火警報1で、先の北海道駒ケ岳と同じく「火山であることに留意する」レベルだが、駒ケ岳とは比べものにならないほど火山然としている。
登山口から硫黄臭があるし、山道はこのような火山礫の道がずっと続く。
▲ 右手に、大正火口。
深くえぐられて、下まで続く。
▲ これは頂上ではない。前十勝。
この瓦礫の山を越えて、初めて十勝山頂への稜線道が始まる。
赤丸をつけたところに、登山者のシルエットが。
▲ 前十勝を登りきると
十勝岳山頂と、その右下にグラウンド火口が現れた。
少しズームすると
▲ 山頂下の削られた、シマシマ模様の奇妙さに目がいく。
▲ 左手には、美瑛岳が見える。
山頂の右手には雲がかかっている。
ほんとに、あそこまで行くのかよ・・
▲ とにかく、この山頂までの長い稜線を前進することだ。
赤丸に先行く登山者がひとり。
▲ すぐ右手にはスリバチ火口が。
▲ 来た山道を振り返ってみる。
稜線を右から左へ上がってきた。
広い稜線と山腹だなあ。これが北海道の山だ。
手前に赤丸した黄色服の登山者、この方には後ほど大変お世話になることに・・
▲ 再度、右手のはるか向こうに美瑛岳の雄姿が。
山頂の雲がとれてハッキリと山容が見えている。
▲ 前方には、十勝岳の頂上もはっきり捉えられてきた。
手前の稜線を左から右へ上がって行き
右端のガレ場急勾配を上昇し、稜線にそって山頂に行くのだ。
手前の稜線上に赤丸の登山者が見える。山のスケールが分かるだろう。
登るぞ!
▲ それにしても、この蛇のような筋状の切れ込みは・・
▲ 山腹の上から下へのシマシマ文様の正体だ。
自然の造形美。
▲ 山頂へのガレ場を上がっていくWさん。
結局、この方とは最後まで山行をともにすることになる。
ガレ場の急坂を登り始めると一気に風が出てきた。
寒っ! ヤッケを着る。これだけしか持ってきてない。
軽装を悔やむ。
▲ また振り返ってみる。
左から稜線を辿ってここまで上がってきたのだな。
▲ おお、あれが頂上だ。
もう少しだ。
▲ 十勝岳山頂到達! 2077m 8:49AM
3時間20分の所要。
CTは3時間半だから、順調だ。
それですぐチェックしたのは、美瑛岳の方向への見通しだ。
▲ うむー、ガスっている。美瑛岳も見えない。
ガイドブックには、ガスっていて視界が悪いときは引き返すこと、とまで書いてある。
この視界状況では進めない。
▲ 登ってきた方向を見下ろす。
右手にはトレイル跡。
左手にはグラウンド火口が、噴煙を上げている。
この方向のワイド画面では
PC用;
スマホ、タブレット用;
更に左手には
▲ 向こうに、緑の山が見える。
あれは昨年登った富良野岳1912m だろう。
昨年は、富良野岳からこちら側、すなわち十勝岳を眺めた。
▲ そのときの写真。
はるか向こうに尖がった山頂が見えるだろう。
あれが十勝岳だった。
かっこいい山だね。
しばらくしてもう一度、美瑛岳の方向をチェックする。
▲ 少し手前の台地の視界が出てきた?
左端の山影は・・美瑛岳では?
どうする?
続く to be continued...
