林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史16(良いものは良い!)

2015年05月17日 17時51分49秒 | バンドの歴史



さて、西立川にある、つっかさんの部屋では、立川廃人同盟の集会が、夜な夜な行われておりましたとさ。

つっかさんは、当時高価だったパソコンを持っていて、それを使って、楽曲を作曲したりしていたし。
Kさんは、大量のビデオテープに、アニメを録画して、それに埋もれるようにして、生活していたし。


おいらにとって立川廃人同盟とは、「異文化との遭遇
おいらが今まで知らなかったことばかり、ここで教えてもらったのでした。


たとえば、つっかさんと曲を作ったりしたことで、店長から学んだ音楽理論を深めて、身に着けることができたのは、大きな収穫。

さらに、つっかさんは、審美眼に優れていて、「これは良い」「これは今一つ」なんていうのを、ズバッと言える人だったから、おいらにとっては、本当に指針になったっす。



あとは、当時のおいらが知らなかった、ゲームの世界(笑)

ファミコンくらいしか、ちゃんとやったことなかったおいらに、当時の最新鋭マシン、セガ・サターン(笑)のゲーム、「サクラ大戦」を教えてくれたのも、つっかさん。

あれは、面白かったなあ、女の子が喜ぶことをしたら、

チンチロリン!

と効果音が鳴って、女の子の好感度が上がります。
女の子に好かれていればいるほど、戦闘のときに有利、なんてシステム、斬新すぎるざますっ(笑)

おいらと嫁さんの間でも流行って、おいらが嫁さんの喜ぶことをしたときに、嫁さんが、

「チンチロリン!」

と言うのが、新婚時代の思い出の一つです(爆笑)
なんと、つっかさんの部屋に何日も泊り込んで、クリアまでするという入れ込みよう(笑)
その後、携帯電話が進化してから、携帯でもダウンロードして、やった記憶があります。
おいらの好みは、すみれさんだったなあ(爆笑)



さらに、立川廃人同盟の集会での楽しみといえば、食事!!

つっかさんはかなりのグルメ(笑)
昔、ケーキ屋さんで働いていたこともあり、甘味も作ったりします。

うちの嫁さんを連れて行ったときには、こんなこともありました。



つっかさん(北海道人)が、うちの嫁さん(北海道人)に向かって、

「昨日、うちの実家から、2はい、送ってきたんだよ~」

「へー、すごいですね、解凍してあります?」

「自然解凍してあるから、いつでもいけるよ、食べる?」

「うんうん!」


全く何のことかわからず、2はい、って数える単位のものって??

とあれこれ想像していたら、Kさんが、

「2はいあれば、4人で食べるなら十分だね。」

と言うので、かなりの大きさのものだと推測できる。


そしてつっかさんが、てきぱきと準備を進めるんだけど、それは各人に小さな皿が渡されたことだけ。

真ん中には、「これ、ガラ入れね」と言われて、でかいボウルがどかん。


箸も、ナイフもフォークもない・・・
どうやって食べるものなの??


すると、流しから出てきたのは・・・











これ(爆笑)


うわああああ、なんか、怖いよぉ!(汗)



どうやら北海道人は、毛ガニを1ぱい・2はい、って数えるらしい。


つっかさんが、さも当然のように、

「じゃあ、つぁんと嫁さんで1ぱい、俺とKちゃんで1ぱい食べることにしよう。どうぞ」


いや、あの、どうぞって言われても、こんな生き物、食ったことないし(汗)



すると、うちの嫁さんが、にこやかに

「いただきまーす!」

と言って、いきなり、毛ガニの足を、素手で、

バキッ!!


と折り取って、さらにその毛ガニの足を、歯で、

ベキッ!!


と割って、中の白い肉をほじくりだして、おいらに、「はい」って・・・


この女、原始人かよ(冷や汗)



しかし、それを見ても、つっかさんもKさんも驚かず、彼らも同じように手と歯で、バキッ、ベシッ!


「へえ、やっぱり、カニバサミ使わないんだ、うちも使わないんだよね~。」

「そうなんですよ~。慣れちゃえば、道具いらないですよね」と微笑む、嫁。

「やっぱり、カニの中では毛ガニが最高峰だね、松葉ガニとか、タラバガニとかは、大味でいけない。」

「そうですよね、毛ガニの味は、繊細なところがいいですよね。」


ぜんぜん、繊細な食い方してないんですけど、この人たち(笑)


道具は一切使わず、毛ガニの体を知り尽くして、歯を立てて、ヒビを入れて、そこからバキッ!
肉の一つも残さないように、毛ガニのハサミ(堅い)さえも、歯で、バキッ!!



これ、ガチだわ(爆笑)



そして、北海道人のあまりの凄まじさに驚くおいらをしり目に、彼らは、毛ガニの胴体を、バカッと開けて、中のミソに、白い肉をつけて食べ始める始末。


うわああああああ!グロテスク!!


なんて思っているのはおいらだけで、彼らにとっては、まるで日常茶飯事・・・

百年の恋もさめるかのような、毛ガニの食いっぷりに、北海道人のすごさを垣間見たのでした~。


つっかさんをはじめとする、立川廃人同盟の人たちは、「他人の目にどう映るか」ということよりも「良いものは良い」「うまいものはうまい」「自分にとって面白いものは、これっ」という根っこの部分があまりにもしっかりしていて、そこをゆるがせにしないことで、人間的な魅力が生まれるんだな、ということを、おいらに気づかせてくれたのです。

そのおかげで、おいらは、ブルーズなんていう、あまりにもマイナーな音楽を、他人の目を気にしないで、ひたすら追求することができるようになっていったのだと、思うのですわ。

続きは、こちら~。