林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

バンドの歴史10(スネアとハイハット)

2015年05月06日 10時33分14秒 | バンドの歴史




さて、VROOOMが上京してきたはいいけど、何の楽器を担当するのかさえ、決めてない・・・(笑)

というのが前回のところでしたな。



いやあ、これがねえ、VROOOMがこれしか楽器ができない、とかなら、話は早いのよ・・・


例えば、

ベースだけは弾けるぜっ

だったら、ベース!!(はい・決まり・笑)


ドラムだけならできるぜっ

ほいたら、ドラムよろしくっ(終了!)


ギターなら店長にも負けないぜっ

それなら、ギター3人でやるぜっ(これはこれで面白い)



なんだけど、VROOOMはとにかく器用なもんで、ベースもドラムもギターもそれなりにできる・・・(笑)





一番困るやつだろ・・・(笑)




で、おいらとVROOOMによる話し合いで、候補に挙がったのは、

第一案

当時VROOOMが持っていた、オベーションのベースで参加。


第二案

当時VROOOMが持っていた、ZO-3ベースで参加。


第三案

持ち運びできる、ドラムセットを購入して参加。



第一案の、オベーションのベースは良い音がしていて、しかもVROOOMがフレットを外して(!)そこにパテを塗り込み、フレットレスベースにしていて、これまたいい感じ!!

なんだけど、当時は持ち運びができるベースアンプなんてなかなか無くて、路上だと、ほとんど音が聞こえない・・・

よって、残念ながら、却下・・・


第二案は、当時持ち運びができる、ちっちゃな、アンプ付ギターのZO-3(ぞうさん)というのが流行っていて、それのベース版。

なんだけど、これもねえ、路上では悲しいほどのパワー不足・・・

よって、残念ながら、却下・・・


で、第三案の、ドラムセット購入になるわけですな~。

これはねえ、当時の路上ライブ事情からいうと、かなり画期的(爆笑)

当時は、だれもドラムを使おうなんて考えてなかったもん!!


で、VROOOMを連れて、渋谷の楽器店に行き、スネアとハイハットを購入!!


当時は、カホン、なんていう楽器は存在していたのかもしれないけど、ほとんど知られてないし・・・

VROOOMはストレイ・キャッツが好きだったので、立ってドラムを叩くのは、抵抗がない。


かっこいいよねえ、ストレイキャッツ!!
一番右の人、スネアとハイハットだけだし、立って叩いているでしょ?
このスタイルは、斬新だよねえ~。






ただねえ、必要最小限のスネアとハイハットだけにしても、


持ち運びは、地獄・・・


スネアのスタンドと、ハイハットのスタンド、二つもいるから、とにかく重い!!
スネア自体もかさばるし、現在の「VROOOMカホンセット」よりも相当重かったと思う。

ただ、当時は、今より、やっている曲がロック寄りだったので、サウンド的にはとても合っていて、店長もご満悦!!
そして、ドラムセットを持ち運んで演奏するなんて、ほとんどいなかったので、人目をひきまくり!!
おいらたちは、かなり楽しい路上ライブ生活ができるようになったのです!!

以下、次号!!