望岳台での朝。
4時起床。雲は出ているが、半分晴れ。
よし行くか。準備だ。
▲ 5時半に出発。
十勝岳頂上には雲がかかっているが、美瑛岳は頂上の山影がクリア。
ま、いいんじゃないの。
▲ これからの行程を赤線で示すと
現在地から十勝岳頂上を目指す。
そこから右へ美瑛岳頂上を目指して縦走を試みる。
問題は、この尾根づたいの縦走だ。ガスれば幅広い稜線ゆえに迷うリスクがある。
美瑛岳頂上からは十勝岳との分岐点を目指して下山だ。
標高差は1147mだが、縦走で下降・上昇するので累積標高差は1577m。
コースタイムで9時間25分もある。
大丈夫かな・・
▲ いつもの花が目に入った。
紫はリンドウのたぐい? おおざっぱなことしかいえない(笑)。
火山道の登りではこの花のみ。
▲ 十勝岳避難小屋。
5年前はこの辺りから小雨状態になって、そのあとの山行はガスガスで悲惨なことになった。
▲ 十勝岳は噴火警報1で、先の北海道駒ケ岳と同じく「火山であることに留意する」レベルだが、駒ケ岳とは比べものにならないほど火山然としている。
登山口から硫黄臭があるし、山道はこのような火山礫の道がずっと続く。
▲ 右手に、大正火口。
深くえぐられて、下まで続く。
▲ これは頂上ではない。前十勝。
この瓦礫の山を越えて、初めて十勝山頂への稜線道が始まる。
赤丸をつけたところに、登山者のシルエットが。
▲ 前十勝を登りきると
十勝岳山頂と、その右下にグラウンド火口が現れた。
少しズームすると
▲ 山頂下の削られた、シマシマ模様の奇妙さに目がいく。
▲ 左手には、美瑛岳が見える。
山頂の右手には雲がかかっている。
ほんとに、あそこまで行くのかよ・・
▲ とにかく、この山頂までの長い稜線を前進することだ。
赤丸に先行く登山者がひとり。
▲ すぐ右手にはスリバチ火口が。
▲ 来た山道を振り返ってみる。
稜線を右から左へ上がってきた。
広い稜線と山腹だなあ。これが北海道の山だ。
手前に赤丸した黄色服の登山者、この方には後ほど大変お世話になることに・・
▲ 再度、右手のはるか向こうに美瑛岳の雄姿が。
山頂の雲がとれてハッキリと山容が見えている。
▲ 前方には、十勝岳の頂上もはっきり捉えられてきた。
手前の稜線を左から右へ上がって行き
右端のガレ場急勾配を上昇し、稜線にそって山頂に行くのだ。
手前の稜線上に赤丸の登山者が見える。山のスケールが分かるだろう。
登るぞ!
▲ それにしても、この蛇のような筋状の切れ込みは・・
▲ 山腹の上から下へのシマシマ文様の正体だ。
自然の造形美。
▲ 山頂へのガレ場を上がっていくWさん。
結局、この方とは最後まで山行をともにすることになる。
ガレ場の急坂を登り始めると一気に風が出てきた。
寒っ! ヤッケを着る。これだけしか持ってきてない。
軽装を悔やむ。
▲ また振り返ってみる。
左から稜線を辿ってここまで上がってきたのだな。
▲ おお、あれが頂上だ。
もう少しだ。
▲ 十勝岳山頂到達! 2077m 8:49AM
3時間20分の所要。
CTは3時間半だから、順調だ。
それですぐチェックしたのは、美瑛岳の方向への見通しだ。
▲ うむー、ガスっている。美瑛岳も見えない。
ガイドブックには、ガスっていて視界が悪いときは引き返すこと、とまで書いてある。
この視界状況では進めない。
▲ 登ってきた方向を見下ろす。
右手にはトレイル跡。
左手にはグラウンド火口が、噴煙を上げている。
この方向のワイド画面では
PC用;
スマホ、タブレット用;
更に左手には
▲ 向こうに、緑の山が見える。
あれは昨年登った富良野岳1912m だろう。
昨年は、富良野岳からこちら側、すなわち十勝岳を眺めた。
▲ そのときの写真。
はるか向こうに尖がった山頂が見えるだろう。
あれが十勝岳だった。
かっこいい山だね。
しばらくしてもう一度、美瑛岳の方向をチェックする。
▲ 少し手前の台地の視界が出てきた?
左端の山影は・・美瑛岳では?
どうする?
続く to be continued...